The Search for Extra Terrestrial Intelligence at UC Berkley
卍パイダー完成  撮影機材

”すばる望遠鏡のようなスパイダー”が完成しました。
すばる望遠鏡の文献によると、このような形状が良いらしいです。
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これを教えて下さった方がいらっしゃいましたので、
今回はこれを作ってみました。

まずはφ30mmのA5052丸棒から20mmでセンターピースを
切出し、四辺を1.5mmフライスして平らに加工。
センター穴は1.75mm接眼部と反対側へオフセット加工。
続いて0.5mmリン青銅板を金切りバサミで幅20mmで切出し。
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斜鏡短径が42mmあるため、スパイダー板はM2なべで固定。
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端を折り曲げ、バッファ板も1.75mmオフセットして切出し。
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5mm厚の固定ピースをM2皿で取り付ける。
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鏡筒に取り付けるのは大変でした。
見ての通りスパイダーが光軸中心を通っていない為、
両側からテンションをかけるとよじれてしまう訳です。
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スパイダー厚も0.5mmしかないため、大きく撓んでしまいます。
やはり手を抜くと痛い目を見ますね。
設計では5mm厚の引抜きA6063パイプを切り出してスパイダー
リングを作ることになっていたのですが、GW直前で材量が手に
入らず、やむをえず作りながら考えることに・・・

しかし、当然に上手く行きませんでした。
苦肉の策で各固定ピースにクサビ形のスペーサをかますことに
しました。フライスで荒削りし、センターを確認しながらヤスリで
削って行くという作業を強いられました。こりゃ疲れた。

ほんの少しリン青銅のL字部に力がかかる程度に削り込むのが
コツで、これによりスパイダーが強固に固定できました。
初めはナヨナヨしていたスパイダーが”シャキ!”っと張った
時の強度は大したものです。
これならば、鏡筒が傾いたって光軸はズレません。

鏡筒には長穴を空けておき、スパイダーにストレスをかけない位置
で固定します。締結を強固にするために鏡筒の外側から2mm厚の
A5052材で補強しました。これでスパイダー位置の再現性も確保
出来ました。
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仮塗装なのでキタナイですが、こんな感じです。
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今回バッファ板を作ったので、光軸調整がとても滑らかで素早く
完了しました。接眼部から見たところ。
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斜鏡押さえのビスが片方だけ出ているのが気になりますが、
今回の改造で”すばる望遠鏡”のような十字光芒の少ない星像に
なることを期待したいと思います。
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2013/5/9  12:55

投稿者:eti_forest

demioさんこんにちは。
0.5mmでも10cm用だから強度的には大丈夫でした。
ほんの少しテンションを掛けて固定するのがコツで、予想以上にガッチリ固定
できました。今回は手抜きでスパイダーリングを作らなかったのがチョット失敗。
リングがあればもっと精度良く丈夫に固定できたでしょうね。

スパイダーを薄くすることで、微小素子冷却CCD使用時の光芒のまとわり付きを
軽減出来たと思います。APS-C素子ぐらい大きければ、もっと厚いスパイダーで
固定しても良いと考えています。
M81&M82を試写した感じでは、光芒の改善には効果があったようです。

2013/5/9  7:45

投稿者:demio

こんにちは。
スパイダーの形状は色々なタイプがあるようですね。
スバル望遠鏡の画像を見たところ確かにこのような形状になっていました。
気になったのはこの形式ですとスパイダーにテンションを掛けられないのでは?
笠井の15cm反射は0.5mmのペラペラしたスパイダーですがテンションを掛ける(引張る)ことによりピーンと張って剛性が上がります。(注意しないとヨジレますが)
市販の望遠鏡でこの様なスパイダー形状のものは見たことがありませんので興味深々です。

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