中国遼寧省大連で生きるおっさん

〜 「若者」もすなる「ブログ」というものを「おっさん」もしてみんとてするなり  一人の名も無きおっさんが、浅学菲才ながらも、自分の言葉と写真で、毎回一生懸命書いている大連ブログでございます 〜

 

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ハルビン大連高速鉄道、開通「一番列車」乗車記(2)

今日の大連はお昼近くにかなりの降雪がありました。ちょうど「外回り」の用事があったのですが、先方の都合でキャンセル。日中は一旦、家に帰りました。で、近所の雪景色です。

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木々に程好く雪が乗り、綺麗です。突き当たりは旧・春日小学校(現・二十三高中)です。

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で、旧・春日小学校(現・二十三高中)です。満州国時代と変わらぬ姿を保っています。

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こちらは旧・東本願寺(現・大連京劇院)です。

さて、昨日のエントリー続きで、ハルビン大連高速鉄道(中国語:「哈大高鉄」)=「中国新幹線」の乗車記です。大連駅発の開通「一番列車(D8049次)」を利用し、終点の瀋陽北駅まで来ました。今日のエントリーは逆ルート=帰りです。

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行きで大連駅、瀋陽北駅、そして「二等席」と経験しましたので、帰りは「瀋陽→大連北」、そして「一等席」を選びました。価格は187元(=約2500円)でした。列車は「D8062次」で、「瀋陽(16:46)→大連北(19:05)」です。これまた「黒墨」が多くてすみません。

日帰りですので、帰りの「新幹線」まで約3時間あります。瀋陽の観光地というと、

1、瀋陽故宮(世界遺産。清朝の祖・ヌルハチと2代目・ホンタイジの王宮)
2、東陵(ヌルハチの陵墓)
3、北陵(ホンタイジの陵墓)
4、張氏帥府(張作霖&張学良の官邸兼私邸)
5、九・一八事変博物館(柳条湖事件勃発の地)
6、蒸気機関車陳列館(スカイブルー色の超特急あじあ号の現物展示)
7、怪坡風景区(上り坂は楽、下り坂はつらい、という摩訶不思議な坂)
8、瀋陽(旧・奉天)中山広場にある満州国時代の建築群

が、外せない見所ですが、私は既に「全制覇」していますので、特に触手は伸びません。またここ瀋陽は先日の反日暴動で日本領事館がかなり酷い襲撃を受けたように、東北三省最大の反日都市であり、更には中国人自体が称しているように「瀋陽市は汚い町の代名詞」です。海の無い工業都市だけに大気汚染も酷いですしね。こんな御時勢ですし、今の私にとって長居は無用です。とりあえず地下鉄で瀋陽北駅から瀋陽駅に移動します。

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瀋陽の地下鉄路線図です。切符は2〜4元(=約30〜50円)とリーズナブルです。朝夕の渋滞時間帯、また酷寒の時はバスよりこちらですね。

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「地下鉄・瀋陽北駅」、または隣の「地下鉄・岐山路駅」から乗車、「地下鉄・瀋陽駅」までは2元(=約30円)です。写真は「地下鉄・瀋陽駅」のホームに列車が着いたところです。

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改札口を抜けると切符の自販機が並んでいました。

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地上へ向かう階段の途中には「瀋陽駅」と大きく書かれていました。

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地上に出ました。瀋陽駅(東口)です。満州国時代の1938年(昭和13年)に完成、設計者は南満州鉄道の太田毅で、当時は奉天駅でした。日本の東京駅がモデルです。只今、拡張工事中で利用できず、利用は全て裏側(西口)からの利用になります。背後に鉄骨むき出しのアーチ状の姿が確認できます。

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時刻は大体、午後1時。寒さと空腹に我慢できず、駅前の「吉野家」に入ります。

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牛丼のセットを頼みます。キムチ&小松菜の味噌汁付きで22元(=約290円)でした。のんびり食べて味噌汁を飲んで体を温めます。生き返りました(笑)。

まだ2時間ほどあったので、駅から一番近い観光地(かつ無料)の「中山広場」に向かいます。駅前「中山路」を直線10分ほど歩くだけです。先程挙げた「瀋陽(旧・奉天)中山広場にある満州国時代の建築群」です。

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まずは広場中央にある毛沢東像です。「世界エイズの日」の看板が掛けられています。最近「お上」はこの人の取り扱いに本当に困っていますね(笑)。「死せる孔明生ける仲達を走らす」ってやつです(笑)。

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横から見たところです。最近、中国は「大朝鮮」なんて揶揄されていますが、あながち間違いとは言えない彫刻ですね(笑)。

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旧・奉天大和ホテルです。

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満州国時代の遺構をしっかりと残してくれているのはありがたいですね。

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アップで。

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何とも言えない歴史の重さを感じます。

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旧・奉天警察署です。

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旧・横浜正金銀行奉天支店です。

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旧・東洋拓殖株式会社奉天支店です。

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旧・朝鮮銀行奉天支店です。

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一通り写真を撮ったところで駅に戻ります。瀋陽は遼寧省の省都であり、駅もとにかく大きいので、東口から西口へ行くにはぐるっと大きく迂回して、地下道を通って行かなければなりません。酷寒の中、ひたすら歩きました。で、西口に着きました。歴史の重み溢れる東口の姿に対し、西口はガラリと印象が変わります。私はどちらかというとこの外観、醜悪な印象を受けますが、皆様は如何でしょうか?

