大学のサークルの先輩、万城目学氏の
【鴨川ホルモー】(参考記事)
http://sky.ap.teacup.com/aeroherohiro/111.html
に続く第2作目、
【鹿男あをによし】
http://www.amazon.co.jp/%E9%B9%BF%E7%94%B7%E3%81%82%E3%82%92%E3%81%AB%E3%82%88%E3%81%97-%E4%B8%87%E5%9F%8E%E7%9B%AE-%E5%AD%A6/dp/434401314X
が発売中です。
なんと、天王町の小さい本屋にまでも、入り口近くに山積み。
すごいなぁ。
ちょっと遅くなったけど、先日やっと読みました。
相変わらず、気軽に数時間で読める、ライトノベルファンタジーで、【鴨川ホルモー】と切り口は似ていますが、【坊ちゃん】へのオマージュのような設定の今回の作品。
奈良を舞台に、女子高に期間限定で赴任してきた「おれ」が、鹿に話しかけられたことから数奇な運命に巻き込まれます。
鹿ポッキーや、野性的魚顔、かりんとう、サンカクなど、新ネタも満載。
前回のレナウンみたいなサークルネタバレはなかったけど…。
鹿島大明神から始まって、邪馬台国論争に決着をつける?卑弥呼を取り巻く古代史の謎解きなど、展開力はさすが。
剣道の試合では、ついつい手に汗握っちゃいます。
でも、あくまで読み終わったあとには敢えて何も残らない、さわやかでくだらないストーリーも相変わらずの魅力です。
ただ、鹿の糞の話は、ちょっと人間が科学の進歩で失ってしまったものを考えさせるところもあったり。
近鉄奈良駅前や、春日大社、大仏、若草山、飛鳥の遺跡など、大学時代に数回奈良に行ったときの風景が思い出され、懐かしくなりました。
多分万城目さんも当時そんなに多くは足を運んでないだろうけど…。
サークルの関係上、奈良女にはやたら行った気がする…。
学内に鹿がいる大学ってすごいよなぁ。
そういえば、一度ママチャリでサークルの同期3人で奈良まで24号線を下ったこともありましたw
1回生の最初のころ、サークル内の彼女と、免許取りたてで従兄弟から車を借りて京都〜奈良〜室生寺までドライブなんてこともありました。超狭い橋でバスとすれ違うのにバックしなくちゃいけなくて、ビビリまくったり。
今月26日にサークルの後輩の結婚式で京都に行くので、車で行って奈良にも足をのばせたらいいなぁ。
【鹿男あをによし】皆さんも、気軽に読めるので、是非ご一読くださいね。
早くも、第3作が楽しみですね。
万城目さん、次は宇宙ネタとか題材にしてみたりしないかな?

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