永江朗「広辞苑の中の掘り出し日本語」バジリコ

この本は「辞書を読むもの」と云い 言葉の中に見た思いをエッセーとしている
「心」は「うら」とも読み おもてに見えないものとしての 心と思いだと言う
うらさびしい・うらさびれる等も語感が一致する
著者は「のんき」を生活信条にし「ほたえ死に」とは「遊び暮らして死ぬこと」で 理想の生き方・死に方だ」と絶賛しています
マイクが調べた直訳は「ふざけた行いをしたあげくに死ぬこと」です
また「ほたえる」は ふざける・つけあがる の関西弁
現実には 生き方としては難しいが 死に方としては最後なのだから甘えが許されるでしょうか
須原さんの死に方やマイクの自死道も ほだえている積りはないのですが 著者から見て理想なのでしょうか

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