2011/6/28 0:18
昨日(6月27日)付け地元紙『半島晨報』に小さいながらも面白い記事を見つけました。6月25日(土)に湖北省の省都・武漢市で行われた「お見合い会」だそうです。その名も「財富英雄相親会」!

新聞記事によればこのお見合い会、入場チケットは1枚99999元(=約125万円)、「裕福な人以外はお断り」とあります。この「非富勿擾」のフレーズですが、これは現在中国での人気バラエティ番組、『非誠勿擾』(「江蘇衛視」製作)をもじったものでしょう。

蛇足ながらこの『非誠勿擾』は中国では珍しく、本当に面白い番組ですね。日本語訳を入れて正規盤を作り、日本に輸出してもイケると思います。一応、番組公式HPを紹介しておきます。
私が若い時=大学生だった時は『恋のから騒ぎ』(日本テレビ)でしたが、『非誠勿擾』では今現在の中国の若い女の子(何故かたまに30オーバーの出演者も居ますが・・・)の恋に対する考え方がまあいろいろと(!)勉強できます。職場の若い子とも話題を共有できますし(笑)。ただこの手の番組は「お上」は大嫌いなようで、過去に「イエローカード」を出してます。
話を戻します。このお見合い会の様子、本日付けで『レコードチャイナ』も取り上げていますね。
海開きde婚活!セレブ婚目指してビキニ競艶―湖北省武漢市
2011年6月25日、日本でもこの週末に各地で海開きが行われたが、中国・湖北省武漢市では灼熱の太陽のもと、夏風情のビキニコンテストが開催された。といっても、これは普通のコンテストではない。もしも富豪のお眼鏡にかなえばセレブ婚のチャンスをつかめるかもしれない、“婚活”競争でもある。チャイナフォトプレスの報道。
この日に登場したのは決勝に勝ち残った60人。健康的で美しい体型とホットなビキニのデザインを競い、品定めするセレブ男性たちの心を躍らせた。
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20110627/Recordchina_20110627020.html
この『レコードチャイナ』の記事ですが、意図的に隠しているのか、はたまた元々のソースが取り上げていなかったのか知りませんが、肝心の「中国臭い部分」=「カネ」の部分は記載していませんね。上の記事を補完します。
1、男性(=バイヤー!)の入場チケットは1枚99999元(=約125万円)。
2、男性(=バイヤー!)の参加条件は資産が3000万元(=約3億7475万円)あること、または年収が100万元(=約1250万円)あること。
3、女性の出場登録料は無料
だそうです。中国における恋愛、そして結婚に関してまず第一条件となるのが経済条件です。それにしても凄いですねえ(笑)。
このお見合い会の模様ですが、以下は中国のサイトからの引用写真です。

決勝に勝ち残った60人だそうですが、何かレベルが・・・。

上の写真、左から2番目の娘を「顔削除」で「パーツ撮り」。「素材」を「生かします」。

この野郎共が125万円のチケットを買った連中?!

「おらが村」のミスコンじゃ?!

「昭和」を感じる・・・。
右端の娘が地元紙『半島晨報』の掲載記事では「センター」を飾っていますね。参加者で注目度No1に値するということでしょう。この「論理」、私は「AKB48の選抜総選挙」で学びました(笑)。

この「センター」の娘を「顔削除」で「パーツ撮り」。でも、う〜ん・・・。

写真右側、青傘のオヤジは爆睡中・・・。

この丸顔、一目で湖北省&湖南省人ってわかりますね!

