本屋では、夏になると新潮社(新潮文庫の100冊)、角川書店(発見。角川文庫夏の100冊)、集英社(ナツイチ夏の一冊)の文庫フェアがどの店でも店頭の目立つ所に陳列されています。甲子園に次ぐ夏の風物詩と言っても過言ではないような・・・。
そこで、夏の三大文庫フェアを自由研究第一弾として取り上げることにしました。
@最初の疑問は「100冊と銘打っているけど、本当に100冊あるの?」というものです。(集英社はナツイチ 夏の一冊となっていて100冊と表記されていません)結果 新潮社 109冊 角川書店 116冊 集英社 101冊 ※上、下巻は二冊で数えています。
納得がいかないと言いますか、すっきりしませんよね。
なぜ、ぴたり100冊にしてくれないのか。100冊と表記していない集英社が一番100冊に近いとは。
私は、上下なし、巻数モノなしで100冊選んでほしいな、と思うのですが。
A次に調べたのは価格です。
結果 新潮社54200円 角川書店64598円 集英社55940円
一冊平均 497円 557円 554円
一括購入していただけるお客様には金のしおりを三枚つけて、無料で配達いたします。(ただし、夏休み期間中、市内、一括納品一回払いのみ)
ジャケ買いベスト 5
1位 ドグラ・マグラ 角川書店
2位 伊豆の踊子 集英社
3位 絵のない絵本 集英社
4位 不思議の国のアリス 新潮社
5位 春琴抄 新潮社
1位のドグラ・マグラは今まで見てきた全書籍中、最もインパクトのある装丁です。表紙だけで買う価値があるのではないでしょうか。私は中身も気になって購入したのですが読了はしていません。
2位は荒木が好きだから。3、4、5位は美しい色合いです。眺めるときは帯を外してください。
タイトル買いベスト 5
1位 薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木 集英社
2位 四畳半神話大系 角川書店
3位 二十億光年の孤独 集英社
4位 思い出トランプ 新潮社
5位 となり町戦争 集英社
私はタイトル買いをしたことがありません。そういえば、ジャケ買いもありません。買って後悔は、あまりしてもらいたくはないので、やはり最初の1、2ページには目を通してください。
ちなみに、三大文庫今年のラインナップにおける私の既読冊数は以下の通りとなっております。
新潮社 14冊
角川書店 10冊
集英社 4冊



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