「凄まじい釣れっぷり。石花海のヤリイカ釣り@古宇港・吉田丸」
マルイカ&ヤリイカ&アオリイカ
12月13日(火)、沼津古宇港・吉田丸より石花海のヤリイカ釣りに行ってきましたよ。
古宇までは初めての道のりなので自宅を少し早めの1時30分に出発。トラックばかりの箱根新道〜三島に抜けて伊豆縦貫道で3時20分に古宇港着。

(初めての船宿さんなので早めの1時30分出発、6℃って以外と暖かい?)
私は予約が最後の12番目だったので、船長から丸見えの右舷の3番に決まり乗船開始。第18吉田丸は大型で手入れが行き届いており船体はたいへん綺麗。またイカを入れるタルも藻がついていなくて大変きれいで、海水の循環のポンプも強くて、家庭用の散水ホースみたいな太い管で海水がもの凄い勢いで循環している。
石花海には早めに到着するとのことでタックルセットは後にして、私は早速手作り感満載のベッドにもぐりこむ。このベッド私には少しサイズが小さくて、私が寝ると頭と足が壁に着いてしまって、膝も曲がりおしりもピッタリと壁に着いてしまって荒れた海でなら良いかも…? の4点支持状態…。(笑)
狭いベッドながらもウトウトしながら2時間以上走って6時30分石花海着。外に出てみると周りには御前崎〜清水〜沼津〜西伊豆までの駿河湾一帯の船が大集合。職漁船もチラホラ何隻か居る。
船長の話だと朝一のポイントは相ノ瀬の一番東側の南の位置だそうだ。

(朝はうす曇りで海も穏やか…。絶好の釣り日和でした。)
今日のお天気は下り坂の予報だが、朝はうす曇りで海は穏やかで絶好の海況…。今日は荒れた場合に備えて軟らかい極鋭の中深場も持参していたが、これならいつものヤリイカタックルで良さそうだ。

(結局いつもの極鋭ヤリイカ178AGSとシーボ300Jです。)
ツノは駿河湾はWカンナということでWのサカナバリ6本に紅白スッテ1本混ぜて7本ブランコをセット。協定時間の7時を待つ…。

(前日になんとか1セットだけ組みました。1セットで1日OKでした。)
7時になって協定時間になり、期待を込めて一斉に投入開始…。水深は150mだそうだ。
150mほどラインが出て着底。オモリを底に付けたり離したりとゆっくり上下しているとズンとアタリがあってクィっと合わせると乗った…。クリクリ巻き上げながら追い乗りを待ちましたが、乗らなかったようでこの流しは胴長30cmくらいのメスが1杯…。
次の2投目はズンズンズシンズッシ〜ンと追い乗りが決まり、かなりの重量感で4杯。モタモタ取り込んでいると船長に取り込み方が悪いと言われてダメ出し…。(^^;ゞ

(船長にダメ出しされた取り込みです。吉田丸HP.より。)
3投目もズンズンズシ〜ンと乗って3杯、4投目は2杯とたった4投で早くもツ抜け…。サイズも胴長30cm〜40cmくらいと申し分なく、大き目のタルにはどんどんヤリイカが溜まっていく…。
この日は反応が底の方ばかりで(いつもなのかなぁ…?)オモリを底に付けて5秒くらい弛ませたり、ゆっくりと上下しているだけでアタリが出るパターンが多く、上の2本にはほとんど乗らなかったので、5本で十分という船長の言葉にも納得。(笑)

(わずか30分ほどだろうか、4投でツ抜けしましたよ。)
こんな調子で1時間以上も大流し、少し移動してまたまた1時間以上も大流しと大きいタルにはどんどんヤリイカが溜まっていって2重3重に重なりスシ詰め状態…。(笑)
10時〜11時くらいの1時間ほどは潮止まりでノリが悪かった時間帯もありましたが、それ以外は終始大流しでほとんどカラ振りなし。5点掛け、4点掛けなども何回かあっていゃ〜数が伸びましたよ。

(みるみるうちにタルがヤリイカで埋まっていきました。)
まるでイカ釣りマシーンの様に休みなしで釣っていたので喉はカラッカラ…。ズッシリと重量感ある手ごたえで腕もプルプル…。写真を撮っている暇もなく、1時の沖上がりまでに私はなんと自己記録の77杯…。間違いなく明日は嬉しい筋肉痛になりそうです。(笑)

(この時点で既に50杯近くタルに入っています。)
35Lのクーラーはヤリイカだけでけっこう埋まって、中の防水ケースがクーラーの中に納まらずに嬉しい悲鳴…。船中では81杯釣った方がいらっしゃって私は次頭だったみたいです。

(2時間かけて石花海から帰ってきました。ちょうど沖上がり時間から雨になってしまいました。)
自宅に戻り早速、ご近所、友達に30杯ほどはそのまま配りましたが、後日差し上げる方の分も含めて、50杯近くを2時間かけて捌きました。沢山釣れたのは大変嬉しいのですが、いゃ〜これだけ釣れると後が大変ですね〜。(笑) おかげで冷凍庫はパンパンです。
当日はお刺身でいただきましたが、やっぱり駿河湾のヤリイカは身が厚くて、甘味・旨みが相模湾のヤリイカより強いような気がします。また行こう〜っと。(笑)

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