The Search for Extra Terrestrial Intelligence at UC Berkley
ZWO-CN15F4を持って入笠山へ行って来ました。  天体写真(冷却CCD)

今回は入笠山天体観測所の開所30周年BBQに参加し、
そのまま朝まで撮影すると言う強行軍でした。
夜半までは晴れないと言う予報だったのですが、予想以上に
晴れ間が広がってしまい、炭焼き臭いまま撮影に突入しました。
いや〜、コリャ結構キツかったですよ。(^^♪

この新月期は怒涛のテスト撮影スケジュールだった訳ですが、
やはり2インチ差し込みで冷却CCDを使うのは無理があるという結論です。
当たり前ですよね。毎度毎度カメラの保持に気を取られますし、片ボケ画像
ばかりを増産して来ました。ねじ込み式に改造するか、APSCミラーレス機
でお気楽に撮るのが良いかと思います。

尚、今回の画像もテスト撮影なのでコンポジット枚数が少ないです。

標高1800mで冬の星座を迎える。(Panasonic DMC-LX7にて)
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17日夜半〜18日明け方にかけては今季一番の透明感ある星空でした。

水も滴る大夜露でもドライエア・ユニットのおかげで曇り知らず。
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まだ専用フードを作っていませんが、強力なドライエア・ユニットは
こんな夜露も退治してくれました。今回の収穫です。

M1 , L=12X300s , RGB=each 4X300s(2X2bin) , 120min Total ,
NoDarkAndFlat , SSMonoV
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M31 , 4X600s , 40min Total , SSProV2 , Dark=6X600s , SkyFlat=22
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なんと観測所のドームに掛かってしまい、たったの4カット。
アレコレと動作検証ばかりやっていたので撮影に入るまで時間がかかって
しまいました。でも、40分でここまで出たのは1800mの標高とF4鏡筒の
おかげでしょう。

超強調処理してみました。(2016/02/06追加)
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IC434付近 , 2X600s , 20min Total , SSProV2 , Dark=6X600s , SkyFlat=22
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LPS-P2を入れていないので燃える木の色も出ていますが、笠井のコマコレ
を流用しているためにゴーストが激しく、周辺画像も宜しくありません。
ZWO-CN15F4用はオフアキ無しのMPCCVで作り変える予定です。

NGC7023 , 13X600s , 130min Total , SSProV2 , Dark=6X600s , SkyFlat=22
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モノクロ冷却CCDではアッサリ出てくれる分子雲が出て来ませんねえ〜。
18日の宵の入りは水蒸気が多くて透明感がありませんでした。

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撮影日時:2015/10/17-18
撮影場所:入笠山天体観測所(標高1800m)
天候:宵は雲多数、23時頃から快晴、微風、最大級の結露あり
気温:7℃ → 3℃
星空指数:40 → 後に95
シーイング:4/5

撮像鏡筒:ZWO-CN15F4(15cmF4 , fl=600mm)
カメラ:Orion StarShootMonoV (Sony ICX285AL 2/3inch)
Orion StarShootPro Ver2.0 (Sony ICX413AQ APSC)
フィルター:Orion 1.25"LRGB Filters

赤道儀:NEW ATLUX_E-ZEUSU改+ひのきスーパーピラー
ガイド:自作オフアキ + 笠井フラットナー + QHY5L-UM + PHD2_Ver,2.50

撮像時間:画像に併記
ダーク画像:6X600s
フラット画像:SkyFlatを22枚
フラット用ダーク画像:***

ASCOM Platform 6.1 SP1-6.1.1.2627
撮像ソフト:MaxImDL_Pro Ver6.10
画像処理:SI7 , Photoshop cs5

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・今回は入笠山天体観測所 開所30周年BBQの後から完徹撮影を強行した。
 夜半までは晴れないとの予報に反し、予想以上に晴れ間が広がった。
 22時27分頃から撮影に入れたが、0時くらいまでは突然曇ったりもした。
 夜半以降はおおむね快晴となった。

・途中でSSMooVからSSProV2に変更したが、何かと手間取った。
 オフアキを抜かないとフィルタホイールが取れないことを忘れていた!

