『差異と平等――障害とケア/有償と無償』
立岩 真也・堀田 義太郎 2012/06/10 青土社
http://www.arsvi.com/ts/2012b1.htm
障害者の生きる価値を問う現場の言葉です
老人の問題と重なっていて大いに参考にしたいのですが 2520円もするので 詳しい紹介があるHPと 新聞書評とかを見て考え込もうと思います
他人の助けを借りる限度・判断についてと その金を誰が負担すべきかと言ったストレートな議論がされているようです
ケアの必要度の判定は ケアを必要とする人自身の訴えに応じてでよい
ケアには労働対価が必要で 税金で支援する人も大役をなしていると言う つまりケアは税金に任せておけば良いと?
ケアを求めない人はそのまま自分で天国へ行ったらよいとでも言っているのでしょうか
ケアを求めて長生きしようとするなら それなりの費用を請求されて当たり前
それくらいなら その金の範囲で楽しい早死にをした方がいいにに決まっている
しかしそのような楽しい死に方がまだ具体的に見えていない

誰が考えるのか 先ずマイクではないかと焦っています
この障害の本はマイクの老人終末論を後押ししてくれているように思えます

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