2日の新聞に 佐々木閑(しずか)花園大インド仏教学教授が「現代のことば」の欄に 釈迦が「自分が死んだらこの世で一番豪華に火葬し 残った灰を信者に与え 立派な墓で供養させよ」と言ったとある
釈迦の時代のインドは「業」の世界に生きており 「立派な人に供養すれば何倍もの果報が戻る」と考えていた
悟りを開いた釈迦がなくなると「涅槃」に入り完全消滅するので それでも供養を続けられるような葬儀の仕方を指示したのだという
つまり豪華な葬儀と立派な墓での供養は釈迦の信者への慈悲だという
迷惑をかけたくない死に方を望むのが最近の終活の流行りですが 筆者はもっと役に立つ死に方を考えてはどうかと また「自分の死が他人の人生に恩恵を与え 道しるべとなるなら それこそ立派な死に甲斐というものだ」「人の役に立つ死に方とはなにか」と結んでいる
流石だ その通り と感服する
マイクは 終末期の老人に 必殺仕掛人になることをお勧めする
元気な内は 世間体や家族のことを考えるとできないが 人生の最期に罪滅ぼしとしてやるべきことがいっぱいある
安楽自死センターにはそのような思いの老人に バーチャルでもいいから体験させてあげられるようにしたいものだと考えています
人の役に立つ最善の死に方だと信ずるマイクです

最期ならやれる 罪滅ぼしとして

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