中国遼寧省大連で生きるおっさん

〜 「若者」もすなる「ブログ」というものを「おっさん」もしてみんとてするなり  一人の名も無きおっさんが、浅学菲才ながらも、自分の言葉と写真で、毎回一生懸命書いている大連ブログでございます 〜

 

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中国で「武漢肺炎」はいつ終息するかについて

今日も始めは大連地元紙『半島晨報』の「Weibo」から、大連のニュースを1つ取り上げます。

マスク、アルコール、消毒液等、「自衛の武器」が手に入らない中で、大連のタクシー運転手は感染回避のため、頭を絞って考えているようです。大連は「中国一の知日都市」ですから、東京都のタクシー運転手が武漢からの観光客と接触し、感染させられたニュースを見聞きして恐怖が生まれ、「自衛」のきっかけになったことは想像に難くありません。

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ということで、連中は前列の運転手席と後列の客席との間にビニールシートを張り付けて、車内の空気流通をシャットアウト、感染から逃れる、という方法を始めたそうです。

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まるで節電のために冷蔵庫内に貼る「冷蔵庫カーテン」ですね。

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まあこのような稚拙な対処では感染からは逃れられるとは思えず、無意味だと思います。これを「付け焼刃」と言います。

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「この車は消毒済みだよ、マスクをして乗ってね、(助手席ではなく)後列に座ってね」とあります。伝染病の蔓延ですから、私だったら車内会話禁止、現金の受け渡しはダメ(スマホ決済のみ)も足しますね。

中国ではタクシー乗車の際、客は後列に座らず、助手席に座ることが多いです。これも日本ではあり得ない現象ですね。ですから「後列に乗ってね」の記載が足されているわけです。

蛇足ながら、外国人は決まって、日本のタクシーのドアが乗降の際、運転手さんの手動による「自動扉」であることに驚きますね。日本独自の「おもてなし」といえますね。

大連は「知日都市」とはいえ、所詮中国ですから「親日都市」ではありません。この点を「一緒くた」にする方は多いですね。大きな間違いです。民度もたかが知れています。台北と同じ感覚で考えていると、足元を掬(すく)われますよ。

私は今まで「日本人だから」という理由で乗車拒否が一回、乗車中にもかかわらずこの場ですぐに降りろと言われたことが一回、「遠回り」は数知れず、という経験があります。この国では「差別」なんて日常茶飯事ですよ。ですから中国語には汚い言葉が星の数ほどあるんです。必要だから、足りないから「新しい言葉」が次々と生まれる、それだけです。

さて、今日は歴史と自身の経験を武器に、「武漢肺炎」がいつ収束するかについて書きたいと思います。

私はかつて大連でSARSを経験しました。今回の「武漢肺炎」とよく対比されますね。SARSが終息したのが暑くなった7月と記憶しています。ウイルスは高温多湿になると活動も鈍くなり、徐々に消えていきます。

私のブログでは「今日のPM2.5」ネタから始めることが多いですが、現在の中国では大気汚染を解消しようという「真剣な動き」はありません。大気汚染の解消は自然現象頼み、つまり「雨(雪)が降ってくれるか」、「強風が吹いてくれるか」なんですよ。お天道様に頼っているだけなんです。

1、SARSが終息した「主要因」は夏になって高温多湿になったから
2、大気汚染の解消は自然現象(=雨、雪、強風)頼み

なんですね。ということで「武漢肺炎」の終息も高温多湿になる、つまり「夏待ち」ではないかと思っています。中国人が出来ることなど無いんです。

現在の中国ナンバー2に位置付けられている李克強総理は、かつてこちら遼寧省の党委員会書記だったのですが、その時に「遼寧省のGDP成長率を信頼せず、省の経済状況を把握するのに、省内の鉄道貨物輸送量、銀行融資残高、電力消費の推移を見ていた」ということでした。いわゆる「李克強指数」です。こういう方が現在の国務院のトップですから、日々発表されている感染者数、死亡者数はあくまで「追い風参考記録」に留めておくのが無難でしょうね。私は彼の考え方を応用して、「マスク、アルコール、消毒液等が普通に売っている薬局」がポツリポツリと現れた時こそが、本当に終息し始めた時と考えています。「マスク指数」とでも名付けておきましょうか。

大連地元紙『大連日報』の報道によれば、大連の全大学は冬休みが明け、3月2日より始まる予定だった新学期の開始を無期延期にしています。こちらです。大学が始まらないのに幼小中高が始まるわけはないですね。また世界から注目されるF1は4月19日に開催予定だった上海グランプリの延期を早くも決めました。日本政府が「切った」武漢や温州も冷静に見てみると正直、「手の付けようがない、手の施しようがない」状況です。この現実からも3月や4月に「平常」が戻ることは無いと思われます。

