中国遼寧省大連で生きるおっさん

〜 「若者」もすなる「ブログ」というものを「おっさん」もしてみんとてするなり  一人の名も無きおっさんが、浅学菲才ながらも、自分の言葉と写真で、毎回一生懸命書いている大連ブログでございます 〜

 

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騙されたアネルカ、「上海申花」を退団へ

本日付け大連地元紙『半島晨報』(B12ページ)によれば、今日は最低気温マイナス13度、最高気温もマイナス7度となっています。寒い一日です。さて今日のエントリーは前回の予告を変更してサッカーネタです。

今シーズンの中国サッカー・スーパーリーグ(「中超」)に、世界中をあっと言わせて入団した前チェルシー所属で、元フランス代表でもあるスター選手「ニコラ・アネルカ」の「上海申花」退団が決まったようですね。

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こちらは12月18日付け大連地元紙『半島晨報』(A29ページ)ですが、見出しは「アネルカと上海申花の解約手続きが完了 来年の契約は残るも既に給料は未払い状態」とあります。

給料未払いという原因は中国(人)の「十八番」ですね。「騙す奴より騙される奴が悪い」という彼ら独自の「世間一般常識」です。約1年前という早い段階から、こうなる「結末」を予想したサッカーファン&マスコミは多かったですね(下記「参考記事」参照)。「誰もが予測できる悲惨な結末」という点では昨年起きた中国新幹線の事故と同じです。

こちら中国では今シーズン初めのアネルカの「上海申花」入団に対し、移籍金ゼロ、年俸1300万ドル、2年契約、と報じられていました。日本円で考えると、週給が約3100万円(!)だそうですから、今のこの御時勢、まさに夢のような数字です。このアネルカ入団をきっかけに中国サッカーの各チームも大物スター選手獲得にこぞって参戦し始めます。中国(人)は見栄(中国語:面子)という外面(そとづら)だけを極端に重視する民族ですから、あのチームがあの選手を採ったのならうちもそれなりの選手を、いやそれ以上の選手を、となるわけです。

アネルカの給料も初めのうちは支払われていたようですが、やはり最後は焦げ付き、支払われなくなった。「三日坊主」、「嘘(詐欺、朝令暮改)」、「契約不履行」・・・。中国(人)とのビジネスでは日常茶飯事に起こっている現状です。まあバブル崩壊が甚だしい今現在の中国では人も企業も、とにかく「撤退」がブームです。中国人、中でも自国の政治を司る党幹部、いや国のトップである習近平ですら、身内をこぞって海外脱出させている有様ですしね。自国の人間ですら離れているのに、外国人が中国に寄り付き、幸せになるというのは夢物語のようですねえ(笑)。

「一党独裁人治主義」
「自己中心主義」
「拝金主義」
「縁故主義」
「暴力主義」
今のこの時代、中国(人)が頑なに堅持する、この「5つの主義」。世界相手にこれではもう孤立しかないわけですよ。

各種「トラブル」はアネルカだけでなく、同チームに所属するドログバ、また「広州恒大」に所属するコンカなどにも現在進行中で起きていますね。私は中国リーグに来る大物スター選手の存在をよく「性風俗業界における風俗嬢」に例えます。性風俗嬢の場合、「給料は高いが得るものは無い、絶えることの無い給料未払いの危険性と性病」です。中国サッカーに来る大物選手の場合は「給料は高いが得るものは無い、絶えることの無い給料未払いの危険性とカンフーサッカーによる怪我」です。大金の提示に喜び勇んで来てみたが、ふと冷静になって考えてみると満足感より失望感の方が勝る。ここに共通点があり、これは「後悔先に立たず」とも言いますね。

実際、前「広州恒大」の監督で、昨年、自身の指揮で中国リーグを優勝に導いたイ・ジャンスが金銭的には全く問題ないにもかかわらず、チームの要請に嘘をついてまでパク・チソンの中国リーグ入りを独断で阻止し、「中国リーグに関わるな」としたのも、頷けるというものです(下記「参考記事」参照)。彼は「自身の将来と韓国サッカーのイメージが大切」、また「中国スーパーリーグが、パクにふさわしい舞台ではない」、「中国サッカーが韓国サッカーのレベルに追いつくことは、絶対にあり得ない」としています。この「大物選手は中国リーグに関わるな」は日本サッカー協会や現在、中国の「杭州緑城」に身を置く岡田武史監督、更には日本人全選手も頭の片隅に置いてよい、いや置かなければならない教訓(=歴史)ではないかと思います。

