暫らく書き込みがなかったのは 静岡でのダンス公演の後 「マイクの腰痛日記ブログ」にあるように 腰痛が次第にきつくなり 歩くのも困難になって滅入っていたからです
それでも昨夜は 何とか「楽しい死」を探そうとする気持ちには変わりなく 「VIVA DEATH」なるタイトルに惹かれ 鴎座 クレンズド・プロジェクト04の 京都公演を観た
サラ・ケイン、不在のテキストによるパフォーマンス。
忘却の拒絶。詩人の言葉が刻み付つけられる。それは、世界を汚す行為だ。
サラ・ケインの「戦争三部作」(第一部『Blasted』第二部『Cleansed』[『洗い清められ』訳/近藤弘幸])の第三部の仮題。
ケインはタイトル『Viva Death』だけを遺した。唯一の手がかりは"Nuclear Devastation"(「核戦争の惨劇」「原子力発電所の事故」)。
クレンズド・プロジェクト完結編。
川口智子の幻想がつくる、サラ・ケイン最後の作品。
イギリス人劇作家サラ・ケインの作品を扱う演劇パフォーマンスで 知り合いのアーティスト辻田恭子さんの次女暁さんが大役をなされている
1999年28歳という若さで鬱病により自ら死を選んだ彼女の戯曲は世界中で盛んに上演されてい 昨春イギリスで演劇祭・国際学会が開催された
「愛すること」とはどういうことなのか ケインは世界と対峙するために このシンプルな問いを投げかけ 死をVIVAと捉えようとしてタイトルだけを残して自死したのではないか
美しいパフォーマンス作品でしたが マイクの理解を超えていた
やっぱり死をメメント・モリすることはできても理解はできない
簡単ではないから人々を苦しめる
死は苦しくとも思うしかないのでしょうか

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