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MPCCVは高解像度撮像の夢を見るか?2  天体写真(PENTAX K-1&K-1U)

ここでは30.5cmF4鏡筒であるGINJI-300FNにMPCCV+K−1を付けた場合、
中心部の等倍撮像が実用になるかを検証します。
もちろん、笠井コマコレクターとの組み合わせでは既に高解像撮像が実現できて
いますが、MPCCVと組み合わせてどうか?と言うことです。

結論から言いましょう。
MPCCV+30.5cmF4鏡筒での高解像度撮像は、かなりイケます。
状況は笠井コマコレクターと大差ない感じですが、色収差や
ゴースト処理的にはMPCCVの方が優秀のようです。

下記の画像は↓で撮ったものです。
http://sky.ap.teacup.com/eti_forest/614.html

これをキチンとRAWから処理し、中心部を2000X2000ピクセル等倍で
切り出した大きな画像で評価しました。
いずれもたった数分の少数枚コンポジットで、おおよそ2/3inch
CCDカメラの画角(27'角程度)に切り出してあります。
この画像を見ると、星雲星団・銀河等の撮像にワンショット冷却C-MOS
カメラは不要かな?と思ってしましますね。
K−1等倍恐るべし・・・

共通データ:30.5cmF4Newtonian + MPCCV + WideMountPK改
        + PENTAX_K-1 , フィルター無し , DarkX6 , FlatX6
        , SI7によるデジ現諧調圧縮

IC5067ペリカン星雲中心部2000X2000 pixel等倍切り出し
ISO3200 , 12X180s , 36min Total , Dark=6 , SkyFlat=6 ,
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M8画像中心部4000X4000 pixel等倍切り出し
ISO3200 , 3X90s , 4m30s Total
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M16画像中心部2000X2000 pixel等倍切り出し
ISO3200 , 3X90s , 4m30s Total
クリックすると元のサイズで表示します

M17画像中心部2000X2000 pixel等倍切り出し
ISO3200 , 3X90s , 4m30s Total
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M22画像中心部2000X2000 pixel等倍切り出し
ISO1600 , 4X60s , 4min Total
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M20画像中心部2000X2000 pixel等倍切り出し
ISO3200 , 6X90s , 9min Total
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切り出し範囲は、いずれの画像もこのくらいです。
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これで不満足なのか?

ハイ、不満足です。
正確な評価はほぼ天頂で撮ったIC5067で行うべきですが、一見かなり
まともに見えます。スパイダー光条が割れているのは、スパイダーが
鏡筒中心を通っていなかった問題が原因ですが、現在は修正済みです。
ただ、
フルサイズ全エリアなんてとても無理で、せいぜい24mmX24mmエリアまでが実用域。
全画面で見るなら、一応この程度ではあります。
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まあ24mm角と言えば結構広いですが、やはり星像に面積があって発色に
リアル感が無い。なんと言うか、透明感が無いです。
シュミカセの星像のような感じ・・・
この辺りがMPCCVの限界なのでしょうね。
そもそもF3.5〜F6に対応し、どのF値でもバックフォーカスが55mm±1mm。
焦点距離も変わらないという設計は大したものです。
その分、中心星像が甘く、バックフォーカスを調整しても周辺星像の改善
無く、ボケて行くだけ。とても立派な”汎用コレクター”だとは思います。
パラコアはF値によってバックフォーカス指定が異なるし、
笠井コマコレクターは300FNの中心部はMPCCVよりもシャープに追い込める
ものの、CN15F4では大いに甘い星像でした。

うーん、どれもこれも汎用品の域を出ていない。
当然です、汎用品ですから。

そんなことを考えていた矢先、あるお方からSkyWatcerのF4コマコレクター
がWynneタイプで高性能である・・・との情報を頂きました!
やはり、あの長さはWynneタイプだったのか、そうっだたのか・・・
http://ca.skywatcher.com/_english/03_accessories/02_detail.php?sid=254

しかも、FPL-51硝材を使った4枚構成とあります。
Wynneは3枚構成で済む筈ですが、色収差にも期待できそうです。

TSのと同じ模様。
http://www.teleskop-express.de/shop/product_info.php/info/p5836_GPU-Designed-Aplanatic-Newtonian-Coma-Corrector-4-element.html

FL=600mm時のBF=51.66mmってのが気にはなりますが、

瞬間ポチ!!!

見せてもらおうか、FPL-51硝材を使った4枚構成Wynneコマコレの実力とやらを!
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タグ: 天体写真 PENTAX K-1



2016/9/13  4:44

投稿者:☆男(hoshiotoko)

minerさん

自作したワイドマウントPK改はM48ネジ部BFを調整できるので、
焦点距離ごとに追い込めそうです。
それにしてもTSの2.5" WynneコマコレのBFはシビアなんですね!
50μmずれただけであんなに違うなんて、ちょっとビックリです。
今回買ったF4コマコレは、そこまでシビアでなければ良いのですが。

2016/9/12  21:54

投稿者:miner

連続コメントでスイマセン。
とおいうか、いきなり逝ってしまわれていてびっくりでした。

しかしMPCCはこうやってみると、やはり星像が面積を持っていますよね。
私もピント合わせをどんなに頑張ってもこんな調子でした。
例のコマコレ、値段分の性能は保障できるかと思います。
(やはり専用機は違う! となるといいですね)

http://miner.at.webry.info/

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