2月11日のNHKETV特集のアンコールの5月20日を録画しあったので昨晩見た
「その名は、ギリヤーク尼ヶ崎 職業 大道芸人」

2000年ころから毎年5月3日に円山公園でパフォーマンスするのを見て来ましたが 今年はなかった
86歳の彼は 76歳の弟と同居し ペースメーカーとパーキンソン病で苦しみながら プロとして 昨秋10月に新宿で公演すべく闘う姿を観た
大暴れする乞食を観て 必ずしも好きではなかったが 感ずるところは確かにあった
それにしても悲惨な痩身の老人が 腰が曲がり 手が震え 懸命に踊る姿は観るに堪えない
なのに観る人は母思う彼に涙する
マイクには耐えられない
安楽死を勧めたいとの不遜な気持ちすら起こる
人は最期に何をしたいか
彼はプロの信念を持ち続けているのだが だから美しいとかそんな風には見えない
兎に角見るのも苦しい1時間だった

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