私の仕事場は、不動産業と建築業が手を取り合っている会社である。
当社での建築の立場は、不動産売る為の手段でもあると思っていただければ良い。
時に建築のみやリフォームやメンテナンスも幅広く行う。
小さなゼネコンだぁね。
建築にも色々とネタは転がっているが、
今日は不動産取引でのお金に関する
たまげた内容をご披露しよう。

不動産会社は一部の会社のせいで、私の中では印象が宜しくない。
でも、
勤めている会社はサービス精神が良すぎて一時傾いたぐらいだから、悪どい方では無い。良心的である。
不動産会社において
良心的部分は控えめにしないと、
図々しいお客様にだまされて会社が倒産しかねない。σ(^_^;)
前置きが長くなりましたが、
今朝も一件 契約があった。
滞り無く
一般的な契約。
コレが普通。

しかし一年前、
銀行ローンが通らないお客様方が、金策のすえ契約現場に立ち会わせた金融会社が曲者であった、
自己資金以外の金額
1千数百万。準備されたお金を、営業マン数人で数え始めたら、帯の付いた100万の束にもかかわらず、
10万円足りないのだ。
端数は別にして、束を数え直す事数回。
やはり足りない。
目の前にいる金融業者はじっと見ていただけである。
だから、こちら側の担当者が、
『目の前で見て頂いたとおり、どうしても「表示された金額より不足」している』
と伝えた。
『そうでしたかいな?
手数料先に引いてしもたんやろか。少ない手数料やなあとは思うたけど』
『ほなちょっと待ってんか』
と言って隣の部屋から不足分のお金を持ってきた。
ヤ○さんがらみですから、相手の事務所の中だし、怒鳴り散らすのかと思ったがあっさり出した。
契約者本人は真っ青であった。
こちらの担当者も内心震えたと言う

コレ(お金)を数えず当社側が引き上げ、銀行に入金した時点で不足が判明したら、言いがかりだと言われるのは目に見えている。
何年もそんな事件は起こらなかったので、緩んでいた気が一気に引き締まったのは間違いない。
金利の高すぎるお金を借りてまで、住宅を買う必要はあるのかな?
一度レベルを上げると下げられないと言って多額を借りてでも高級志向を続ける方を、この仕事で沢山出合った。
そして一般ローンで見放されても、止めても危ない橋を渡るお客様が、まだまだいる。