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MPCCVは高解像度撮像の夢を見るか?1  天体写真(PENTAX K-1&K-1U)

ここでは15cmF4鏡筒であるZWO-CN15F4にMPCCV+K−1を付けた場合、
中心部の等倍撮像が実用になるかを検証します。
もちろん、30cmF4との組み合わせでは既に高解像撮像が実現できて
いますが、この小さな鏡筒とカメラでダウンサイジングしてどうか?
と言うことです。

結論から言いましょう。
MPCCV+15cmF4鏡筒では、高解像度撮像の夢は見られません!!

まずはこの画像をご覧ください。
クリックすると元のサイズで表示します

左:ZWO-CN15F4+MPCCV+K-1中心部等倍切り出し
右:10cmF6+AC-No,3+K-5Us中心部等倍切り出し

左は昨日撮影したもの、右は2012/10/19(K-5Us発売当日)に奥秩父で
撮影したものです。共に4.85μm程度の素子です。
K−1の画像は台風一過で水蒸気バリバリですから、
大きい星はより大きく、小さい星はそれなりに・・・イヤ
小さい星は写っていません。
シーイングを加味しても、AC-No,3の方が星像が引き締まって小さいような
気がします。

・日本の平均シーイング(RMSだと思われる)=3”角
・MPCCVの設計星像=15μm
・K−1の1ピクセル=4.88μm
・15cm鏡のドーズ限界=115.8/150=0.772"角
・FOVp-p=1.67"角

FOVp-p(Fild of view per pixel)で、

FOVp-p=206 X 4.88μm ÷ 600mm=1.67"角
となります。アークタンジェントを使わずに簡単に
概略計算できる式です。

として考察すれば、
理論値の0.772"角に対して平均シーイング3”角
ですから3.89倍です。ざっと4倍としましょう。
焦点距離600mmで0.772"角ですから、
600tan0.772"角=2.25μmの星像となります。
これが約4倍に拡散されて9μm程になる訳です。

一方、MPCCVの設計星像は15μmとなっています。
中心でも15μm(5.12"角)ですからずいぶん大きいです。
これにシーイングが加算されたら8.12”角となり、
星像は24μm程になります。元の星像が大きいと、
シーイングの影響で更に大きくなるわけです。
3"角は平均シーイング(RMS値)でしょうし、
低空ではもっと巨大星像になってしまいます。
同じ日に、同じ対象を撮影しても、FSQがいつもシャープ
に見えるのは、元の星像が小さいからですね。

一方、
AC-No,3の方は10μm程度の結像性能が出ているものと
思われます。
また、フォーカスバックは自由に設定できますから、
必要なイメージサークルに落とし込めます。
例えば、手持ちの2/3inch冷却CCDであるICX-285AL
であれば対角11mmです。
余裕を見てφ20mmのイメージサークルで最適化すれば、
F値も明るくなるし中心番長ドシャープ撮像鏡筒に変身
できそうです。

30cmF8_RC+フルサイズ冷却CCDで撮っているような画像を
撮影できる可能性があります。
撮像素子の画素が5μmを大きく割り込んで微細化されてきた現在、
20cm以下で中心ドシャープな光学系を組めば、大型機をカモれる可能性が
高くなりました。TOA-130辺りが光学性能的には最高ですが、
いかんせん13cmでF値が暗いです。
20cmF3.3辺りが一つのリミットのような気がしています。

当面は15cmF4にMPCCVでK−1フルサイズ撮影、AC-No,3+冷却CCDで
中心番長撮像、もしくはK−1の等倍切り出し2000X2000画像辺りを
突き詰めてみたいと思います。

30cmF4プライム+ASI1600MM-Coolってのがもう一つのリミット
かって・・・(V)o¥o(V)
そ〜言や〜共同観測所に丁度良いのがあったなあ〜。(^^♪
イヤ、
300FNをF3.3プライムに改造する気イ〜は、毛頭ござーせん!
ハーハッハッハッハッ・・・おっと、
誰かさんに似て来たか?

