中国遼寧省大連で生きるおっさん

〜 「若者」もすなる「ブログ」というものを「おっさん」もしてみんとてするなり  一人の名も無きおっさんが、浅学菲才ながらも、自分の言葉と写真で、毎回一生懸命書いている大連ブログでございます 〜

 

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焼け落ちる世界遺産・沖縄首里城を見て考えた事、あと中国の報道

11月に入りました。今日の大連は昨日ハロウィンの「PM2.5地獄」から抜け出して、まずまずの大気状況です。

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午後2時の市中心部「青泥窪橋(大連駅)」の大気データです。

さて、今日は無視できない事件が起こったので、急遽、前回のエントリーでの予告を変えます。「世界遺産・沖縄首里城の全焼」です。「琉球国」として歴史的繋がりが深かったこともあって、中国でも大きく取り上げられました。こちらです。

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私自身の趣味、また「散歩がてら」で、当ブログでは常日頃から大連を中心に、いろいろな「史跡巡り」ネタを書いていますが、この火災のニュースと映像は本当にショックでしたね・・・。

私が首里城に行ったのは小学生の1980年代で家族旅行です。当時は何にもなくて見所は「守礼門」だけでした。今と違って「ゆいレール」も無く、鉄道が無い事にビックリし、「ひめゆりの塔」に行って涙し、「万座毛」の絶景に感動し、鍾乳洞の「玉泉洞」のスケールの大きさと凄さに言葉を失いました。未だにはっきりと記憶に残っていますねえ。時代は変わって親父となり、今、我が家のガキと行くなら「美ら海水族館」に行きたいですね。あとはサッカーのJ2「FC琉球」観戦ですかね。LCC(格安航空会社)の就航で、昔と違って財布に優しいばかりか抜群に行きやすくもなりましたしね。

誰もが大切にし、誇りにし、かけがえのないものと考えていた「シンボル」が壊れる、燃えて朽ちる、というのはこれほどまでに人間の心にショックを与えるものなんですね。改めて深く理解し感じましたよ。

これまたガキの頃の話ですが、修学旅行で会津に行きました。戊辰戦争(会津戦争)で薩長に敗れ、飯盛山に落ち延びた会津藩の13〜17歳(!)の武士で構成される「白虎隊」は、山から見える会津若松城(鶴ヶ城)周辺の火災と、ただならぬ様子を見て落城と認識し、「もはやこれまで」と皆、自刃しました。私は昨日の火災で崩れ落ちる首里城の正殿の姿を見て、彼らの気持ちがようやく分かりましたね。

そんな会津若松城(鶴ヶ城)の屋根も、私が修学旅行で行った時代は「黒瓦」でした。今ではしっかりと昔の姿=明治時代に解体される以前の「赤瓦」、に復元されています。

首里城は今回で5回目の焼失(1453年、1660年、1709年、1945年、2019年)とのことです。先程の会津若松城(鶴ヶ城)の例ではないですが、2014年に米国立公文書館から発見された、沖縄戦で焼失前の首里城のカラー映像によれば、当時の屋根瓦は赤色では無い事が分かっています。歴史に準じて新たに再建される首里城の屋根瓦の色は変わる可能性もありますね。

歴史を学んだり、「史跡巡り」をしていても、絶対に経験できないことの一つに「合戦直後のボロボロになった城の姿」そして「炎上し落城していく姿」を目にするというのがあります。もちろんドラマや映画ではこの姿が見られますが、あくまでそれはフィクション内での話。私は熊本大地震でボロボロになった熊本城の姿に、合戦直後(=西南戦争における、熊本城の谷干城指揮する政府軍vs西郷隆盛の薩軍)の姿を「見ました」し、

熊本大地震と中国現地の反応、そして「支那人」(1)
https://sky.ap.teacup.com/dalian4649/522.html

今回のこの首里城炎上、そしてその姿を目の当たりにして実際に涙する地元民の姿に、合戦直後(=会津戦争における会津若松城の「炎上」、それに悲嘆して自刃する白虎隊)の姿を「見ました」。うちのガキが大好きなお笑い芸人・出川哲朗さんの名言ではないですが「これがリアルだから」なんですねえ(泣)。

拙劣な修復で問題となった中国(万里の長城)や韓国(南大門)とは違って、日本の修復技術は世界一と言っても過言ではありません。今回の再建では令和新時代の最新技術、そして世界遺産になったことで沖縄県民に留まらず、焼失を悲しんだ全ての人々の思いと魂が宿ります。その道のりは困難で途方もなく長いですが、平成時代を超える、誰もが「宝」に思えて、精神の拠り所になる、素晴らしい首里城の復元が期待できると思いますね。

不謹慎と言われるかもしれませんが、私はこの「火災事件」を機に、改めて沖縄について、「琉球国」について学び直してみたいと思いました。私一人だけではないでしょう。また大学生時代(1993年)に見た、「少年隊」の東山紀之さん主演のNHK大河ドラマ『琉球の風 DRAGON SPIRIT』も見直したいと思いました。が、こちらはDVD化されていないんですねえ・・・。日本の全国各地にある「宝」=寺社や城、もこの火災事件を機に早速、消防訓練と検査を実施しているのが続々と報道されています。皆、何かしら「失敗から学んでいる、学ぼうとしている」んですね。そして実行に移しているんですよ。「一人一人のこの姿、全国各所のこの姿」が焼失してしまった首里城へのせめてもの「供養」になると言ったら言い過ぎですかね。

小さな国土の国に住んでいるとはいえ、日本人は世界で唯一「こういった姿」を持っているからこそ、焼け野原、地震、津波、から何度でも立ち上がって今現在を築き上げたのでしょう。私はそう考えますね。

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投稿者:dalian4649
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投稿者:dalian4649
「半杭正幸」様、おはようございます。

>したたかに又立ち上がります。

「したたか」という言葉を使うと誤解を受けやすいので、誤解されやすい部分の意を削った言葉で、「力強く」に置き換えると良いかと思います。

>私もかってはそうでした。それが真の愛国心でしょう。

多くの経験、修羅場をくぐってきた方ならではの言葉ですね。「酒、タバコ、女、ゴルフ」浸りの在中日本人に聞かせてやりたいですよ。
投稿者:半杭正幸
日本はしたたかに又立ち上がります。中国に居れば、日本を本当に心配しますよね。私もかってはそうでした。それが真の愛国心でしょう。
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