もういっちょ、う〜ん・・・。
主催者、参加者、会場など何か「チャイナ・クオリティ」全開って感じの大会ですな。私がもし無駄金「99999元(=約125万円)」あるなら「セクシー美女が最も多い都市=大連(笑)」で派手に「遊んで」、帰りに「大連モデル芸術学校」の「見学」に行きますけどね。
中国の「成金」の行動は理解できません(笑)。
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参考記事:
中国のバラエティ番組
各地方テレビ局は、巷における「剰男・剰女」の話題性に目をつけ、お見合い番組を次々と打ち出した。番組の形式は、スタジオで女性が男性を選ぶか、男性が女性を選ぶというもので、どれも似たり寄ったりだ。
一番人気がある番組、江蘇衛視の「非誠勿擾(誠実な方のみ、冷やかしお断り)」では毎回、結婚したい24人の女性が出演、男性が順番に登場し、女性たちは好みの男性を選ぶ。男性はプロフィールや紹介VTR、一芸披露、質問の回答などを通じて自己アピールする。女性が男性を選んだ場合、男性側が女性を受け入れればすぐに「カップル成立」、そうでなければ男性が退場し、女性は引き続き男性を選ぶという形式だ。
お見合いブームの盛り上がりで、6つのテレビ局が計7番組を打ち出したが、視聴率はどれも高く、各テレビ局のメイン番組となった。視聴率が高いことで、広告費もつりあがり、「非誠勿擾」のスポンサー料は一度は数千万元にまで上ったという。
お見合い番組の人気に火がついた主な原因は、出演者たちが伝統的な結婚観をひっくり返すような、大胆な発言をするところにある。これにより、番組自体も多くの批判を集めた。ネットユーザーたちは出演者が「物質主義」、「拝金主義」すぎると批判、テレビ局に対しても商業化がすぎると叱責した。しかし不思議なことに、ネットユーザーが批判すればするほど、お見合い番組の視聴率はますます高くなるのだ。
どうあれ、テレビ局はお金をもうけ、番組に出演した人たちは人気者になった。今年上半期の中国テレビ界は、「お見合い番組時代」に突入したと言っても過言ではないだろう。しかし、米国の類似番組のアイデアを踏襲していることから、中国テレビ番組のオリジナル性欠乏が見て取れる。
2011-01-05 「人民網日本語版」
http://japanese.cri.cn/1441/2011/01/05/163s169115.htm
セクシー美女が多い中国の都市、中国人の答えは「大連」、でも外国人は…―香港紙
2010年9月14日、中国人に「セクシー美女が最も多い都市は?」と質問すると、大抵は「大連」と答える。だが、外国人にとっての「セクシー美女」は基準が違うらしい。香港紙・文匯報が伝えた。
中国の市場調査大手・零点調査が先日発表した「中国で最もセクシーな都市」に関するアンケートでは、「上海」が1位を獲得した。その理由は「経済の発展、象徴的な建物、上海万博」。では、焦点を「セクシー美女」に絞るとどうか。ネット上では様々な「セクシー美女が多い都市」ランキングなるものが発表されているが、トップ3は概ね「大連」「重慶」「成都」だ。これに「蘇州・杭州」「長沙」「南京」「上海」「北京」「香港」「広州」が続く。
ところが、海外メディアが先日発表した「美女が多い世界の10都市」ランキングでは、中国が誇る美女の里は残念ながら3都市とも落選。かろうじて10位に香港がランクインしただけだった。
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20100915/Recordchina_20100915024.html

新聞記事によればこのお見合い会、入場チケットは1枚99999元(=約125万円)、「裕福な人以外はお断り」とあります。この「非富勿擾」のフレーズですが、これは現在中国での人気バラエティ番組、『非誠勿擾』(「江蘇衛視」製作)をもじったものでしょう。

蛇足ながらこの『非誠勿擾』は中国では珍しく、本当に面白い番組ですね。日本語訳を入れて正規盤を作り、日本に輸出してもイケると思います。一応、番組公式HPを紹介しておきます。
私が若い時=大学生だった時は『恋のから騒ぎ』(日本テレビ)でしたが、『非誠勿擾』では今現在の中国の若い女の子(何故かたまに30オーバーの出演者も居ますが・・・)の恋に対する考え方がまあいろいろと(!)勉強できます。職場の若い子とも話題を共有できますし(笑)。ただこの手の番組は「お上」は大嫌いなようで、過去に「イエローカード」を出してます。
話を戻します。このお見合い会の様子、本日付けで『レコードチャイナ』も取り上げていますね。
海開きde婚活!セレブ婚目指してビキニ競艶―湖北省武漢市
2011年6月25日、日本でもこの週末に各地で海開きが行われたが、中国・湖北省武漢市では灼熱の太陽のもと、夏風情のビキニコンテストが開催された。といっても、これは普通のコンテストではない。もしも富豪のお眼鏡にかなえばセレブ婚のチャンスをつかめるかもしれない、“婚活”競争でもある。チャイナフォトプレスの報道。
この日に登場したのは決勝に勝ち残った60人。健康的で美しい体型とホットなビキニのデザインを競い、品定めするセレブ男性たちの心を躍らせた。
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20110627/Recordchina_20110627020.html
この『レコードチャイナ』の記事ですが、意図的に隠しているのか、はたまた元々のソースが取り上げていなかったのか知りませんが、肝心の「中国臭い部分」=「カネ」の部分は記載していませんね。上の記事を補完します。
1、男性(=バイヤー!)の入場チケットは1枚99999元(=約125万円)。
2、男性(=バイヤー!)の参加条件は資産が3000万元(=約3億7475万円)あること、または年収が100万元(=約1250万円)あること。
3、女性の出場登録料は無料
だそうです。中国における恋愛、そして結婚に関してまず第一条件となるのが経済条件です。それにしても凄いですねえ(笑)。
このお見合い会の模様ですが、以下は中国のサイトからの引用写真です。

決勝に勝ち残った60人だそうですが、何かレベルが・・・。

上の写真、左から2番目の娘を「顔削除」で「パーツ撮り」。「素材」を「生かします」。

この野郎共が125万円のチケットを買った連中?!

