中国遼寧省大連で生きるおっさん

〜 「若者」もすなる「ブログ」というものを「おっさん」もしてみんとてするなり  一人の名も無きおっさんが、浅学菲才ながらも、自分の言葉と写真で、毎回一生懸命書いている大連ブログでございます 〜

 

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危険な中国の月餅を検証する

今日から中国は「中秋節」の三連休です。「中秋節」ということで、御存知のとおり「月餅商戦」が行われています。
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私も例に漏れず、毎年、職場や知人から食べきれないほどの月餅を頂きますが、食べることはありません。いつもご近所さんにあげてしまいます。初めは「何でいつもこんなにくれるの?何で自分で食べないの?」なんて言われましたが、「日本人だから食べる習慣もないし、あえて食べるといっても中身がアズキのものだけだよ、小さいのを一個食べれば十分」と言ったら納得してくれました。例年同様にあげたら、お返しに山ほどのとうもろこしを頂きまして、今日はこれを茹でて、おやつに食べています。

さて中秋節を迎えるにあたって、この月餅ですが、大連の地元紙はどう報じているか、御紹介したいと思います。

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まずは9月5日付け大連地元紙『半島晨報』(B05ページ)の記事です。見出しは「大連の食品売り場で売られている月餅の多くが悪質なプラスチック容器を使用している」とあります。八つのメーカーが発癌性のあるプラスチック容器を使っていたそうです。コストカットが原因と思われますが怖いですね。

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こちらは9月7日付け大連地元紙『半島晨報』(A07ページ)の記事です。見出しは「冷蔵庫の中に眠っていた去年の月餅:今年売られているものと見分けが付かないほど瓜二つ」とあります。昨年の売れ残りが一年間冷凍保存され、詰め替えされた上で今年再出荷、なんてことがあったら嫌ですよね。中国は御存知のとおり、「騙す奴は悪くない、騙される奴が悪い」という「加害者重視(擁護)、被害者軽視(無視)」という独特の価値観を持つ国です。「見分け方」も記載されていますが、嫌な気分にさせられますね。

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こちらは9月10日付け大連地元紙『半島晨報』(A45ページ)の記事です。見出しは「月餅の賞味期限が9か月となっている あなたには買う勇気がありますか?」とあります。法治国家である日本と違って、中国は人治(党治)国家です。この記事によれば中国には国家が定める賞味期限は無いそうです。生産者が独自に決め、消費者は各自で食べれるか食べられないかの「目利き」をするのが現状だそうです。防腐剤のみならず添加物入り月餅にも注意が必要とあります。

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こちらは9月16日付け大連地元紙『半島晨報』(B08ページ)の記事です。見出しは「中秋節に月餅をどうやって健康的に食べるか?」とあります。月餅って危険を感じて、リスクを感じて、命を懸けて、食べるものなんですかね(笑)。記事では一人の教授が月餅は伝統と文化に起因する食べ物だが、健康食品ではないと言い切っているところが面白いですね。

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こちらは9月17日付け大連地元紙『半島晨報』(A38ページ)の記事です。見出しは「月餅のパッケージで用いられているプラスチック容器が悪質なものかどうかは、火をつけて燃やすことで判別できる」とあります。日本人的には見出しを見ただけで抱腹絶倒ですが、発癌性を含むということで、現地人にとっては「生死の分かれ目」なのでしょう(笑)。中国の月餅は日本のとは違い、その「餡」の種類が豊富なのが特徴なのですが、その下の見出しは「アワビやツバメの巣入りの月餅:パッケージにある、体に良いなどの記載は嘘っぱち」とあります。

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で、同記事の右下です。アップにしてみました。見出しは「月餅を食すべきでない4種の方々」とあります。

1、子供
2、老人
3、病人
4、肥満の方

だそうです。健康な、多少の障害にも負けない体と体力の持ち主のみが中国の月餅を食べても良いようです(笑)。一家団欒では食べれる代物ではないんですね。素直に動物の餌にでもしたほうが良さそうですね。

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こちらは本日19日付け大連地元紙『半島晨報』(B02ページ)の記事です。見出しは「例年より月餅の投売りが早く始まった 化粧箱入り贈答用は定価の7割にも満たない価格で売られている」とあります。消費者も伝統と文化風習に起因する食べ物とはいえ、「高い、危険(防腐剤、添加物、発癌性)、不安(生産日時、賞味期限)」の三拍子が揃った食べ物は買いたがらないですよね。

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で同じく、本日19日付け大連地元紙『半島晨報』の記事で、こちらは天気予報欄(A15ページ)です。同ページの下にもう一度(ここが大切!)「警報」が大きく書かれていますね。


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アップです。「警報」=見出しは「この6種に該当する方々は月餅を決して食べ過ぎないように」とあります。

1、高血圧の方
2、高脂血症、心疾患の方
3、糖尿病の方
4、赤ちゃん子供、老人
5、胃腸の病気の方
6、胆のう炎、胆結石の方

だそうです。もはや食べられる人はかなり限定されますね。

以上が現地・大連人を読者対象とした地元紙の報道です。これが「無修正」というものです。日本の観光本や現地日本語フリーペーパーなど、日本人読者を対象とした「モザイクをかけた」情報とは180度(!)異なると思います。中国の月餅は贈るのも食べるのも正直、控えたほうが賢明です。プレゼントで送るのは殺人未遂(笑)ですね。

近年、何でこんなに「月餅商戦」が加熱したかと言うと、やっぱり粗利益が良いからでしょうね。「凄い安い値段で作れて、凄い高い値段で売れる」その一点だけだと思います。

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じゃ、「手作り月餅」でいこうか!となるんですけど、こちらは8月29日付け大連地元紙『半島晨報』(B08ページ)の記事です。見出しは「手作り月餅が格好良い しかし既製品を買った方が値段的にはお得」とあります。今の中国はバブル崩壊に加えてインフレですからね。

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一例を挙げると、月餅作りには必須の「卵」も、たった二か月間(7月〜9月)で約22%の値上がりですよ。こちらは9月11日付け大連地元紙『半島晨報』(A18ページ)の記事です。見出しは「市内の一部のスーパーでは普通の卵の供給が停止されている」とあります。皆「ローカルブランド」の名前の付いた「ブランド品卵」ばかりで、その多くが500グラム7元〜という価格です。そして卵の21.66%の価格上昇が強調されています。

結論です。「世界最強の月餅」とは何か。日本の大手製パン業者・山崎製パン(ヤマザキ)の月餅ですね。安価、安心、しっとり柔らかい、美味しい、コンビニ中心に入手しやすい、一年中いつでも食べられる・・・。

月餅 一個84円  口コミはこちらです。
特選月餅 一個114円  口コミはこちらです。

そう言えば、ヤマザキの配送トラックの横には「食パンを食べる女の子」、そして「世界のパン」のロゴが入っていますね。この月餅が全ての面で世界一、世界最強だと思います。

今日のエントリーは「誤解が多い」中国の月餅について地元紙の数日分を使い、「点」ではなく「線」で見て、検証してみました。

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投稿者:dalian4649
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