色ガラスを何層にも重ねてチューブ状に製造し、カット、研磨して作られ、その断面の模様から、山型を意味するシェブロンビーズと呼ばれるようになったと言われています。また、その模様が花や星のように見えることからロゼッタビーズ、スタービーズとも呼ばれています。
多くはアフリカ大陸に渡っているようですが、アジアへも流れ、それらは、その土地土地の民族の嗜好によりその土地にとどまったり、再び旅を続けたりしています。
インド、ビルマの山岳地帯に住む山岳民族のナガ族は古来より装飾品を好み、特に、このベネチアシェブロンビーズを好んで身に付けていたため、アンティークのベネチアシェブロンビーズの多くが彼らの手元に残ってきたと考えられます。
そして今、様々な事情から、今度は逆に、彼らの元から近隣諸国へこのビーズが流出しています。まさにベネチアガラスビーズは今なおトレードビーズとしてアジアを旅しているというわけです。
ただいま写真撮影中です。いましばらくお待ち下さいませ。写真撮影が大変なんです。(^_^;)

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