敬愛なるSOUL MAN、
忌野清志郎。
訃報が世界に流れてから日が経つにつれ、喪失感は募るばかりです。
ここぞとばかりに売り出される関連商品に、腹立ちを感じたり、
写真や映像なんかを見て喜んだ後凹んだり、でもやっぱりうれ
しいんです、不謹慎です?色んなメディアで取り上げられて、
偶然目にする度に込み上げるものがありつつ、見れて良かった、
とも思うのです。
当然本も出るだろうと覚悟はしてましたが、表紙に名前を見つ
ける度に「うっ」と思いつつ、見ずにはいられない。
これまでにも好きなミュージシャンが亡くなったりはしてますが
、こんなにショックを受ける事はありませんでした、私なんかよ
りもずっと深いファンの方々は一体どうしているんだろう。
大好きな曲「トランジスタラジオ」(この詞にこのメロディー!
完璧です!聴く度感心してしまう)を繰り返し繰り返し、何回も
聴いてたあの頃、何かに縛られてた訳でも無いのに「自由になり
たい」が口癖でした。そんな事を思い出しつつ、また凹むのを覚
悟して雑誌を開くのです。
季刊誌【本人】。キヨシローも「本当
の自分」と言っていた写真が良いですよ。
本人 vol.10
[大至急本人を! 忌野清志郎、本人。]
発行所=太田出版
価格 998円(本体950円+税)
★ブログ全盛時代に、単なる私小説を超えたリアルな本人の物語にこだわる「本人主義」文芸誌。本人特集は「忌野清志郎」。その他、三宅恵介のインタビュー小説、デヴィ夫人のインタビューなど満載。

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