大連の観客はアネルカ相手でもリスペクトなど一切無し。彼の目に対してレザーポインター攻撃を仕掛けましたし、ましてや中国人選手が日本人「大物」選手相手にどう当たってくるか、こんな「悪夢」は誰にでも予測できるのです。怪我で選手寿命を縮める、また失うというのはサッカーという世界では日常茶飯事です。最近では浦和レッズの元日本代表FWである田中達也(29)選手がクローズアップされましたね。

ところで、ビジネスの世界では「(周囲の)環境が人を創る」とも言われますが、中国リーグにおけるアネルカはあの凄いアネルカではありませんでした。八百長、カンフー、酷い審判、酷いピッチ、酷い観客・・・。チーム運営も酷く、アネルカは一時期、監督代理、アシスタントコーチ、キャプテン、選手、「営業」、マスコミ応対、を全て一手に引き受けていました。こんな環境の下で前評判通りのスーパープレイや「無双」を発揮せよ、といってもそれは無理というものです。更にサッカーは11人でやるものですし、中国人チームメイトとの著しい「技術能力格差」も考えなくてはなりません。

前にも書きましたが、中国における、いわゆるサッカーって、我々日本人や世界の人々のサッカー(フットボール)とは別物で、やはり「暴力(カンフー)」と「草サッカーレベルの審判」が中心の「足球(zu qiu)」というサッカー「もどき」に過ぎないんですね。サッカーと「足球(zu qiu)」は似て非なるものです。外見上は似ている日本人と中国人が、実は「月とスッポン」の存在であるのと同じです。

「足球(zu qiu)」とは「汚いサッカー」と訳す
http://sky.ap.teacup.com/dalian4649/295.html

気になるアネルカの移籍先ですが、現時点のマスコミ報道ではイングランド・プレミアリーグの「クイーンズ・パーク・レンジャーズFC(QPR)」が有力なようですね。パク・チソンが移籍して注目を浴びたチームで、実現したらこれまた面白いですね。

上海にマンチェスター・ユナイテッドFCが来ます。あとパク・チソン頑張れよ!
http://sky.ap.teacup.com/dalian4649/319.html

何はともあれ壊されずに中国を離れることが出来るのは本当に幸運なことです。アネルカは「足球(zu qiu)」参戦で、サッカーは「一年間のブランク」がありますが、あのプレミアリーグという世界最高峰の舞台で、また我々を驚かすような凄いプレーを見せて欲しいと思っています。

最後にアネルカ関連の当ブログのエントリーです。

アネルカと孫継海の再会、そして「大連阿爾濱」
http://sky.ap.teacup.com/dalian4649/255.html
アネルカ「監督」、初勝利ならず
http://sky.ap.teacup.com/dalian4649/292.html
アネルカの失明を狙う大連のサッカー観客(1)
http://sky.ap.teacup.com/dalian4649/297.html
アネルカの失明を狙う大連のサッカー観客(2)
http://sky.ap.teacup.com/dalian4649/298.html
アネルカに絡む「支那人」について
http://sky.ap.teacup.com/dalian4649/316.html
ついに出た、アネルカの「もう中国を離れたい」報道
http://sky.ap.teacup.com/dalian4649/322.html

アネルカの中国サッカー・スーパーリーグ(「中超」、全30節)、「上海申花」での成績は22試合出場(全て90分フルタイム出場)、3ゴール、6アシストでした。「上海申花」も今シーズンはドログバ&アネルカという世界でも屈指のツートップを実現させましたが、リーグ戦(全16チーム)は第9位(8勝8敗14引き分け、勝ち点38)で終わりました。優勝した「広州恒大」からは勝ち点で20点もの大差をつけられ、ACLの出場権ですら獲得できませんでした。「大型投資」大失敗と言わざるをえませんね。

バブルは崩壊しているのに、今後も中国リーグでは考えられない大金を提示して(=見せ金)入団をさせ、入団後、契約内容を「朝令暮改」、「不履行」し、給料も不払いで踏み倒す、といった手段が頻発するんですかね。あまりに短かった中国サッカー界の「春」。ピークを過ぎた大物選手が所属する行き先としてはアメリカやオーストラリア、中東が主流となるでしょう。