・オフアキユニットに付けているM48→T2リングが、例によって取れなかった。
 バイスを忘れたため、仕方なく強力プライヤーで外してキズが付いてしまった。

・PHD2にキャリブレーションクリアってのがあったよ。

・R.A.アグレッシブネスを70->120maxにしたら振れ幅が小さくなった。

・DEC.アグレッシブネスを100maxにした。

・赤経赤緯ともmini motionを0.2"にしたら振れ幅が小さくなった。

・RMS=0.77程度になった。


・ドライエアユニットの威力は絶大だった!
 水も滴る大夜露でも、主鏡、斜鏡とも全く雲らなかった。
 ちなみに、星景用LX7は4分でレンズが曇った。
 さらに、
 12V5Ahのバッテリーで一晩連続稼働で来た。(20時〜5時の9時間)
 ただし、シガープラグの接触不良で不安だった。


<M1> SSMonoV

・10:27から撮影開始。(この辺りが晴れていたので。)
 しかし、1時間持たずにベタ曇りで中断。
 再度晴れたので再開した。

・ガイドはRMS=1.2"程度で安定していたが、どうにも星像が丸くならない。
 Focus_30S_NoPHD2_001L.fitでさえ、丸くない!
 バーティノフマスクでピントは合っているのだが・・・
 ミラーの圧迫などを調べた方が良いぞ。


<M31> SSProV2

・2:58から撮像するも、4カットしか撮れなかった。
 理由は50cmドームの屋根に掛かるという、情けない原因。

<IC434馬頭星雲> SSProV2

・4:14から2カット撮影。 すぐに薄明となった。


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<18日昼間のチェック>

・やはり光軸が狂っていた。
 合わせ直したが、なんと!接眼部を90度回転させたときにセットビスを片側締め忘れた
 かもしれない。・・・緩んでいた。
 この影響で接眼部自体が根元から傾いていたという、なんともお粗末な現状があった。
 星像が丸くなかったり片ボケが発生したりするのはコレが原因だったか???

・やはり2インチ差し込みで冷却CCDを保持するのは無理がある。
 どうしても傾く。ねじ込み式に改良しよう。
 クレイフォード接眼部にしてから、傾きや保持、強度などの問題が目白押しだ。
 まだミザールF6の方がマシだ。

・Dark & Flat は全て600S露光、かつ、同じ構図だったのでIC434のものを使い回しとした。

・デジ現とトーンカーブ、σ1.3などの関係がやっとハッキリした。
 トーンカーブでフルビットあぶり出しだろうが、σ1.3からだろうが、要はハイライトを
 飛ばしてでも淡い部分を出し、そこでデジ現するということである。

・デジ現すると星が締まり、描いたような調子ではなく写真調になる。

・AutoSaveでLRGBを保存する場合、L=6 , RGB=each2 のような枚数違いのナンバリングが
 おかしい。L=7となった時、RGBも7から始まってしまう。これは流石にバグだろう。


<NGC7023> SSProV2 (今夜はとてもシーイングが良いが、透明度が悪い)

・18日は夜半まで晴れそうだったので 18:54:20 から撮影に入った。

・望遠鏡は昨晩からセットアップしたままだったので、撮影に入るまで30分と掛からなかった。
 やはり据え置きは良いなあ〜。

・AutoSaveにて 600secX13 カット撮影できた。

・21時30分。突然ベタ曇りに近くなり、モヤも出始めたために撤収した。
 その後晴れて来たが、そのまま帰宅(0:30着)した。

以上。
1



2015/10/20  19:27

投稿者:☆男(hoshiotoko)

りぼんずさん

そちらは紅葉シーズンに入りましたか。
埼玉はまだですし、標高1800mの入笠山でなんとかと言った感じです。
夜露が霜になり、望遠鏡が真っ白になるのも時間の問題ですね。
夜露対策に段ボールフード+ドライエア・ユニットは最高ですよ!
ヒーターみたいに発熱しないので、望遠鏡の気流を乱しません。

2015/10/19  23:58

投稿者:りぼんず

こんばんは。
私も昨日の夜久し振りに晴れたので望遠鏡で写真を撮りました。夜露が凄く、ずぶ濡れ状態でしたが、1時から2時頃暖かい風が吹き始め、撤収の3時頃には乾いていました。
久し振りだったので予定より遅くなってしまい、今日の紅葉の写真撮影の予定に1時間程寝坊してしまいました。

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