The Search for Extra Terrestrial Intelligence at UC Berkley
堂平の宇宙(そら)から6  堂平の宇宙(そら)から

技師長の笠原です。
私がブログでこれらの記事を書くのは、Nikon望遠鏡へのリスペクトと
後世への情報継承のためです。この望遠鏡は日本天文学の歴史そのもの
だと思っております。
なお、堂平天文台関連作業はボランティアではなく、私の会社である
有限会社エイエフテックが、ときがわ町(星と緑の管理委員会)から
正規に受注した仕事であります。

12月17日は堂平天文台で地味な作業を行いました。
目的はシーケンサ交換後の動作検証と一部お客さんへの観望サポート。
時間が取れたため、古い測定機関連を制御ラックから出しました。
まあ、博物館的観点から言えばあった方がカッコ良いのですが、
不要なケーブルが這いずり回っていて良いことはありません。
思い切ってバッサリ逝かせて頂きました。

前回交換した中古のシーケンサは韓国から直輸入したものですが、
これとて24年も前のシロモノ。
一応は動作していますが、何かと妙な挙動も散見されて難儀しています。
本当にシーケンサが原因なのか、交換したPC-98関連が影響しているのか、
機械系のスリップリング接点がイカンことになっているのか不明。
この辺りは時間を掛けて動かしてみないとハッキリ断定が出来ません。

それでも、9月に発生したシーケンサトラブルによる完全停止よりは
遥かにマシな状態です。現状では、西側から自動導入すればほぼ100%
成功しますが、東側から導入すると赤緯軸リミットを検出しました!
アラートや、エンコーダカウントエラーです!アラートなどがでます。
しかし、出現したアラートを消して操作が続行可能という状態です。
エンコーダの位置も、実際には失っていません。

このような状態ですが、昨晩はお客さんにM2 , 天王星 , 二重星団 , M42
をお見せ出来ました。オペレーションに制約があるものの、回避は
出来るというのが現状。尚、今回のように私がメンテナンスを実行しており、
かつ、晴れていればお見せ出来ることもありますが、こればかりは
巡り合わせとしか言いようがありません。
今年の公式観望会は12月9日に終了しています。

制御ラックには、現在必要なものしか入っていません。
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不要な測定器類を外しました。
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ラック背後の配電盤はもはや不要かと思いましたが、なんと主鏡のFocus
関連が来ていました。
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左の小さなFocusカウンタユニットに入っています。
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STAR TRACKERユニットを取り外しました。
これは、たぶんオートガイダーでしょうが、大昔に天文台の職員さんが
製作したであろう装置がつながっていました。
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全ラックのアースを再確認しました。感電防止とノイズ対策に必須です。
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測定の結果、D種接地(旧第三種接地)は維持出来ていました。

21時終了。
恐ろしく地味な作業でした・・・サブイ

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タグ: 堂平天文台



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