マイクは昨日の石門心学月例勉強会で 王陽明研究者安岡正篤(まさひろ)の「五計」という思想を知った
人生に五計あるべきで 生計・身計・家計でその最後は「老計」の後の「死計」と言い 死を計るべしと言う
「いかに生くべきか 東洋倫理概論」安岡正篤 致知出版社 (2011/9/16)
特に人間の一生を早年、中年、晩年に分け、それぞれの眼目となるべき倫理を志尚、敬義、立命に絞って人間の生き方を追求。
その内容は4部作の先駆けとして安岡教学を整理するものであり、 基本中の基本となる書でもあります。 30代に足を踏み入れたばかりの安岡師が、 青年子弟の教育養成に尽くすことを己の任とされた 情熱と息吹が溢れる味わいある一書。
死計という言葉に魅力を感じて調べると 凄い人!!知古嶋芳琉のHPに
http://www1.bbiq.jp/chikoshima.com/gokei/shisei-wa-chuuya-no-kotowari.html
辿り着きましたが「死・生は天にすっかり任せるべきで 別に何も畏れることはない」という程度のもののようです
死を計るとは 死を慮る 弁える メメント・モリと同じことで マイクには痺れる言葉ですし マイクは死を弁えて「私の自死道」を探らんとしているそのものです
政財界にも活躍したその陽明学者の死がどういうものであったはかなり気になる WIKIPEDIAには
当時銀座のバーのマダムであった細木数子と再婚の約束を交わしたが、当時85歳で、認知症の症状があったと言われ、40歳近く歳の離れた女性との再婚であり、実際の結婚生活がほとんどなかったことから安岡家の親族が猛反対したが、細木が安岡と交わしたとされる「結婚誓約書」なるものを元に、婚姻届を提出し、受理されたことで、安岡家は東京地裁に「細木との婚姻の無効」を求める調停を申し立てた。その翌月安岡は他界。調停は婚姻はなかったこととして、細木が初七日で戸籍を抜く事(結婚生活は、事実上無し)で決着した。
とある
なかなか思うようには死ねないのです

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