告白  映画感想

つい最近安くなった小説版を先によんで、そして今回映画を見た。内容自体は知っているのでいきなり映画見た人よりは衝撃は薄かっただろうけど、やはり驚愕という言葉が似合うストーリー展開だった。


3学期の最終日、担任が教師をやめること、そして、事故で死んだとされていた娘はクラスの生徒に殺された、という告白で始まり、その後、ストーリーが進むにつれてだんだんと事件の全要が明らかになっていく。

重要な登場人物にそれぞれ視点が切り替わり、なぜこのような悲劇が起ったのかが、スピーディに頭に入ってくる。そして最終的に、この物語は壮大な復讐と、それぞれの「告白」であるとわかる。

最後まったく救いがないっていうのは、乙一さんで経験があるけど、これはその「せつなさ」とは違うベクトルだと感じた。

主人公の担任の先生も含めて、皆幼稚なんだよな。どんなに悲しくて、腹が立ったとしても、あんな行動はとらないのではないかな。

それぞれの登場人物の気持ちとか生活状況が詳しく書かれているせいで、逆に感情移入ができなかった。読み終わって、そういうことがあったんだな、と感じて終わりというか。


映画版は、本読んでる時には主人公が松たか子ってことしか知らない状態だったからイメージとちょっと違う配役もあったりして、でもそれが新鮮でよかったし、変に原作を変えすぎていなくてよかった。

あの寄せ書き、あんなバレバレだったら普通気づくし、思わず叫んじゃうわ。

映画版は、彼に向って言葉をかけたあと、エンディングロールに入る瞬間に、原作にはなかったセリフ(ひと言)が追加されてて、よりこの作品を衝撃的にしてると思う。

教師といえども人間だし、やっぱり大事な人をなくしたらおかしくなっちゃうんだろうな。

ぜひ映画を観る前に原作を見ることをお勧めします。


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