中国遼寧省大連で生きるおっさん

〜 「若者」もすなる「ブログ」というものを「おっさん」もしてみんとてするなり  一人の名も無きおっさんが、浅学菲才ながらも、自分の言葉と写真で、毎回一生懸命書いている大連ブログでございます 〜

 

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2010年2月 JAL(成田→大連)ビジネスクラス搭乗記

先月の帰連の際、JAL(日本航空)のビジネスクラス(JALでは「エグゼクティブクラス」と表現)に乗りましたので、その搭乗記を記したいと思います。「倒産」後、初めての搭乗です。

「倒産」してしまったのでサービスも今までと比べると、ある程度カットされていることが予想できました。まずは自宅→空港の荷物無料宅配サービスが終わっていました。今はJALグローバルクラブ(JGC)会員の方のみ対象だそうです。昨年は日本の自宅から大連に「こたつ」を空輸してもらったりで何かと御世話になりました。が、今回はしっかりと実費。約2000円取られました。JALカード会員の場合、とりあえず100マイルくれるそうですが、いらないからその分少しでも安くして欲しいですね。

私の場合、大連で一年間の約3分の2を過ごします。左遷窓際社員ですので基本的には「閑散期」の毎日。そして趣味が読書ですので特に大きい荷物が無くても、毎回大連に持ち込む書籍だけでかなりの量、かなりの重さになります。JALのビジネスクラスの場合、30キロまで預けられますので、ビジネスクラス利用時は預ける荷物もこれ幸いと少し多めにしています。結局、何だかんだで結構、いやかなり重量制限をオーバーしますが、地上職員の方は何事も無かったかのように「おまけ」してくれます。

「成田〜大連」線の標準使用機材はボーイング767−300。搭乗クラスはビジネスとエコノミーの2クラス制です。朝、成田を飛び立ち(日本時間9:30)、お昼に大連着(大連時間11:50)。約1時間後、再び同機材が大連を発ち(大連時間13:00)、夕方には成田に帰ってくる(日本時間16:40)というサイクルで一日1往復です。大阪(関空)便は消滅してしまいましたね。また今月28日より便名がJL827(成田→大連)、JAL828(大連→成田)に変更になるようです。「2010年以降の増便に向けて国際線便名を再編」とのことですが、利用者にとってはどうでもいいことですね。

成田線の中国系エアライン2社(中国国際航空、中国南方航空)は既に曜日や連休、シーズンごとに使用機材の大小を臨機応変に対応させていますね。エコ、節約、環境問題といった世界的時勢のキーワードに即した対応(?!)だと思います。でも小型機材なら誰もがわざわざビジネスクラスに乗りたいとは思わないし、そもそも飛行機嫌いの人にとってはそれだけで敬遠されます。この辺の決断は難しいところですね。

朝、自宅から成田空港に着き、宅配便カウンターで荷物を受け取り、ビジネスクラスのカウンターへ行きます。あっという間に搭乗手続きは終了です。成田空港のJAL、ANAは使用ターミナルが違うので、その「違い」を目で見て比較できませんが、大連空港でのJAL、ANAはほぼ同時刻出発、そしてチェックインカウンターとボーディングデッキがすぐ隣になるため、その利用客数の差は一目瞭然です。最近は明らかにANAに軍配が上がっています。

成田のイミグレを抜け、本館のJALのラウンジ(サクララウンジ)に向かいます。上司から「成田のサクララウンジのビーフカレーは凄いボリュームだぞ、一度食っとけ!」と言われたのでぜひ食べてみたかったのですが、ただ残念な事にこのビーフカレーは昼11時からのサービスのようです。大連行きは朝9:30の出発ですから、このビーフカレーとはまずご縁が無いようです(悲)。

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ということで混んでいる本館ラウンジは避けサテライト(別館)のサクララウンジに移動しました。こちらは入り口からしてガラガラです。

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パン、寿司、おにぎりなど一通り揃っていました。朝食を取らずに家を出てきたのでお腹はペコペコ。この日はおにぎりを全種(梅、鮭、おかか)1つずつ、そして味噌汁をいただきました。その前に目覚めにグレープフルーツジュースを飲みます。ここで40分ほど時間を潰して搭乗口に向かいました。実に静かな空間です。

案の定、機内はガラガラで平日ということを考えても利用客は少なすぎます。使用機材が無駄に大きく感じられます。この日のビジネスクラスエリアは30席で、それに対して客数は4人でした。エコノミークラスもガラガラです。しばらくするとCAさんが搭乗御礼の挨拶に来ます。名前を呼んでくれての挨拶はやはり嬉しいものです。会社こそ「倒産」しましたが、JALの日本人CAさん、そして日本人地上スタッフという「現場の人材」はまだまだ捨てたものではありません。「?」なのは管理職以上の連中で、真剣に再建を目指すなら、まずこの連中の「仕分け」が必要と考えます。理由はかつてのエントリーで大連支店を例に挙げ述べました。