今日、中国外務省の王毅国務委員兼外相は自画自賛し、「夜明け」が見えてきたとも発言しました。中国人がこだわる「面子」というやつです。こういう場合は「メンツ」ではなく、「見栄」や「リップサービス」と和訳すると深く理解できますよ。つまり実情は「手の付けようがない、手の施しようがない」状況に対する焦りなんです。

そもそもこの発言が真意を得ているなら習近平や李克強クラス、最低でも中国共産党中央政治局常務委員が発言すべきレベルの話でしょう。序列も低く、政治局常務委員でもないだけに「夜明け」を外し、ま〜た世界中から総スカンを食らった場合、自身の失脚に直結するかもしれません。

まあ「面子」は「無学、無教養、中国好き」には通じても、「有識者や知識人、ハイレベル人材」には通じませんね。

最後に私の考えをまとめます。

1、高温多湿になるまで「武漢肺炎」は終息しない。終息は自然現象と「お天道様」頼み、高品質のマスクと防護服は日本頼み。

2、「マスク、アルコール、消毒液等が普通に売っている薬局」がポツリポツリと現れた時こそが、本当に終息し始めた時。

3、新学期の開始には「児童と教職員の安全、校舎や施設は毎日の消毒、給食と食堂は大量の食材確保」の三点が絶対に欠かせないため、早くて4月下旬、遅くて5月のGW明け、最悪で高温多湿待ちの6月以降にずれ込む。「穴埋め」として夏休みが消えるかも。

です。

子供達に「平常」が戻った時が「夜明け」でしょうね。

「事実は小説よりも奇なり」と言います。死者と感染者が止まらず、社会不安ばかりが大きくなっている以上、今回ばかりは私の「小説」が大きく思いっきり外れてくれるのを強く望みたいですね。

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投稿者:dalian4649
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投稿者:ゆずモンキー
おっさん様、お返事ありがとうございます。どうやらキーワードは医療の「質」というところでしょうか。詳しいエントリーを、ぜひお願いいたします。
投稿者:dalian4649
「yamada」様、こんにちは。

>大連での実態、興味深く拝見しています。

嬉しいお言葉ありがとうございます。

>東京都の個人タクシー運転手
>沖縄のタクシー運転手

メディアによって随分違いが出てきていますね。ただ一つ言えることは「ようだ」、「だろう」と伝聞推量表現が多いので、感染ルートがはっきりしていないという点ですかね。

>簡単に感染してしまう

「赤い国」から来た病原菌ですからねえ。「朱に交われば赤くなる」とはよく言ったものだと思いますね。
投稿者:dalian4649
「ゆずモンキー」様、御訪問ありがとうございます。

>いつも興味深く読ませて頂いています。

嬉しいお言葉ありがとうございます。

>武漢(中国)と日本で一体何がそこまで違うのか

日本と中国の違いを一言で言いますと、「質」の日本に対して、「量」の中国です。「平等」が基本の日本に対して、「格差」が基本の中国ですね。

>おっさん様の見解を、少しお伺いできれば幸いです。

承知致しました。早めに考えをまとめて、後日エントリーとしてアップします。少々お時間を頂きますね。
投稿者:yamada
大連での実態、興味深く拝見しています。

東京都の個人タクシー運転手は客からの感染ではなく
密室の屋形船の中で2時間行われた個人タクシー組合の新年会で感染したようだと。
その屋形船は以前武漢からの客を乗せたのが接点で屋形船従業員も感染しているのだと。

沖縄のタクシー運転手はいずれもクルーズ船乗客を乗せたのでその際の感染だろうと。
いずれもメディアのウケウリですが。

いずれにしても、医師、救急隊員、検疫官なども日本で感染しているので
簡単に感染してしまうようですね。
投稿者:ゆずモンキー
はじめまして、ゆずモンキーと申します。
中国という国についての見方や捉え方、
現地のリアルな状況をいつも興味深く読ませて頂いています。
日本でも既に市中感染が始まっているようで日本中に蔓延するのはもはや時間の問題でしょうか。
以前のエントリーでおっさん様は「日本では武漢のようにバタバタと死ぬような事態にはならない」
というようなことをおっしゃってたように思いますが
武漢の医療水準は日本と比較しても決して低くはないという話を聞いております。
しかし連日増え続ける死者数と感染者数は相当なものですし、非常に恐ろしくもある半面、
逆に日本での状況を見ていると本当にそこまで凶暴なウイルスなのか?という戸惑いがあります。
果たして武漢(中国)と日本で一体何がそこまで違うのか、大変不思議です。
おっさん様の見解を、少しお伺いできれば幸いです。
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