中国遼寧省大連で生きるおっさん

〜 「若者」もすなる「ブログ」というものを「おっさん」もしてみんとてするなり  一人の名も無きおっさんが、浅学菲才ながらも、自分の言葉と写真で、毎回一生懸命書いている大連ブログでございます 〜

 

日本 今日はこんな日

ただ今の大連 正確な時間

ただ今の大連 天気&気温

ブログ更新カレンダー

2019
October
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

月別アーカイブ

検索



このブログを検索

ブログサービス

Powered by

teacup.ブログ
RSS

2019年8月30日開始の新版人民元「全7種」を入手する、あと「ニセ札」(2)

夜の帰宅時間になって酷い大気汚染の大連です。

クリックすると元のサイズで表示します
夜7時、市中心部「青泥窪橋(大連駅)」の大気データです。「健康に良くない」表示です。

クリックすると元のサイズで表示します
昨日は午後から大雨となり、夜になると雷まで鳴りました。頻繁に雨が降り、湿度も高い南方に比べて、こちら満州では雨は貴重です。せっかく雨が降っても綺麗な大気は一日も保てませんでしたね・・・。

今日は前回のエントリーでちょっと触れた「ニセ札」の話題です。中国では最高額紙幣である100元札、50元札は買い物などの受け渡しの際に念入りに調べられます。「高額過ぎず、かといって低額過ぎず」ということで「中途半端」な20元札はターゲットとなり、ニセ札に多いようです。

日本からの旅行者はまず現金決済ですから、連中からしてみればまさに「鴨が葱を背負って来る」ですね。

クリックすると元のサイズで表示します
大連地元紙『半島晨報』の記事です。3年前の2016年6月9日付けの記事(A07ページ)ですが、見出しは「タクシー料金を100元札で支払ったら、お釣りに4枚のニセ20元札が来た」とあります。この被害女性の心情を考えると、「もう現金はたくさん!二度と使うか!」ということでQRコード派=スマホ決済至上主義派、に移行することは火を見るよりも明らかですね。

最近はスマホ決済社会なので、新聞のニュースですと、この時代の変化を反映して「ニセ札被害」ニュースから、現金決済の拒否=「現金受け取り」拒否のニュースまでも見られますね。「現金はダメだよ」とお客さんにストレートに言うと社会問題になるので、「現金決済でも良いけど、お釣りはないよ」と言って遠回しに拒否するわけです。

まあ使ってみると分かりますが、スマホ決済はとにかく便利ですからね。そりゃ爆発的に普及するでしょう。またこの国の最高額紙幣は100元札で、約1500円にしかすぎませんから、家賃や学費の支払い、大きな買い物をする時などには、手間と安全面を考えただけでスマホ決済の一択です。現金の持ち歩きは量も多くなって危険なんですね。一方で「お上」にとってもスマホ決済は記録に残ってカネの流れが把握できるんで悪い話ではありません。

店側も基本的にスマホ決済を推奨です。設備投資にお金がかからないし、釣り銭確保などの準備も不要、仕事が大幅に減りますからね。

映画館なんかに行くと現金決済とスマホ決済ではチケット価格が全く変わることもあって、現金でチケットを買おうとすると、「ハァ?!」って言われるのが普通ですね。

話を戻します。

こちら大連で十数年暮らし続けていますが、私が今までニセ札を渡されたのは3回あります。私の場合も全て20元札で、100元札、50元札被害はありません。1回目はタクシーのお釣り、2回目はマクドナルドでのお釣り、3回目はローカルスーパーでのお釣りです。

2回目の時はブログネタで書きました。

大連のマクドナルドで渡された偽札を検証する
https://sky.ap.teacup.com/dalian4649/443.html

今回は前回のエントリーでもちょっと取り扱った「3回目のニセ札」を検証します。

クリックすると元のサイズで表示します
上が「ニセ札」、下が「現行版」の本物20元札です。ニセ札はやや小さいですね。紙の質からくる手触りは本物と殆ど同じです。いい紙使っていますねえ(笑)。本物の横流しかと思いましたよ。

