「責務」のカテゴリーを作ったのは 末期自死の社会的容認の難しさを直感するばかりに それを社会に訴えるには 考えもしない老人たちを責めることから初めて見るのも策略となるのではとの思いからでした
自死こそ仏教的に理想であり 自死をも考えておくことこそ老人の責務であり そう思わない社会こそおかしいのではないでしょうか
老後を個人の処世として楽しく生きれば良いとしか考えない自己中容認社会ではなく 老人はいかに現に役に立っているのかを認識せねば生きる価値や権利もないはずです
やれるのにやっていない役立たずで無責任無意識な老人を 社会挙ってこれこそ福祉だと 定年と年金の老人天国を作り上げてきました
そのツケがやがて財政破綻無気力の日本として現実のものになるのです
このようにしたのは 波に乗り成長した日本経済にした老人でもあるのです
成功ばかりではなく 失敗を結果として残すことになる老人が反省し 懺悔し世直しをする責務があるのです
老人福祉の社会的コストはもっと生産性ある若者に向けるべきですが そのように仕向けるべきは老人自らでなくてはできないのです
そうすべき責務を強く感じてなりません
社会的負担になることをもっと自覚し 自分の社会的意義をも意識したいものです


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