中国遼寧省大連で生きるおっさん

〜 「若者」もすなる「ブログ」というものを「おっさん」もしてみんとてするなり  一人の名も無きおっさんが、浅学菲才ながらも、自分の言葉と写真で、毎回一生懸命書いている大連ブログでございます 〜

 

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さようなら、そしてありがとう!岡田武史「杭州緑城」監督

今日の大連は真っ白です。最近はこちらでは、とにかくPM2.5に代表される大気汚染の報道が多く、その酷い現状から恐怖すら感じるくらいです。

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朝8時の段階で、大連の青泥窪橋(大連駅)のPM2.5の数値は「320」の重汚染、昨夜は「428」まで上がったんですね・・・。空港のある周水子、また開発区も凄い数値なのが御確認いただけます。さすがに今日は一日、外出することはありませんでした。

さて、昨年、今年と2シーズンに亘って中国サッカー・スーパーリーグ(中超)に属する「杭州緑城」の指揮を執った前日本代表監督でもある岡田武史監督(57)が今年で退任し、中国を離れました。

平日である一昨日11月21日(木)の午後、杭州空港でサポーターに見送られ、中国を後にする岡田監督の様子をこちら中国のマスコミが公開しました。なお写真は全て中国のサイトからの転載です。

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空港に現れた岡田監督です。サポーターの出迎えを受けます。

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横断幕には日本語で「岡ちゃん、ありがとう」とありますね。一人ひとりと挨拶する岡田監督です。

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岡田監督の「故郷」、ジェフユナイテッド千葉(当時は「古川電工」)で今、使われているチャントの歌詞そのままで恐縮ですが、サポーターは「行くなら、俺たちもどこまでも行くぞ!」という存在です。日本人は中国にノービザで15日以内の滞在できる一方で、中国人の個人日本旅行はビザの問題だけではなく、「高い壁」があって困難です。サポーターを代表して、「日本には気軽に行けないけど、頑張ります!」という意味のメッセージですね。誤訳に加え脱字もあるけれど、何とか岡田監督に日本語で伝えたい(=理解してもらいたい)という、彼らの気持ちは思いっきり伝わってきますね(泣)。

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サイン攻めに会う岡田監督です。

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豪華な花束を受け取り、熱狂的サポーターの見送りを受けます。

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岡田監督の似顔絵だらけの「看板」を持参したサポーターです。「We love 岡田」とありますね。

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持参した似顔絵イラストにサインを貰い、深々と頭を下げるサポーターです。感謝に対して「頭を下げる」という行為は中国にはありません。中国は「握手」が基本です。「日本式」で感謝を表します。

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そして一緒に記念撮影です。

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全日空(ANA)の搭乗カウンター前でもサインです。背中にサインを貰う姿に、全員が笑顔なのが非常に印象的です。

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最後は全員で、もちろん「日本式」の「おじぎ」で感謝の挨拶です。年配のサポーターの姿も確認できますね。

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最後の別れです。

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最後の最後まで笑顔を見せた岡田監督です。

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出国手続きに向かう岡田監督です。

以前、「大連阿爾濱(だいれんアルビン)」の観戦に来ていた中国人サッカーファンと話した時、彼は「欧州のサッカーは憧れるもの、日本のサッカーは学ぶもの、中国のサッカーは悲嘆にくれるもの」という「名言」を吐きました。岡田監督はピンチヒッターで二度、日本代表監督に就任し、二度とも自国代表をW杯の本戦に導きました。そして二度目の時には決勝トーナメント進出を果たし、自国の代表を「16強」にまで導きました。これも全部知っています。

またこれは日本では報道されては居ませんが、岡田監督が私立大学の最高峰の一つ「早稲田大学」、それも同大学の「政治経済学部」という最難関学部を卒業していることも極めて評価が高いんですね。中国は「超」学歴社会であり、一人っ子に「賭ける」親の熱意は日本とは比べ物になりません。中国一、日本語学習熱が高い大連のみならず、中国で「早稲田大学」の知名度は日本人が考えている以上に極めて高く、岡田監督は学業で、サッカーで、共に成功を修めた人(=尊敬に値する)という認識も大きいものがあります。

そしてこの学業での成功は「勤勉」という報道に繋がります。アウェーでの移動の際、岡田監督は機内で、いつも対戦相手の資料に目を通し、分析している、という姿は、かつてマスコミ報道されました。

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更に「杭州緑城」の1部残留の可能性がまだ100%決まらなかった第28節(10月23日)には、最終節(第30節、11月3日)に自身の「杭州緑城」と対戦する「大連阿爾濱」の現状把握と分析のため、「大連阿爾濱」vs「貴州人和」の試合に、わざわざ自ら(!)、大連金州体育場のスタンドまで足を運んで(!)、自分の目で試合を見届けています。この「勤勉な姿」、そして「プロフェッショナルな姿」、「最後まで諦めない姿」、「模範として学ぶべき姿」も10月24日付け大連地元紙『半島晨報』(A12ページ)が報じています。見出しは「驚いた事になんと岡田武史監督が大連まで試合を見に来た」とあります。

次回のエントリーは、岡田監督が中国最後の指揮となった、11月3日(文化の日・日)に大連で行われた、2013年中国サッカー・スーパーリーグ公式戦第30節(最終節) 「大連阿爾濱(だいれんアルビン)」vs「杭州緑城(こうしゅうりょくじょう)」の生観戦記を記したいと思います。また「杭州緑城」サポーターの心の琴線に触れた、岡田監督が残した「もの」についても分析したいと思います。

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最後に、空港に見送りに集まったサポーター全員との記念撮影の様子です。岡田監督は中心です。横断幕ですが、「いっつもいっつも厳しい表情ばかりしていた監督、本当にありがとうございました。再び戻って来ていただけることはサポーター一同、大歓迎です!」とあります。こういう最後の最後までの姿、日本のマスコミは報じませんからね。「百聞は一見に如かず」、あの中国という反日国家で、どれだけ日本人・岡田武史監督が愛され、再就任を期待されているかお分かりいただけたかと思います。

サッカーって良いな〜。これこそが「真の」ワールドスポーツですよ!

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投稿者:dalian4649
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投稿者:dalian4649
「JR」様、おはようございます。

>金かけてガンガン選手をとりまくるというやり方。
おっしゃるとおりだと思います。「広州恒大」の圧勝は、金で全てが買えるという「拝金主義」という中国人の「正しい」考え方を証明したもので、官民一体となって歓喜狂乱する下地があります。

この勝ち方っておかしくないか?という問題提起は新聞には見当たらないし、中国版セルジオ越後も居ないのです。

外国人監督、コーチ、助っ人選手を「神格化」する一方で、自国民の代表チームをボロクソに言う。この現実は「外国製は高いが質が良い」だが「中国製は高くてもダメ」という社会をも痛烈に風刺、皮肉っているようで笑えますね。
投稿者:JR
個人的な要因もあるでしょうが、岡田さんが辞めたのは広州の成功も要因にあるような気がしますね。金かけてガンガン選手をとりまくるというやり方。トムバイヤーという日本サッカーの発展の功労者が、広州のやり方は博打だと言ってましたが、そんな感じがしますね。
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