おはようございます。
今日の清水は朝から雨、ちょっと蒸し暑く感じます。
今回は車やバイクのレシプロエンジンのロス馬力について書きます。
各自動車、バイクメーカー様もほとんどのエンジンで採用している
内圧コントロールバルブ、最近では社外品としても人気が高まり
すでに使用しその効果を体感している方も多いと思います。
レシプロエンジンではピストンが上下動を繰り返し
ピストンの下降時、一時的にエンジン内部は高圧になります。
ピストンが上昇すれば負圧になります。
そのためエンジンには圧力の変動を緩和するブリーザーが設けられ
ピストンが下降するれば排出され、ピストンが上昇すると吸い込むようになっています。
それ以外にピストンとシリンダーの隙間から吹き抜けクランクケース内に入り込んでしまう
ブローバイガスによって圧力が高まりピストンが下がる時に反発を受け抵抗になります。
これをポンピングロスと言い馬力を損失しています。
気体を圧縮する時は大きな抵抗を受けますが
膨張させるときにはそれほど大きな抵抗は受けません
ですからクランクケース内の圧力を下げた方が馬力の損失減少させることができます。
内圧をコントロールするためのバルブにもいろいろなタイプがあり能力が違います。
安価な物から高価なもの、
安価な物でも取り付け方なを工夫し効率を上げればしっかりその効果は体感できます。
内圧コントロールをすることのメリット
@ロス馬力の減少
Aアクセルコントロールが容易になる
B駆動系、エンジンマウントのダメージの減少と寿命を延ばす。
C燃費の向上
Dコーナー進入速度を上げる
スイフト、マーチ、バイクにコントロールバルブの装着をお奨めいたします。
期待以上の体感ができるはずです。
内圧コントロールバルブ
樹脂、 2,500円 (小排気量向き低回転向き)
アルミ、 6,500円 (レスポンスUP高回転向き)
こんな人にお奨めです。
装着前:バイクでブレーキングからコーナー進入時リヤタイヤがロックしてしまう。
装着後:ロックが軽減しコーナーに安定して新入でき、コーナー時の不安が減ります。
装着前:マーチ、スイフトのFF車でブレーキングからコーナー進入時、エンジンブレーキで姿勢が前のめりになりリヤが浮いてしまいリヤタイヤがスライド、スピン状態になリやすい
装着後:不要なエンジンブレーキが緩和され姿勢安定しリヤタイヤを抑えスピンモードを回避します。結果ハイスピードでコーナーに侵入することが可能となりコーナー中のアクセルコントロールも楽になります。

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