参考記事:
サッカーのスター選手・アネルカは中国ではなく日本に行くべきだった

 2012年1月30日、中国の事情に詳しい英国のスポーツライター、アンドリュー・レイマー氏が「アネルカは日本に行くべきだった」と題した記事を中国のブログサイト・網易博客に掲載した。以下はその内容。
 我々がよく知っているアネルカが、日本ではなく中国に行った。彼は恐らく、チェルシーを去る際に恩師・ベンゲルの忠告を聞かなかったのだろう。しかも、中国で最も人気のあるスポーツはバスケットであり、数カ月前までは英雄扱いされていた男子代表のドンワルド監督が中国で最も叩かれている人物の1人になっていることに気付かなかったのだろう。
 筆者はアネルカの中国行きは失敗だったと思っている。彼がグラウンドで成功してもしなくても、最終的には悪者扱いされて中国を去ることになるのは目に見えている。「英雄は必ず責められて最後は悲惨な結末を迎える」。これが中国人の文化なのだ。日本人と違い、中国人は西側世界の人間を恭しく迎え、救世主扱いする。問題を丸投げし、解決してくれるのを待つ。
 だが、一時的にはよくなっても、根本的な解決にはならないので長くは続かない。再び問題が現れた途端、今度は悪者扱いし始める。ドンワルド監督は本当によくやったと思う。ヤオ・ミン(姚明)のような選手がいない状況で、男子バスケットはサッカーと同じように低迷していたが、これを2度の優勝に導いたのだ。
 だが、中国人は「運がよかっただけ」だと認めようとしない。中国サッカーもミルティノビッチ監督のもとで史上初のワールドカップ本大会出場を決めたのに、やはりこれも「運がよかっただけ」としか言わない。
 ベンゲルは日本文化をこよなく愛するフランス人だ。彼1人だけではない。欧州全体、いや西側全体が日本を愛している。ベンゲルが日本にいた時、日本語が分からなかったため寂しい思いをしていた。そこで、クラブの経営陣は毎晩、彼と一緒にビールを飲んだ。言葉が通じないにもかかわらず、だ。日本では誰もベンゲルの仕事に口出ししなかった。マスコミも好き勝手に記事を書くようなことはしない。仕事の環境が中国とは雲泥の差だ。
 中国では偉い人は何をしても許される。専門的なことは一切分からなくても偉そうにふるまってよいのだ。以前、ウィルキンソン元イングランド代表監督が上海で監督をしていた時、市長がズカズカと彼の更衣室に入り込んで選手に説教をしたので、監督が怒ってすぐに帰国するという事件が起きたこともある。
 アネルカもそのうち、同じような目に遭うのではないだろうか。その前に、中国もかつての生徒である日本人のやり方を学ぶべきだろう。
2012年2月4日
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=58466&type=


広州恒大前監督、同胞パクの獲得を制止したと告白

 広州恒大の前指揮官であるイ・ジャンス氏が、同クラブのMFパク・チソン(現QPR)獲得に向けた動きを制止していたことを明らかにした。
 広州恒大の首脳陣は今夏、アジアを代表するスター選手の獲得を目指し、当時マンチェスターUに在籍していたパクに目をつけていたようだ。金銭面でパクを満足させられるオファーも用意していたが、そこに待ったをかけたのが同胞のイ・ジャンス氏であったという。
 10年にわたって中国スーパーリーグで監督を務めてきた韓国人指揮官は、パク本人に自身の将来と韓国サッカーのイメージを考えるように訴えるなど、中国行きに猛反対した模様だ。イ・ジャンス氏は、韓国のテレビ局『JTBC』に次のように告白している。
 「パクは100年に1人の逸材であり、韓国サッカーのシンボルだ。欧州サッカーのレベルと比較し、中国スーパーリーグに行くことがあってはならない」
 「広州恒大はパクを獲得するようプレッシャーをかけてきた。だから、私は嘘をつかなければならなかった。クラブには、『パクには中国でプレーする意思がない』と伝えたよ。嘘をつくことには気が引けたがね」
 イ・ジャンス氏はまた、「中国サッカーが韓国サッカーのレベルに追いつくことは、絶対にあり得ないと思う」ともコメント。中国スーパーリーグが、パクにふさわしい舞台ではないことを強調している。
 広州恒大はイ・ジャンス氏を5月に解任し、後任としてマルチェロ・リッピ氏を招へいしている。
2012.7.15
http://www.sanspo.com/soccer/news/20120715/int12071513080001-n1.html


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投稿者:dalian4649
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