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さて機内食のメニュー冊子に目を通します。「倒産」前に比べてかなり簡素化されたメニューに変わりました。以前は料理に関しては契約会社とシェフの紹介、ドリンクに関しては契約しているソムリエの紹介などまで広く記載されていましたが、そのようなページは一切無くなりました。コスト削減が実感できます。機内食は基本的に「2ヶ月間は同じもの、ただしメインの料理のみを毎月交換する」という「2ヶ月間サイクル制」です。メニュー冊子自体も2ヶ月間使いまわせるような記載です。

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この日は気流が悪く結構揺れました。ドリンクサービスの開始もいつもよりやや遅れて始まりました。シャンパンをお願いすると「お約束」の200ミリリットル小瓶タイプのものが来ました。窓の外は雲しか見えません。パーソナルモニター(個人テレビ)の表示によれば岐阜上空辺りを飛んでいるようです。気圧の関係もあって、すぐにほろ酔い気分になりました。

CAさんが食事の希望を聞きに来ましたので、洋食をお願いしました。この日のメニュー詳細です。

【オードブル】
穴子とフォレストマッシュルームのパテ
チーズ風味のグルレットソース添え

【メイン ディッシュ】
牛フィレステーキ クリーミーマッシュルームソース添え

フレッシュ サラダ
パン
黒胡麻風味のパリブレスト
コーヒー、中国茶

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美味しくいただきましたが、相変わらずパンがダメです。うちの上司曰く「JALのビジネスクラスのパンは食えたもんじゃない!」です。味や素材の問題じゃないんです。これ「倒産」前からずっとそうなんですが、いつも「冷たくて硬い」んです。

JALの大連線のビジネスクラス利用客は年配の男性客が中心です。パン、中でもこのフランスパンが「強敵」で「千切る」も大変、「噛む」も大変、「噛み切る」はとても大変、なんです。私だって大変なぐらいですから年配客はもっと大変でしょう。「フランスパンとはこういうものだ」と言われてしまえばそれまでですが、結局、エコノミーで配膳している『「俵おにぎり」まわして下さい!』ってことになります。こちらはおいしいだけじゃなく温かい(!)です。どういうことでしょう?!全てにおいて最悪の中国南方航空ですらビジネスクラスは暖かいクロワッサン、ガーリックトーストを持ってきてくれ、しかもお代わりまで勧めてくれるのに・・・。この間乗ったチャイナエアラインはエコノミークラスだったけれども温かくて柔らかかった・・・。ちょっと残念です。

食後のコーヒーはパス。この日はとにかくよく揺れた航行だったので、すぐに眠くなり熟睡してしまいました。40分ほどウトウトしたらもう降下開始、リクライニング戻して下さい、です。

ということであっという間に大連に到着、でも最後に問題点が。

ボーディングブリッジ到着、降機時にCAさんがビジネスクラスエリアとエコノミークラスの間のカーテンを閉め、まずビジネスクラスの客の全員を降機させた後、カーテンを開け、エコノミークラスの客を降機させるという、JAL以外のエアラインならごく普通、当たり前の「サービス」が欠如しているということです。これいつも不快に感じるのですが、大連線だけなんでしょうか?!

最近は日系エアラインもかなり価格を抑えたチケットが販売され、中国系エアラインとの価格差もそれほど無くなってきました。それと同時に日系エアラインを利用する中国人客の増加も目に付きます。連中の中には飛行機が完全停止していないうちに立ち上がり、荷物を降ろし、我先に降機!という道徳・マナーの無い輩が少なくありません。

ビジネスクラスの客にせわしない降機を強いるのはJALだけです。何故こんなお金もかからない簡単な、翌日からでも実行できる、他社では当たり前のサービスが供給出来ないのか?それはやっぱり自己中心型の経営で、業界研究、他社研究をしていないからです。だから知らず知らずのうちに利用客は他社に取られ、増えることも無く「倒産」したのでしょう。

また降機してからも空港のターンテーブルで受け取る受託手荷物をビジネスクラス利用客のものから出す(=プライオリティ)、ということが徹底されていないんですね。これも他社では常識。JAL側の現場責任者に日本人、中国人は関係無い。もう少し空港に「質の高い」社員を派遣、上司は現場状況の把握、そして部下の監督、をお願いしたいものです。

「終わりよければ全てよし」
なかなかJAL大連線は出来ていませんが、まあでもやっぱり日系エアラインならではの気持ちの良いサービスを受けました。この日も日本人CAさんの応対は個人的には素晴らしいものでした。ただ往復チケット代=約11700元(正規割引一ヵ月オープン、約155000円)の価値があるかというとちょっと微妙です。10000マイル使っての往復アップグレードの方が圧倒的に「お得」ですね。

御参考までに。

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投稿者:dalian4649
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