ちなみに、
県立ぐんま天文台の65cmクラシックカセグレン式望遠鏡
F12(7800mm)にノーマルK−5を付け、ただシャッターを切った
だけの画像を貼っておきます。小細工無し、撮っただけ。
K−5の諧調を十分に発揮しており、素晴らしく高解像で星の色も美しい。
日本の空でも、こういうレベルまでは行けるってことです。

撮影日:2011/09/28
シーイング:5/5
補正レンズ:無し
フィルター:無し
ダーク&フラット:無し
トリミング:周辺のアンプノイズ部分だけをカット

K-5 , ISO3200 , 4X300s , 20min Total , ノータッチトラッキング
クリックすると元のサイズで表示します
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2016/9/13  4:35

投稿者:☆男(hoshiotoko)

あまぶんさん

なんだかわかんけど・・・自粛なのじゃ。
が、また新たなネタがやって来ました。

2016/9/12  22:23

投稿者:あまぶん

このテンプルに、カチンと来る笑い声は、かさ?かり・・・(以下略というか自粛)

反応遅くてすみません。(笑)あってる?。

2016/9/12  21:37

投稿者:☆男(hoshiotoko)

minerさん

TSサイトにもWynneとは書かれていませんでしたね。
F4に最適化された無収差コマコレで、SkyWacherでも売っています・・・みたいな
ことが書いてありました。F4用って所が気に入りました。
明日到着するみたいです。

2016/9/12  18:18

投稿者:miner

え、行っちゃいました?

完全にWynneではないのでタイプと書きましたが、TSのサイトにも少し書かれていますがまともな設計品のようです。ただ組み立て精度だけは心配でした。

また八王子は南の方に住んでいますが、時間的につい富士方面に出かけてしまいます。
そちら方面にも行ってみたいと思っていますので、そのうちよろしくお願いします。


http://miner.at.webry.info/

2016/9/12  3:30

投稿者:☆男(hoshiotoko)

minerさん

コマコレF4、瞬間ポチ逝ってしまいました!
迷ったら買えと言う秋葉の鉄則に従ったまでです。
スタックポインターがオーバーフローぎみ、
脳内アキュムレータが一つしかないため、
レジスタペアの扱いに難儀って・・・何のこっちゃ?!

お近くにお住まいですか!
今度ご一緒しませう。

2016/9/12  0:34

投稿者:miner

コマコレPHがつかないかさんざん悩んで、フルサイズには行かないだろうと安い方にしました。ZWOの鏡筒も同じ状況ですよね。
イメージサークルを見るのにコマコレF4を試されたいなら、お近くにお住まいのようなのでお貸しできますよ〜。

http://miner.at.webry.info/index.html

2016/9/10  20:30

投稿者:☆男(hoshiotoko)

minerさん

あれはやっぱりWynneタイプだったのですね!シュミットさん説明不足ですね。
またまた悩ましいことを聞いてしまいました。
これは試さずにはいられませんね。
調べたところイメージサークルはφ28mmなんですね。
MPCCVでも実質φ28mm程度なので、F4決め打ちなこの製品の方が良さそうです。
MPCCVも笠井のコマコレよりは星像が締まっていますが、まさに、
バーティノフマスクで合わせても、LCDをルーペで見て合わせても星像に面積が
ある感じで納得できないんですよね。
フォーカスバックを変えても余計に甘くなるだけで、周辺が改善されることは
無いようです。悩むなあ〜、4万ですかあ。まあ、コスパは良いのかもしれません。
FPL-51硝材を使っているみたいですし。
いっそ、R200SS+コレクターPH買っとくかなあ〜・・・
いえ、独り言です。
情報有難うございましたm(__)m

2016/9/10  19:17

投稿者:miner

はじめまして、minerと申します。
自分もMPCCVを20cm/F4ニュートンで1.5年ほど使っていましたが、やはり同じように星像が肥大気味、また肥大した部分はノッペリとしていて不満を感じていました。
ただMPCCは皆さんが結構使われていて実績のある(?)コマコレクタでもあるので、本当に悩みましたが...。
しかし先日我慢できずに、とうとうSkyWatcherのコマコレクタF4(Wynneタイプ)を購入してしまいました。これが当たりで写りが全然違い、MPCCの時はバーティノフマスクではピントが出ているけど、星像ではピントあっているの? 状態でしたが、
星像はシャープになり、星の色も自然にでるようになりびっくりしました。
ということで、Wynneタイプのコマコレクタをリスペクトしておきます!


http://miner.at.webry.info/

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