壱岐サイクルフェスティバル EL-50Km
by カエラ
朝起きると雨が降ったり止んだりを繰り返すお天気でした。
スタート地点の壱岐文化ホールに着いてからも天候は変わらず、雨のレースかと思っているとスタート前にはちょっとだけ晴れていました。
スタートしトンネルを抜けて橋を登るまでパレード走行で、先導車が抜けるとすぐにアタックがかかりましたが程なく吸収。
最初の登りもあまりペースが上がらないまま走っているとコースの左の方から優勝した白石さんがスルスルと前の方へ上がって行きました。
「いくらなんでも逃げるの早すぎるだろ」と思い、また登りで脚を使いたくなかったのでそのまま逃げを見逃してしまいました。
そこからは下りでは濡れた路面での落車を気を付け慎重に下り、平坦に入ってからローテーションを回して追走しようとしましたが、うまくローテが回らずなかなかさを詰められませんでした。
30キロのスタート地点をすぎて最初の大きな登りで2人が白石さんを追って集団から飛び出しますが、誰も吸収しようとせずあとでなんとかなるだろうと甘い考えで追走の2人を許してしまいました。
しかしそこからもうまくローテを回せず3人との差は開く一方で、前半に動きすぎたせいで追走できずラスト1キロに入ってしまいました。
最後1キロはアタックに反応できず自分のペースを保つので精一杯で順位を上げることが出来ず8位でのゴールになりました。
今回のレースで、もっと他の人と協力し追走などできていれば結果は違うものになっていたのかもしれませんが、まずは自分の力をつけていかなければならないことを痛感しました。
壱岐サイクルフェスティバル EX-30Km U-39
by タケッキー
50kmの選手は6時に宿を出るというので、まだ目が覚めないままお見送り。雨も降ってる。スタート前に濡れて体が冷えるのは厄介だ。
30kmのスタート時間は9:45、しかも選手の数もそんなに多くないし、50kmのような序盤いきなりの上りもない。条件としてはイージーなのでスタートの並び順も気にしなくてよいのでゆっくり準備をします。(実は朝食後2度寝をしました。)
30kmの会場に着くころには雨も上がって、受付をすると9列目。意外に前のほうでした。アップは近くの平坦路をスタート1時間前からゆっくり流して感触をつかみました。
正直、30kmはそんなに速くないだろうと、高をくくっていました。レース前は知り合いの人ともいろいろ話して、いつも通り特に緊張することなくスタート地点へ。
スタートからしばらくは平地です。このクラスだとレース中、騒々しいです。声を出さなくても、前を見てれば走れるのに、結構うるさいのです。(こういうのは、レベルの高いレースに行けばいくほど、静かになります。)ペースは遅くなく、でも、速いわけでもないので、楽に走れる位置で走ります。いつものように下りでは無理せず、2車身ほど空けて走ります。走り始めてすぐに感じたことは、脚が重く感じたことです。気持ちもマイナスのことしか思いつきません。ただ付いていくだけでした。
残り10kmの坂でとうとう集団から切れてしまいます。そんなに離れては無いのですが、途中で30秒ほど開きました。見える位置だったので、とにかく最後のT字路までには追いつくつもりで緩斜面でも気持ちを緩めず走りました。途中はローテにはならず、一人で我慢の走りです。先頭集団にはなんとかT字路で追いつきました。
ここからがゴール勝負です。同じクラスの人数を把握し、自分がこの時点で9番手であることを確認しました。スタート前から、最後はゴールスプリントに持ち込んで走ることを決めていたため、あえて動くことはせず、流れに任せて走りました。上りに入るまでに数人抜いて、前から5列目で上り始め。右カーブで前会長の声が聞こえます。この位置から前に6位の選手が見えました。2段目まではとにかく温存して、5位の選手を抜き、下りを利用して4位に浮上します。前の3人は全く見えません。4位をキープしたまま、スプリントもすることなくゴールしました。前の3人とは9秒差、全くの僅差にもならず、ただ実力不足でした。
毎年、50kmに出ていましたが、今回は30km。30kmはのんびりしていて、レース前の緊張感も50kmほどは無く、そんなに走りにくいとは感じませんでした。レース中は、チームの人も友人も見ることは無く、(正直、どこにいたのかわかりませんでした。)ただ走りに集中していました。表彰はされましたが、お立ち台に乗ることは無く、4位の結果は満足できないものでした。来年は応援にこたえられるような走りができるようにしたいと思います