2016/7/14 22:26
昨日も今日もこちらの地元紙を含め新聞は「南支那海問題」をトップに挙げています。まあ論調は、あなたの周辺に居る身近な中国人と同じで「言い訳」ばかりです(笑)。そして「大本営発表」と「報道の検閲」ですよ(下記「参考記事」参照)。中国人が世界を舞台にした組織でトップどころか人の上に立てない理由がお分かりでしょう?考えも行動もお粗末すぎるんですよ。幼稚なんです。
こちら中国の子供たちに大人気の日本のアニメの一つで「名探偵コナン」があります。有名な彼の決め台詞は「真実はいつもひとつ!」です。つまり今回、
「中国はフィリピンに負けた」
のです。
世界を舞台に、裁判という正攻法で勝負を挑まれ、国連常任理事国である中国がフィリピン一国に負け、それも「完敗」し、世界中にニュースとして報道され、「正しい歴史」として記録されたのです。これが今回のコナンの言う「真実」です。中国の良い子のお友達は分かったかな?(笑)
以前、「その時歴史が動いた」というNHKの9年間放送された歴史情報番組、ドキュメンタリー番組がありましたが、今年はAIIBの盟友である国連常任理事国・イギリスが没落の第一歩を歴史に刻んだ年です。下手をすれば分裂、独立ですよ。「類は友を呼ぶ」という言葉がありますが、中国も、しくじれば仲良く「逝く」可能性はゼロではないでしょうね。
前置きはこの辺にして、前回のエントリーの続きです。
今日も中国の大学入学試験=全国大学統一入試(通称「高考」)の様子で、教室入室から試験終了、そして採点へと流れる後日までを取り上げたいと思います。なお写真は全て中国のサイトからの転載です。

「身体検査」を終えて教室に入室、試験問題の配布ですね。経済的に恵まれていない地域ではこのような試験会場になります。ドリフのコントで使われたような机と椅子ですね。昭和30年代ですかね。机を前と後ろ逆に使っているのは、机の中にカンニング用具を忍ばせないためです。中国で最も大切なのは一にも二にも「不信」です。

こちらの都市の会場では少し机と椅子がマシになりました。が、やはり机は前後ろ逆に使ってカンニング用具を忍ばせない「対策」を行っています。更に筆記用具以下コンパスや定規類も「指定」用品が用いられています。この地域はかなり厳しく、筆記用具すら一切の私物持ち込みが禁止なんですね。これは中国では地域ごとに異なる「ローカルルール」です。日本にはありませんね。

試験中です。ここの地域は机の「前後逆さま」は無いですね。教室外に置かれた鞄が写っています。当然、持ち込み禁止です。

教室内に置かれたカメラでカンニングや不審な動作を厳しくチェックします。別室で目を光らせる「影の試験官」ですね。あくまで「不信」です

会場外では不審な電波を探知してカンニングを防止します。携帯電話を使ったカンニングが多いですからね。

福建省の省都・福州の試験会場ですね。



こちらの都市の会場でも行われていますね。これが中国人が中国人に対して行い、誰も首を傾げない、試験における日常風景だという事です。

こちらは会場外のママさん達によるボランティア行動です。中国人が避けられる理由の一つとして「うるさい」が挙げられます。プラカードには「ただ今、ここでは高考が行われています。静粛に願います」とあります。中国では「静か」というのは非日常です。

四川省における、ある公園の「警告」です。中国の公園はうるさいです。合唱、演奏、機材持ち込みでカラオケ、集団でダンス・・・。とにかく大音量です。この日は厳しく「警告」が出されています。

会場外で試験の終わりを待つパパママさん他の関係者です。

繰り返しますが大学入試試験です。

私立幼稚園や私立小学校入学試験ではありません。

「その時」を待ちます。

ベストショットポジションを確保!

「その時」が来ました。パパ〜!ママ〜!テスト終わったよ〜!!!一目散にダッシュする高校三年生&浪人です。

部活、趣味、恋愛、アルバイトから一切を切りはなし、勉強のみの「囚人生活」を遅らせると女の子はこういった風貌になってしまいます。社会主義、共産主義国家ですねえ。これが「平等の現実結果」です。

