CT8を使い始めて4年目になる。一番気になっていたことは、接眼部が弱く撮影機材を取り付けるとたわんで、光軸がずれることである。そこで、接眼部を丈夫なものに交換することにした。選んだのは、笠井トレーディングが扱っているV-Powerフォーカサー。
また、これを機会に、主鏡が汚れてきたので、取り外して洗浄した。
主鏡洗浄の後、フォーカサーとZWOのEAF(モーターフォーカサー)を取り付けた。
EAFを取り付けるアルミブラケットは、M4のネジで取り付ける仕様だが、V-Powerのイモネジが入っている穴は、M5だった。M5のネジ穴と、ストッパーネジを通す穴をあけてEAFを取り付けた。V-Powerの説明書には、このイモネジは外さないように書いてあるが、自己責任でイモネジをはずした。
接眼部の交換が終わったら、光軸を合わせた。ドローチューブにたわみがないので、光軸も合わせやすい。EAFの動作確認をして、フォーカサーの目盛りを参考に合焦位置を確かめた。
眼視…ビクセンLV25mmは、27mm付近でピントが合った。
撮影…Baader MPCCV+ZWOフィルターホイール+ASI294MM-Pro(焦点距離900mm)は、7mm付近でピントが合った。EOS6Dは、不可。
ビクセンエクステンダーPH+Tマウント+ASI294MC-Pro(焦点距離1260mm)は、10mm付近でピントが合った。
V-Powerフォーカサーと撮影機材を取り付けた様子
ZWOのEAF(モーターフォーカサー)を取り付けた様子


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