なにげなくTVのチャンネルを切り替えていたら、マーチングバンドの全国大会が放送されていた。会場がナガサッカーの地元・
さいたまスーパーアリーナだったこともあり、しばらく見ていた。
マーチングバンドの高校生部門で、小編成・中編成・大編成と人数によってクラスが分かれており、それぞれのトップを競うものだった。各高校によって、エンタテインメントで見せるもの、芸術性で見せるものなど、それぞれが個性的だった。
最後に、小・中・大編成のトップ校がグランプリを目指して競演した。結果は大編成の高校がグランプリに。そりゃぁ大編成の方が有利だろうと思ったが、パフォーマンスはみな素晴らしかった。
僕は小学校時代に合唱団に入っていたので、練習が厳しかったな、などと思い出したりした。NHK学校音楽コンクールで県大会優勝、関東大会にも出場できたのは厳しい練習があったからだと思う。
目標に向かって、みんなで一丸になって頑張る。見事 賞を勝ち取った生徒たちは大いに喜ぶ。一方、賞を逃した生徒たちは肩を落とし、涙する。そんなマーチングバンドの姿を見ているだけで、感動的だった。
そして僕も彼らに負けられないと思った。
メジャーアーティストのライブでも、学校の子供たちでも、やることは同じ「発表会」じゃん、と感じた。忘れがちだった気持ちだが、そういう原点に戻って、これからも活動していきたい。

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