暫くダンスの東京遠征公演の為 書き込みを留守にした
鈴木潤一撮影
おやじダンサー「ロスホコス」が先月31日 神楽坂セッションハウスで弾けました
見るからに他の仲間とは老いてみえるのが悲しい
行き帰りに 3冊の終活本を読んだ
<達者な死に方>練習帖 賢人達の養生法を学ぶ 帯津良一 文春新書
「養生」とは、文字通り「生命を正しく養うこと」。タバコや酒をやめるとか、ジョギングをするとか、玄米を食べるとかといった、いわゆる「健康法」や「長寿法」とは一線を画しています。当代きっての「養生の達人」帯津先生が、貝原益軒、白隠禅師、佐藤一斎、安藤昌益、賀茂真淵、本居宣長といった江戸の先達たちに学んだ極意をもとに「生命とは何か」「生きるとはどういうことか」「死とは何か」をわかりやすく伝えてくれます。
白隠をしっかり噛み締めて読みながら 白隠が師とし マイクが憧れる白幽のこと思いながら読んだ
「思い通りの死に方」中村 仁一 久坂部 羊 幻冬舎新書
何歳まで生きたいですか?大往生は万人の願望。マスコミは90歳を超えても元気な「スーパー老人」をもてはやし、死ぬまで健康であるべきだという圧力は強まる一方だが、いま現実はどうなっているのか。現役医師2人が、誰も本当のことを言わない高齢者の生き方・老い方・逝き方を赤裸々に語り合った。アンチエイジングを謳い、高齢者を飯の種とする医療界はどこまで信用できるか?そもそも医者の多くがなぜがんになるのか?大往生は可能なのか?等々、遅かれ早かれ誰もが直面する生死の真実。
「死にざま」の医学 永田 勝太郎 NHKブックス
末期状態の患者に、医学はどのように向き合うべきか。現代医学と伝統的東洋医学を併用し、患者の心理状態をふまえ的確に励ますことで、食欲や苦痛の改善などQOL(生命の質)の飛躍的向上や、ガンの進行遅滞が見られ、たとえ末期でも、相対的な健康創りが可能だという。人間の限りない可能性への信頼に基づいた、サルトジェネシス(健康創成論)という考え方から、死を覚悟したうえでの、充実した生のあり方を示す注目作。
そして今次の本を読み終えた
「認知症と長寿社会 笑顔のままで」信濃毎日新聞取材班 講談社現代新書
私たちも、この病気をどこまで理解しているのだろうか。認知症であっても、喜びも悲しみも、安心も不安も、つながりも孤独も感じているという。
直前の記憶が分からなくなっていく不安は、迷子のような心細さかもしれない。いら立ちは、不自由を強いられ、自尊心が傷つき、怒りのやり場がないためかもしれない。周囲との摩擦を避けようと、感情を心の底に沈めているのかもしれない。それなのに、私たちは冷たい視線を向けてはいないだろうか。
国の推計だと、患者数は200万人を超え、30年後には385万人に達すると予測されている。それは日本人の3人に1人が高齢者で、その9人に1人が認知症という時代だ。
患者や家族をどう支えていくか。いま真剣に考えなければ、この長寿大国で、命の尊厳を失わずに最期まで生きることはかなわなくなる。
余りにも多い終活本に飽きてきました
社会問題となる日が迫っています
問題解決は「楽しい死」しかないように思えてなりません

0