受験生も受験生なら親も親で、湧きに沸きます。

芸能人や有名人の撮影ではありません。被写体は「我が子」です。

大歓声で迎えられます。

まさに「帰還」といったところでしょうか。

花束と共に迎えられ、ママと抱擁。ちなみに試験会場出口周辺には試験終了時間が近づくと「青空花屋」が出没します。中国商人の「嗅覚」をナメてはいけません。

ママは言葉になりません。

花束、更にはプレゼント、と至れり尽くせりです。アイフォーンでパパは記念撮影。

おばあちゃん(祖母)ですかね。共働きが常識の中国では子育ては祖父母が中心という時代になってきていますからね。

試験会場まで来てくれた、お世話になった先生を胴上げ。日本は合格者が先輩から胴上げですね。随分違います。
中国人の精神年齢の低さを見ていただきました。日本は「可愛い子には旅をさせよ」が教育の根本だと思いますね。さてガラリと変わります。

試験が終わって採点会場の様子です。重慶だそうです。

採点者が持参した水筒です。一か所に集められていますね。日本メーカーのコンパクト水筒は質も良く、「日本みやげ」で喜ばれますよ。

答案は試験会場地区ごとに分類されます。

所変わって寧夏回族自治区における採点会場(文系)の様子ですね。



パソコンは全てレノボ製。

作文の採点ですか。言論・報道・出版の自由が無い国の作文やスピーチなど戯言(たわごと)に過ぎません。「本音」ではないからです。

採点会場の後方にデカデカと「公平に、公正に、確実に、能率的に」とありますね。受験する側の異様な光景は散々ご覧いただいた通りですが、採点する側においても、このスローガンがデカデカと挙げられているということで、いかにコネや不正、いい加減さが「蔓延している」かがお分かりいただけるかと思います。蔓延していなければ、こんな「垂れ幕」不要ですしね。改めてもう一度、戒めているわけです。
「中国」政府、「中国」人、「中国」製、「中国」産・・・。
「中国」と書いて「不信(ふしん、しんじず)」と読む。
これが中国人が中国人に持つ「現実」です。「高考」を知ることでお分かりいただけたかと思います。単純明快でしょ(笑)。
参考記事:
NHK海外放送、中国で4回中断…南シナ海仲裁判断のニュースで
北京で13日夜、南シナ海での中国の主権を否定した仲裁裁判所の判断を伝えたNHK海外放送のニュース番組が4回にわたり計約2分間中断、画面が真っ暗になり音声も消えた。当局が検閲したもようだ。
中国では、仲裁裁判について世界の圧倒的多数の国が中国の立場を支持している、などと官製メディアを通じて大々的に宣伝。自国の立場に沿わない事実関係が一般国民に伝わらないよう腐心しているとみられている。(共同)
http://www.sanspo.com/geino/news/20160713/sot16071322220008-n1.html
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こちら中国の子供たちに大人気の日本のアニメの一つで「名探偵コナン」があります。有名な彼の決め台詞は「真実はいつもひとつ!」です。つまり今回、
「中国はフィリピンに負けた」
のです。
世界を舞台に、裁判という正攻法で勝負を挑まれ、国連常任理事国である中国がフィリピン一国に負け、それも「完敗」し、世界中にニュースとして報道され、「正しい歴史」として記録されたのです。これが今回のコナンの言う「真実」です。中国の良い子のお友達は分かったかな?(笑)
以前、「その時歴史が動いた」というNHKの9年間放送された歴史情報番組、ドキュメンタリー番組がありましたが、今年はAIIBの盟友である国連常任理事国・イギリスが没落の第一歩を歴史に刻んだ年です。下手をすれば分裂、独立ですよ。「類は友を呼ぶ」という言葉がありますが、中国も、しくじれば仲良く「逝く」可能性はゼロではないでしょうね。
前置きはこの辺にして、前回のエントリーの続きです。
今日も中国の大学入学試験=全国大学統一入試(通称「高考」)の様子で、教室入室から試験終了、そして採点へと流れる後日までを取り上げたいと思います。なお写真は全て中国のサイトからの転載です。

「身体検査」を終えて教室に入室、試験問題の配布ですね。経済的に恵まれていない地域ではこのような試験会場になります。ドリフのコントで使われたような机と椅子ですね。昭和30年代ですかね。机を前と後ろ逆に使っているのは、机の中にカンニング用具を忍ばせないためです。中国で最も大切なのは一にも二にも「不信」です。

こちらの都市の会場では少し机と椅子がマシになりました。が、やはり机は前後ろ逆に使ってカンニング用具を忍ばせない「対策」を行っています。更に筆記用具以下コンパスや定規類も「指定」用品が用いられています。この地域はかなり厳しく、筆記用具すら一切の私物持ち込みが禁止なんですね。これは中国では地域ごとに異なる「ローカルルール」です。日本にはありませんね。