「おらが村」のミスコンじゃ?!

「昭和」を感じる・・・。
右端の娘が地元紙『半島晨報』の掲載記事では「センター」を飾っていますね。参加者で注目度No1に値するということでしょう。この「論理」、私は「AKB48の選抜総選挙」で学びました(笑)。

この「センター」の娘を「顔削除」で「パーツ撮り」。でも、う〜ん・・・。

写真右側、青傘のオヤジは爆睡中・・・。

この丸顔、一目で湖北省&湖南省人ってわかりますね!

もういっちょ、う〜ん・・・。
主催者、参加者、会場など何か「チャイナ・クオリティ」全開って感じの大会ですな。私がもし無駄金「99999元(=約125万円)」あるなら「セクシー美女が最も多い都市=大連(笑)」で派手に「遊んで」、帰りに「大連モデル芸術学校」の「見学」に行きますけどね。
中国の「成金」の行動は理解できません(笑)。
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参考記事:
中国のバラエティ番組
各地方テレビ局は、巷における「剰男・剰女」の話題性に目をつけ、お見合い番組を次々と打ち出した。番組の形式は、スタジオで女性が男性を選ぶか、男性が女性を選ぶというもので、どれも似たり寄ったりだ。
一番人気がある番組、江蘇衛視の「非誠勿擾(誠実な方のみ、冷やかしお断り)」では毎回、結婚したい24人の女性が出演、男性が順番に登場し、女性たちは好みの男性を選ぶ。男性はプロフィールや紹介VTR、一芸披露、質問の回答などを通じて自己アピールする。女性が男性を選んだ場合、男性側が女性を受け入れればすぐに「カップル成立」、そうでなければ男性が退場し、女性は引き続き男性を選ぶという形式だ。
お見合いブームの盛り上がりで、6つのテレビ局が計7番組を打ち出したが、視聴率はどれも高く、各テレビ局のメイン番組となった。視聴率が高いことで、広告費もつりあがり、「非誠勿擾」のスポンサー料は一度は数千万元にまで上ったという。
お見合い番組の人気に火がついた主な原因は、出演者たちが伝統的な結婚観をひっくり返すような、大胆な発言をするところにある。これにより、番組自体も多くの批判を集めた。ネットユーザーたちは出演者が「物質主義」、「拝金主義」すぎると批判、テレビ局に対しても商業化がすぎると叱責した。しかし不思議なことに、ネットユーザーが批判すればするほど、お見合い番組の視聴率はますます高くなるのだ。
どうあれ、テレビ局はお金をもうけ、番組に出演した人たちは人気者になった。今年上半期の中国テレビ界は、「お見合い番組時代」に突入したと言っても過言ではないだろう。しかし、米国の類似番組のアイデアを踏襲していることから、中国テレビ番組のオリジナル性欠乏が見て取れる。
2011-01-05 「人民網日本語版」
http://japanese.cri.cn/1441/2011/01/05/163s169115.htm
セクシー美女が多い中国の都市、中国人の答えは「大連」、でも外国人は…―香港紙
2010年9月14日、中国人に「セクシー美女が最も多い都市は?」と質問すると、大抵は「大連」と答える。だが、外国人にとっての「セクシー美女」は基準が違うらしい。香港紙・文匯報が伝えた。
中国の市場調査大手・零点調査が先日発表した「中国で最もセクシーな都市」に関するアンケートでは、「上海」が1位を獲得した。その理由は「経済の発展、象徴的な建物、上海万博」。では、焦点を「セクシー美女」に絞るとどうか。ネット上では様々な「セクシー美女が多い都市」ランキングなるものが発表されているが、トップ3は概ね「大連」「重慶」「成都」だ。これに「蘇州・杭州」「長沙」「南京」「上海」「北京」「香港」「広州」が続く。
ところが、海外メディアが先日発表した「美女が多い世界の10都市」ランキングでは、中国が誇る美女の里は残念ながら3都市とも落選。かろうじて10位に香港がランクインしただけだった。
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20100915/Recordchina_20100915024.html
投稿者:dalian4649