The Search for Extra Terrestrial Intelligence at UC Berkley
堂平の宇宙(そら)から16  堂平の宇宙(そら)から

昨年10月以降、仕事以外無い生活を続けている☆男です。
今日は堂平天文台の91cm反射式望遠鏡の2月営業直前保守を
やって来ました。ドーム内は5℃で全くもって余裕です。

が、

フロッピーディスクは余裕じゃなかったみたい・・・
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起動一発目からディスクI/Oエラーで動きませんでした。
案の定、フローッピーディスクにはヘッドキズが付いていました。
厳冬期にPCを暖めないでFDを突っ込めば、まあ、確実にこうなる。
と言っても、いつも分かった人が使うとも限らないし、
そもそも、今時FDの取扱いなんて知らん人の方が多いわな。

そんなことでゴチャゴチャ言っても始まらんので、
予備ディスクを6枚作って置いて来た。
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FDD AとBの両ドライブで起動させること数回。
更に1時間の通電を行い、2号機と入れ替えました。
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PC-9801DXの2号機でも同様にA,B共に動かし、
その後4時間のエージングを実施。
4枚の拡張カードも清掃後に入れ替えです。
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さて、その他の動作テストもやらなくっちゃ!
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☑自動導入テスト13:30〜

 デネブカイトス☑→火星☑→大きく西へ駆動してマルカブ☑
 →大きく東へ駆動してアルデバラン☑

 特に大きく東から西へ駆動する際、以前発生していたスリップリング
 による接触不良が出ないか入念にチェック。
 LIMIT STATUSやエラーメッセージを出しての停止など、一切なし。

☑赤経軸、赤緯軸クランプ動作(但し、赤緯軸はやや異音あり)
☑主鏡ふた開閉機構 ☑追尾テスト ☑主鏡Focus動作
☑PC-9801DX Bドライブからの起動(2台とも)
☑ドームの左右回転(複数回)
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  +−>ステータローラの”なじみ前”は、ややゴトゴト異音が
       していたが、後半は許容範囲になった。
☑ドーム固定ロック機構の増し締め

☑漏電修理箇所を含む漏電ブレーカの動作監視(正常)

やはりシーズン初めの駆動は、何かと問題が出るという印象です。
今シーズンは、昨年末に購入したシーケンサを実際に組み込んで
テストする必要があります。
私がこのシステムを保守・修理するようになって3年3箇月が経ちました。
今のところは全て正常動作に持って行けていますが、
大きなモータや電気回路全体の致命的な故障、機械系の故障が発生
すれば、100万円単位の修理費用が掛かります。
昨年末のドーム漏電問題に関しては、問題個所の特定と修理を実施
しました。私は電気工事士の資格を持っているため、公式に修理
してあります。
関東電気保安協会さんの漏電調査でも、昨年8月はNGで、12月はOKに
なっていました。こういった外部機関の検査はとても大切です。

但し、気になる点は他にもあります。
それは、ドーム自体の躯体寿命です。
昨年末にドームのバックヤードに入って漏電修理を実施しましたが、
その際に感じたことです。
内壁の木材は朽ち果て、下部鉄筋は湿気で大いに錆びまくっています。

望遠鏡本体の動態保存寿命を、今後5年と見積もっていますが、
ドームはもっと早いかもしれません。
この辺りの判断は、建造物の専門家に委ねたいところです。
重量のある可動建造物ですから、早急にやった方が良いと思います。

今年も1年頑張っておくれ!!
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タグ: 堂平天文台



2019/3/13  18:58

投稿者:☆男(hoshiotoko)

じゃんく王さん

はじめまして。
あれ? 8日の観望会にいらっしゃいましたか!
私もドーム内で黒子をやっていたので、
お会いしましたよね?多分。
分かっていればお話ししたかったですね。
この施設は、未だに機能していることの方が不思議ですよ。
元が巨大なプロ機ですから、一般観望会には全く不向き。
維持、メンテナンスだって役場も困っちゃいますよ。
何だかサッパリわからない訳ですから。
でもね、
ここへ来て実機を見ると、誰もが何かを感じてくれる
ようです。なんて言いますか、歴史的な重みですかね。
私は関係者の様子を観察しながら、いかに町が維持していくか
のアドバイスをやっています。
何でも最新にすれば良いわけではありません。
広い気持ちで望まないといけないと思っております。

2019/3/13  13:01

投稿者:じゃんく王

はじめまして。
今期最初の観望会にお邪魔しました。
計器に笠原さんのお名前がありましたので
ネット検索してこちらにたどり着きました。
東松山在住ですので堂平は30年ほど前からちょくちょく
遊びに来ていましたが、観望会に参加させていただくのは
初めてだったりします。都幾川町が譲り受けてから
ボランティアの方々で運営されておられると聞いてはいましたが
やはりプロの方が保守しておられると知り納得し安心しました。
ブログの過去ログをはじめの方から目を通させていただきましたが
半世紀以上の重機ゆえ一筋縄にはいかない難しさが理解されます。
当方、昨年末に職をリタイアし毎日自由の身となりましたので
これからは県Pの方にも週末に限らずちょくちょく行けると思います。
ご一緒出来ました時にはよろしくお願いいたします。
ちなみに当方写真はやりませんでひたすら眼視のみですが
実態は機材コレクターに成り下がっております。

2019/3/1  18:44

投稿者:☆男(hoshiotoko)

北杜の犬さん

こんばんは。
焦点距離16380mmのF18です。
観望会では50mmアイピースにて327倍で見せています。
思ったほど悪い星像ではありませんが、他に
ミューロン300など、小型の観望機材があるため
マニア受けはしませんねえ〜( ̄▽ ̄;)
本来、この機材はプライム焦点で写真を撮る写真儀だった
ようです。でも、圧倒的な存在感と歴史的価値があるため、
皆さん喜んで下さいます。
本来なら博物館行きレベルの機械ですから。

2019/2/28  10:44

投稿者:北杜の犬

堂平の点検保守ご苦労様です。

こういう施設は技術遺産として残して欲しいですね。

91cmで惑星をみたらどうなるんでしょう。見てみたいものです。

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