猿の惑星:創世記(ジェネシス)/あのシリーズの原点が明らかに  映画感想・SF

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猿の惑星シリーズのリメイクはプラネット・オブ・ジ・エイプスがありますが、その続編というわけでもなく=過去の特定の作品のリメイクではないのですが、猿の惑星の原点「なぜサルが地球の支配者になってしまったのか」が描かれています。


製薬会社に務めるウィルは、アルツファイマーの治療薬を作るため、チンパンジーを用いた研究をしていた。その中で作られた112番目の薬の効果は素晴らしく、投与されたうち1匹ではあが、信じられないほどの知能を得た。人体実験の許可を取るため、説明会を開いたが、折から出そうとすると猿は凶暴化し、危害を恐れた人々に安楽死させられてしまう。もちろん研究は頓挫するも、檻の中から猿の赤ん坊が見つかる。彼女(猿)は息子を守ろうとしたのだ。ウィルは彼をシーザーと名づけ、自分の家で暮らすことに。母親の知能を遺伝子、高度なコミュニケーションをとることができるシーザー。安らかな日々が続くかに思えたが、家族を守ろうとした際の誤解から通報され、動物保護施設に入れられてしまう。
その間も薬の研究は続けられ、より強力な113番目の薬が完成。シーザーを引き取る許可も得られ、迎えに行くも、帰りたがらないシーザー。不審がるウィルだったが、彼はすでに人間たちと決別する意思を抱いてた…

予告を見るまでもなく、「最初の1匹」がいるわけで。どんな風に描かれるのか気になっていたのですが、アルツハイマー治療薬とは。ありえそうだから説得力がありました。そもそもがウィルの父親の症状の回復のために一生懸命研究しているわけであって、効果が現れるものの、猿と違って抗体反応(だんだん効果がなくなっていく)が出てきちゃうのも切なかったし、さらにそのウィルの父を守ろうとしたせいでシーザーが保護施設に入れられるというのもダブルでグッと来てしまった。愛情をもって育てれられてるで、力は強いけど、決して人間を襲う猿ではないんですよね。その姿勢は最後まで貫かれていて、カッコよかった。
半ば意地になって、父親のために新薬を開発してしまったせいで、それがアダとなり、とんでもない事態を招くわけですが、ウィルの気持ちも理解できるので、それもまた辛かった。
「人間には限界があることに気がついて」というセリフが出てきましたが、誰もがそれを心に刻んでいれば、こんなことにはならなかったのに。

保護施設に入れられたあと、ひとりぼっちのシーザーのいろいろな意味での戦いや、カリスマ性を見せていく姿、そしてなによりクライマックスのVS人類。すべてにおいて彼の目がいろいろなことを語っていて、人間以上に人間味がありました。

あのラストシーンはいろいろ驚かされ、同時にじんわりと泣かされましたが、原題の「Rise of the Planet of the Apes」のRISEの意味はこのシーンのことなのかな、と感じました。

一応どの映画とも独立した位置づけだそうですけど、猿の惑星の原点としては100点の落としどころではないかなと思いました。シリーズで一番好きです。

感想をしらべたら、あのぐっとくるシーンが台無し?というか雰囲気壊してる感あるので、できればオリジナル音声、字幕で見ることをおすすめします。

あとマルフォイ(トム・フェルトン)が相変わらずの役柄で笑った。

※さらっと書いちゃってますけど、猿の惑星は、不時着した星が知能をもった猿ばかりで、帰りたいよーって思ってたら、実はその星こそが地球だった、というのをDVDジャケットでさらっとネタバレしちゃった映画です。

その過去作で出てきた人名や、イカロス号など、オマージュ的な要素もあるので、そこも注目してみてください。
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