30cmプライム鏡筒の光軸合わせ 撮影機材
30cmプライム鏡筒の光軸が狂っているとのことで合わせました。
光軸合わせ完了後のテスト撮影(ハマル)

右上側が完璧ではありませんが、まあ80点程度で終了。
共同観測所ですから、定期的な機材整備が欠かせませんね。

主鏡洗浄とセンターマークの確認

アリャリャ!? 主鏡が随分とせり出しています。(2mmくらい)
これでは、主鏡脱落防止リングで思いっ切り圧迫してしまいます。

主鏡の9点支持機構の位置は、初めに定量的に決めておく必要があります。


アイマークを書き、安易に動かさないようにしておきます。
結局、主鏡脱落防止リングよりも-0.5mmとしてあります。
つまり、リングには触れていません。
また、
主鏡のサイドサポート6点も少し緩めました。
主鏡がスルスル回転する程度にしてあります。
ここもアイマークを入れておきました。

主鏡の光軸調整は3組のボルトセットで行います。
引きネジ

押しネジ

コリメーションアイピースで機械的なアライメントを詰めます。

スパイダーが光軸に対して直角になっていないかったので、止めネジ
の穴をヤスって1mmくらい拡大しました。
レーザを主鏡センターマークへ落とし、スパイダーをFixします。

これを3セット交互に繰り返して完了です。
厳密には鏡筒と光軸が平行になっていませんが、それで良いのです。
兎に角、接眼部基準で合わせ込むことが重要です。
ニュートンでも同じです。
センターマークへレーザが落ちるようにスパイダーを調整する。

コリメーションアイピースのセンターへレーザが戻るように主鏡を
調整する。これを3セット。

最後は、実際の星像で追い込みます。
機械加工の見た目と、真の光軸が合っている保証が無いからです。
今回は80点で完了させました。それが冒頭の画像です。
<注意点>
レーザは、あくまでも最終手段と現地確認用ツールです。
光軸がメチャクチャでも、接眼部へ単発レーザを戻すことは出来ます。
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光軸合わせ完了後のテスト撮影(ハマル)

右上側が完璧ではありませんが、まあ80点程度で終了。
共同観測所ですから、定期的な機材整備が欠かせませんね。

主鏡洗浄とセンターマークの確認

アリャリャ!? 主鏡が随分とせり出しています。(2mmくらい)
これでは、主鏡脱落防止リングで思いっ切り圧迫してしまいます。

主鏡の9点支持機構の位置は、初めに定量的に決めておく必要があります。


アイマークを書き、安易に動かさないようにしておきます。
結局、主鏡脱落防止リングよりも-0.5mmとしてあります。
つまり、リングには触れていません。
また、
主鏡のサイドサポート6点も少し緩めました。
主鏡がスルスル回転する程度にしてあります。
ここもアイマークを入れておきました。

主鏡の光軸調整は3組のボルトセットで行います。
引きネジ

押しネジ

コリメーションアイピースで機械的なアライメントを詰めます。

スパイダーが光軸に対して直角になっていないかったので、止めネジ
の穴をヤスって1mmくらい拡大しました。
レーザを主鏡センターマークへ落とし、スパイダーをFixします。

これを3セット交互に繰り返して完了です。
厳密には鏡筒と光軸が平行になっていませんが、それで良いのです。
兎に角、接眼部基準で合わせ込むことが重要です。
ニュートンでも同じです。
センターマークへレーザが落ちるようにスパイダーを調整する。

コリメーションアイピースのセンターへレーザが戻るように主鏡を
調整する。これを3セット。

最後は、実際の星像で追い込みます。
機械加工の見た目と、真の光軸が合っている保証が無いからです。
今回は80点で完了させました。それが冒頭の画像です。
<注意点>
レーザは、あくまでも最終手段と現地確認用ツールです。
光軸がメチャクチャでも、接眼部へ単発レーザを戻すことは出来ます。
