11月29日(水)沼津古宇港・吉田丸より石花海のヤリイカ釣りに行ってきましたよ。
数日前から烏帽子にオスイカが入ってきてトップ50杯前後で安定、前々日には波の予報が1.5mになっていたので予約しましたが、前日にはトップ20杯台、波も2.0mの予報に変わって状況は下り坂…。少し不安を抱えながらのチャレンジとなりました。

(今回から車はディーゼル車に変わり箱根超えも楽々、約1時間30分の快適ドライブ。下道で16.0km/l、高速20.0km/lで燃費良し…。燃料費考えるとHVより安いかも…。)
箱根新道から三津浜のコンビニまで一緒だったアルファードとプリウスの方と一緒に3時過ぎに港に到着。ほどなく船長も登場して挨拶を済ませると、石花海はジェットコースターみたいな状況で前日キャンセルも出たなどと今日は厳しそうだのお言葉に不安がどんどん増す…。
恒例の船長による席決めで私の指定された席はなんと右舷のミヨシで、船に弱い私には最悪の席…。こりゃ〜今日は釣り以前に船酔いも心配だなぁ〜。
定刻前に岸壁を離れた第18吉田丸は石花海まで2時間かけてゆっくり走るとのことでベッドに横になる。Zzzz…っと特に大きく揺れることもなく、6時20分石花海着。すでに快速艇のインフィニティ舵丸などが到着していてグルグル旋回している。

(やっぱり波があるのでサソイとフォースマスターで開始っ。)
7時の竿入れ開始に合わせて早速支度を始めるが、今日はいつもの極鋭とシーボの他、海が良くないのも想定して柔らかいサソイとフォースマスターも用意してきたが、やはり波がけっこうあるのでサソイを選択。
これに定番のヤマシタのWカンナのサカナバリX6本・コマセヅノX1本に120号オモリで7時に水深190mで一斉スタートとなりました。

(今回も昨年77杯釣った仕掛けそのままコピーして作りました。)
1投目、2投目と他では上がるが私は途中でバレてスカ…。やはりミヨシは上下動が激しく竿と体でショックを吸収しているつもりだがバレが多いようだ。3投目にようやく胴長30cmくらいのが入ってヤレヤレ…。しばらくして25cmくらいの(これスレでした。)と30cmくらいの一荷で上がるも8時までに3杯…。

(8時までの1時間でわずか3杯…。小さく見えますがこれでかい漬物樽なので…。(笑))
次の1時間では2杯とポツポツで計わずか5杯…。(^^;ゞ

(9時までにやっと2杯追加でなんとか5杯…。)
ここのポイントを見切って、少し移動して水深230m前後のポイントに移動してからは型も良くなって胴長30cm〜40cmクラスのオスイカが大半になったが、ポツポツとアタルもののサメが船に付いてしまってランディング寸前に3杯掛けて1杯横取りされ、2杯掛けて2杯とも横取りされとちっとも船に入らなくなり、10時までに3杯追加して8杯、11時までに2杯追加して10杯とやっとツ抜け達成。
しかもこの頃から西風がさらに強くなり、海はますますババ荒れで船首の下も波でバシャーンバシャーンドバ〜ンと波を打って、しぶきも飛んできてまぁ〜釣りにくい釣りにくい。
写真を撮ろうにもしぶきが凄くてカメラも出せずに、頭の中は北島三郎さんが「北の漁場」を歌い「何で私はこんな日に…?」と思いながらもズブ濡れになりながらも黙々と釣りをしていましたが、少しづつイカの活性が上がって来たのか乗りも良くなり、2〜3杯付くことも増えてきたが相変わらずサメの襲撃が凄くて横取りされる。
イカだけならともかく仕掛けとオモリまで持って行くサメもいて、仕掛の消耗も激しく閉口する…。一度船下すぐに1mくらいのサメが見えたので、上げたばかりの120号のオモリでサメの頭にプチ攻撃してみたがサメは悠々と泳いでいきました。(笑)
それでもサメの居ぬ間に3杯、2杯と入って計15杯。12時30分になって最後はまた最初の場所に戻って30分勝負するとのことでプチ移動。これが正解で小さいながらも今日初めて4杯掛け達成。最後の最後で1杯獲ってなんとか20杯…。サイズ的には胴長40cm程度が5杯、35cm程度が5杯、30cm程度が7杯、25cm程度が3杯とバラバラでしたね〜。この日のトップは22杯だったそうで私は2番目かなぁ…。まぁ自宅で食べるだけの最低限のノルマは達成してヤレヤレである。

(帰りも快適に2時間Zzz…と寝て帰ってきましたよ。おかげで帰りの運転楽々です。)
タラレバですがサメがいなければあと10杯、途中でのバラシが無ければあと10杯は取れていたと思いますが…。こればっかりは仕方がないですね〜。(笑)
下船後、船長に右舷ミヨシなんだからもっと釣らないとと船長の熱烈イカ釣り講座が始まり、魚探のベイトの映り方、船長同志の無線のヤリトリの隠語、仕掛けの這わせ方など為になる事もありましたが、おかげで足止めを食っちゃいました。(笑)
今日は研修に行っていた息子と家内の母親が夜には揃うので4名で石花海のヤリイカのお刺身を堪能したいと思います。
※さきほど4名分のお刺身をいただきました。やっぱり石花海のヤリイカ、厚みがあって甘味が強いですね〜。イカの刺身なんて数年ぶりだという家内の母親も静岡の実家のすぐ前の海で獲れたイカというのもあって凄く喜んで沢山食べてくれました。

(ドサッっと盛ってあるだけですがやっぱり石花海のヤリイカ旨いです。」

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