クリックすると元のサイズで表示します
裏です。実は前回のエントリーでも取り扱ったように、今回巡り合ったこのニセ札は上下逆さまに印刷されています。が、「間違い探し」をしやすいように、向きを変えて見てみます。ニセ札は下の余白が狭いといったところが違いますね。

今の中国はスマホ決済の国で、実際、財布は不要の国です。「プレゼントにお財布を」という選択はもはやありえません。この間、2024年(令和5年)より日本の1000円札、5000円札、10000円札が新しくなるという事で話題になりました。話題にしていた私は「まだ日本は現金かよ?」なんてバカにされたこともあります。そんな中での中国がまさかの新版人民元の発行です(笑)。やっぱり「お上」は現金廃止までは行けないんですねえ。何故か?

この国は「党治国家」ですからね、人民元発行の「お上」である「中国人民銀行」様が、スマホ決済の代名詞的存在アリババのジャック・マーさんに「負け」てはいけないんですよ。能力もあって「飛ぶ鳥を落とす勢い」の世界的なビジネスマンですが、そりゃ「お上」に「もうこの辺でいいだろう」と早めに「引退」もさせられるというものです。中国の富豪って「短命」なんですよ。こちらです。

「民間」は「お上」を超えてはならない。1位は絶対に「党」、それ以外は「2位じゃなきゃダメ」なんですよ。

今日は折りしも、この「2位じゃだめなんですか?」を乗り越え、世界1位なったスパコン「京」が役目終え、電源オフとなる節目の日ですが、この「迷言」を吐いた、あの中華系女性代議士はさすがに絶対不可侵のこの「序列」を心底よ〜く理解しているなあと思いますねえ。

という事で、中国では今や時代遅れの現金ネタですが、せっかく新版が発行されたので、タイムリーに、ニセ札と共に取り上げてみました。

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ
にほんブログ村
ブログのランキングに参加中です。クリックしていただけますと、当ブログの現在の順位が御確認いただけます。宜しくお願い申し上げます。

投稿者:dalian4649
この記事へのコメント一覧
※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。
投稿者
メール

 
コメント
URL
コメントは新しいものから表示されます。
コメント本文中とURL欄にURLを記入すると、自動的にリンクされます。
投稿者:dalian4649
「印度人」様、おはようございます。

>昔、大連の図書館で偽札の50元札をつかまされました。それ以来、20元以下しか受け取らないようにしました

皆、必ず通る「試練」みたいなものなんですかねえ・・・。

>今のQRコード決済は、偽札対策にもなるので、便利になったなと思いますよ。

やはりこれだけ普及したのは一にも二にも利便性が原因だと思いますね。あらゆる煩わしさが解消されますしね。
この拝金主義国家における「人民総スマホ中毒化」は見ていて面白く、「対岸の火事」なんで「高みの見物」をさせてもらっています。これをテーマに修士論文の一本でも書けそうですねえ(笑)。

>中国の進歩は速い。

ですが終着駅は「絶望」だと思います。共産主義、社会主義を掲げた一党独裁覇権国家だからです。まあ「悪に栄えた試し無し」ですね。
投稿者:印度人
昔、大連の図書館で偽札の50元札をつかまされました。それ以来、20元以下しか受け取らないようにしましたが。

今のQRコード決済は、偽札対策にもなるので、便利になったなと思いますよ。

中国の進歩は速い。

投稿者:dalian4649
「大連に住んでみたいおっさん」様、こんばんは。

>このような出張者で現金決済で、これから不便が出てくるのでしょうか。

最も危ないのが空港から利用するタクシーですね。あとは出張者の場合でしたら特に深く考えなくても問題無いかと思いますよ。

>紙幣や硬貨が代っているとは気付きませんでした。

まだ大連市内では殆ど出回っていませんね。銀行に行ってわざわざ手に入れるといった感じです。

>本物をもらっても偽物と思いそうです。

自分もたまに「出来の悪い」本物に会いますよ・・・。
ご無沙汰しております。昨年末に中国と取引のある会社に転職した関係で、青島へ行く機会が出てきています。このような出張者で現金決済で、これから不便が出てくるのでしょうか。それから、紙幣や硬貨が代っているとは気付きませんでした。私のような浦島太郎では、本物をもらっても偽物と思いそうです。
AutoPage最新お知らせ