小学館、2013年。上が6月に刊行。中が今月。下は10月の予定。
創業90周年企画、とあり、全10巻で、徒然草などもある。
年齢は不明だが、年配の方ではある。
画風としては、古典的な顔の描き方である。
パリ・ルーブルで絶賛された著者、という帯のフレーズが印象的だ。
他の最近のコミックでは、花園あずき『はやげん!』新書館、2012年。
画風は今ふう。
「これを読めばあなたも明日から/知ったかぶれる!!!!!」と、帯にある。
コミックで、あらすじを前面に出すのは、やや珍しい。
また、砂崎良『マンガでわかる源氏物語』池田書店、2011年。
監修には大学教員名が見える。また、先ほどの著者は、マンガとは別で、コラムと3本立ての内容ではある。
夕顔や末摘花を、「外伝」と思い切るあり方は、むしろコミックらしからぬ感じもする。

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