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手荷物のX線検査を過ぎ、駅構内に入りましたが、店舗は未完成です。「マクドナルド」も、ラーメンチェーンの「李先生」もまだ外装だけの姿でした。

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駅構内を進みます。半分だけの完成で、御覧の通り巨大な「新幹線」の広告でごまかしていました。これより先はまだ出来ていないようです。それでも十分にデカい、いやデカ過ぎる駅構内です。

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帰りの「新幹線」はここ「A10&A11」改札口から入り、10番ホームのようです。

「A10&A11」改札口前の待合所に入る前に、恒例のパスポート&切符の検査がありました。チェックが終わると切符に「チェック済み」の赤いスタンプが押され、ペットボトルのミネラルウォーターを1本くれました。

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やはり発車20分ぐらい前でしょうか、ホームに下りられるアナウンスが入りました。皆、改札口に殺到します。大連駅同様、瀋陽駅でも職員が切符にパチパチと鋏を入れます。これは満州国時代の奉天駅、そして「あじあ号」乗車の時から変っていないのだと思います。車両と御対面です。

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一等席は全8両のうち、1号車にのみで44席が設けられています。帰りは「下り」となる為、車両は8号車が先頭、1号車が最後尾となります。乗車口にお出迎えの乗員のお姉さんに一声掛け、撮らせてもらいました。かなり寒そうで可哀相でした。

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一等席の様子です。二等席は「3席・通路・2席」のレイアウトで、座っていてやや狭苦しさを感じたのですが、一等席は「2席・通路・2席」のレイアウトでゆったりとしています。シートピッチもそれなりに広いです。が、日本人が満足するほどの豪華さ、座り心地、満足度はありません。例えるとJALの国内線「クラスJ」のシートといったところでしょうか。

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日本の列車同様、コート掛けもあり、足を置くことが出来ます。この構造は日本そっくりなので、そのままパクっていますね。

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後ろから見たところです。

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シートポケットには所謂「安全のしおり」が入っていました。右下に「持ち帰り厳禁」と書いてありますね。テーブルは肘掛け下から引っ張り出します。飛行機の「非常口シート」と同じ構造です。

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この「満州新幹線」の各車両と各車両の間の扉は透明なガラス製で向こう側は透け透けです。何故この仕様にしたのか分かりません。各車両一番前の席に座った人は向こう側が丸見えで落ち着かないかも・・・。

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車内の電光掲示板です。次の停車駅や現在の時速が表示されます。冬季期間中(12月1日〜3月31日)の最高時速は200kmです。

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外の気温も表示されました。

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こちらは降車時に撮った特等席エリアです。先頭の1号車と最後尾の8号車の両先端部に8席ずつだけ設けられています。レイアウトは「2席・通路・1席」です。シート自体は一等席のものと変わりませんね。ただ先端部だけに事故ったら真っ先に死ぬな・・・。

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ということで大連北駅に生きて帰ってこれました(笑)。この「D8062次」は「瀋陽(16:46)→遼陽(17:10)→鞍山西(17:25)→営口東(17:53)→大連北(19:05)」という停車でした。冬季運行では発車時点から既に外は真っ暗なので、終点まで車窓は楽しめません。

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ホームを離れ、出口改札口に向かいます。

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改札口を抜け、大連北駅の北口に向かいます。

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夜の大連北駅(北口)の全景です。

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12月1日付け大連地元紙『半島晨報』(C0203ページ)です。
大連北駅の地図です。
市中心部から18km
大連駅から17.6km
大連周水子国際空港から10km
とあります。
地下鉄駅も地図中に記載されていますが、まだ建設中です。

アクセスですが、この地図の大連北駅の駅北広場(北口)前に「南関嶺路」という道路が御確認いただけると思います。そこにバス停があります。バス停の名前は「民悦広場」です。

市中心部の繁華街「青泥窪橋(大連駅)」とこの「民悦広場」間は「1路(日本語:1番)」のバスを利用します。所要時間は約45分(遠い!)、総バス停数は20、料金は1元(=約13円)です。その他「大連市内各所→民悦広場」のバスを利用しての全てのアクセス方法は、分かりやすいこちらで御確認下さい。

次回はこの「満州新幹線」を利用した総括と危険性を記してみます。最後になりましたが、昨日のエントリーはここ最近の約2倍のアクセス数を頂きました。御訪問いただきました皆様に感謝申し上げます。

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投稿者:dalian4649
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投稿者:dalian4649
「SS-Farm」様、御訪問ありがとうございます。

お役に立てて光栄です。決して無理をなさらず「安全第一」の御旅行をなさって下さい。
投稿者:SS-Farm
H25年3月大連経由瀋陽行きますので、観光スポット他参考になりました。

http://www.h2.dion.ne.jp/~sinei/
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