試験中です。ここの地域は机の「前後逆さま」は無いですね。教室外に置かれた鞄が写っています。当然、持ち込み禁止です。

教室内に置かれたカメラでカンニングや不審な動作を厳しくチェックします。別室で目を光らせる「影の試験官」ですね。あくまで「不信」です

会場外では不審な電波を探知してカンニングを防止します。携帯電話を使ったカンニングが多いですからね。

福建省の省都・福州の試験会場ですね。



こちらの都市の会場でも行われていますね。これが中国人が中国人に対して行い、誰も首を傾げない、試験における日常風景だという事です。

こちらは会場外のママさん達によるボランティア行動です。中国人が避けられる理由の一つとして「うるさい」が挙げられます。プラカードには「ただ今、ここでは高考が行われています。静粛に願います」とあります。中国では「静か」というのは非日常です。

四川省における、ある公園の「警告」です。中国の公園はうるさいです。合唱、演奏、機材持ち込みでカラオケ、集団でダンス・・・。とにかく大音量です。この日は厳しく「警告」が出されています。

会場外で試験の終わりを待つパパママさん他の関係者です。

繰り返しますが大学入試試験です。

私立幼稚園や私立小学校入学試験ではありません。

「その時」を待ちます。

ベストショットポジションを確保!

「その時」が来ました。パパ〜!ママ〜!テスト終わったよ〜!!!一目散にダッシュする高校三年生&浪人です。

部活、趣味、恋愛、アルバイトから一切を切りはなし、勉強のみの「囚人生活」を遅らせると女の子はこういった風貌になってしまいます。社会主義、共産主義国家ですねえ。これが「平等の現実結果」です。

受験生も受験生なら親も親で、湧きに沸きます。

芸能人や有名人の撮影ではありません。被写体は「我が子」です。

大歓声で迎えられます。

まさに「帰還」といったところでしょうか。

花束と共に迎えられ、ママと抱擁。ちなみに試験会場出口周辺には試験終了時間が近づくと「青空花屋」が出没します。中国商人の「嗅覚」をナメてはいけません。

ママは言葉になりません。

花束、更にはプレゼント、と至れり尽くせりです。アイフォーンでパパは記念撮影。

おばあちゃん(祖母)ですかね。共働きが常識の中国では子育ては祖父母が中心という時代になってきていますからね。

試験会場まで来てくれた、お世話になった先生を胴上げ。日本は合格者が先輩から胴上げですね。随分違います。
中国人の精神年齢の低さを見ていただきました。日本は「可愛い子には旅をさせよ」が教育の根本だと思いますね。さてガラリと変わります。

試験が終わって採点会場の様子です。重慶だそうです。

採点者が持参した水筒です。一か所に集められていますね。日本メーカーのコンパクト水筒は質も良く、「日本みやげ」で喜ばれますよ。

答案は試験会場地区ごとに分類されます。

所変わって寧夏回族自治区における採点会場(文系)の様子ですね。



パソコンは全てレノボ製。

作文の採点ですか。言論・報道・出版の自由が無い国の作文やスピーチなど戯言(たわごと)に過ぎません。「本音」ではないからです。

採点会場の後方にデカデカと「公平に、公正に、確実に、能率的に」とありますね。受験する側の異様な光景は散々ご覧いただいた通りですが、採点する側においても、このスローガンがデカデカと挙げられているということで、いかにコネや不正、いい加減さが「蔓延している」かがお分かりいただけるかと思います。蔓延していなければ、こんな「垂れ幕」不要ですしね。改めてもう一度、戒めているわけです。
「中国」政府、「中国」人、「中国」製、「中国」産・・・。
「中国」と書いて「不信(ふしん、しんじず)」と読む。
これが中国人が中国人に持つ「現実」です。「高考」を知ることでお分かりいただけたかと思います。単純明快でしょ(笑)。
参考記事:
NHK海外放送、中国で4回中断…南シナ海仲裁判断のニュースで
北京で13日夜、南シナ海での中国の主権を否定した仲裁裁判所の判断を伝えたNHK海外放送のニュース番組が4回にわたり計約2分間中断、画面が真っ暗になり音声も消えた。当局が検閲したもようだ。
中国では、仲裁裁判について世界の圧倒的多数の国が中国の立場を支持している、などと官製メディアを通じて大々的に宣伝。自国の立場に沿わない事実関係が一般国民に伝わらないよう腐心しているとみられている。(共同)
http://www.sanspo.com/geino/news/20160713/sot16071322220008-n1.html
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投稿者:dalian4649