買った花や、貰った枝を『挿し木出来るかな?』
と試してみては、たまに成功する。

コレもその内の一つ
手毬肝木(テマリカンボク)と言う種類で、スイカズラの仲間らしいのだが、
どう見てもツル性植物と言うか木だ。
“スノーボール” と言う名前が付いてるそうです。
根付いてさえくれれば、後は初心者でも比較的育て易い
長時間の直射日光には弱く
半日陰でも育つので、
陽が差すのは午前中だけのベランダが幸いしたのね
甥っ子の披露宴会場に飾られてた花で、解散時に配られたの。
最近の結婚式には人気の花だそうです。
店頭に出回るのは花が緑の時期で
緑の時期の時は脇役的な、控えめな見た目
(その時期も清楚で良い)
その清楚さに惹かれて、持ち帰った花束の数本を挿し木
薔薇の挿し木の時は半年で結果が判ったのに、
この株には新芽が伸びるまで一年半
一旦地上部分が枯れてしまって、諦めてたけど根元が生きてそうで諦めきれなくて
鉢をそのままで3回目の春
新芽が出てきて母と喜んだ。
母も孫の結婚式に出たからね。
花好きだし、田舎の庭は花を増やしまくってた人だから
3年目の新芽はどんどん枝を伸ばし、安定した株になり始めた
花が咲いたのはまたその次の年
挿し芽から4年待ったわけだ
気の長い話だね
でもだからこそ、咲いた時は数倍嬉しかったよ。
そして花が咲く様になって2年目
清楚な花を沢山咲かせてくれて、一度は枯れかけた木の面影はもう無い。