Twitter:@arisamag2

2010/12/25

輝けトランスフォーム  アニメ
 さて、最後の『トランスフォーマー アニメイテッド』は……

 本日で最終回。
 なんだか色んなことがバタバタと進み、ナレーションで強引に締めくくり。あのキャラそのキャラどーなったんかなーってのも色々投げっぱなし。

 そんな感じでまるで打ち切りみたいな最終回だったが……やだなあ、全米で大人気で実写映画も連続大ヒットのトランスフォーマー様のテレビアニメが打ち切りになるわけないじゃん。

 最初から3クールの予定だったんだよ。
 どこぞに書いてある「幻のシーズン4」なんてエイプリルフールのネタだよ。あっちじゃTFもウルトラマンみたいなことするんだよ。

 伏線が投げっぱなしだったり色んなことが未消化のまま最終回になるのは、平成ライダーみたいなもんだよよくあることだよ気にスンナよー。

(注:全米で大人気で実写映画も連続大ヒットのスパイダーマン様のテレビアニメは何度も打ち切りになります)



 ……さて、今回で締めくくりと言うことで、以下は全話(DVDのみ収録の回があるから全話じゃないけど)を観ての雑感。




 とりあえず、良かったと思った点、悪かったと思った点をつらつらと。
 まずは悪かった点から。


・悪かった点
 毎週感想を書いてきてしみじみ思ったのだが、感想文を悪口で埋めるのはすごく簡単だ(笑)。

 そんなわけで、私が本作を観て不満に思った点はこれまでの感想中でほぼ全部書いた気がするので、さらっと流す。だいたい大まかに言って以下のようなことでした。


1)過去作品への過剰なオマージュ。過剰すぎて本作単体で楽しむ場合にノイズになる。

2)過剰オマージュの一方で、TFを少しでも知る者なら期待する「善悪ロボット軍団の総力戦」を見せてくれない。

3)話が妙に暗く、その演出が妙にグロい。


 これに、あまり今までの感想中に触れなかったことを付け加えるなら「スーパーヴィラン」かな。

 彼等の登場について「G1時代にも人間の悪役は登場したから、これは一種の原点回帰」と仰る方もおられるのですが、私は「人間の悪役が科学者や政治家や軍人等のTFに対して悪意を抱く人間である場合と、コスチュームを着たスーパーヴィランである場合とでは話の意味が違う」と思います。

 嘗て和製TFの『トランスフォーマーV』が「原点回帰」を銘打った時に「TFは本来もっと自由度の高い世界であって、それをありがちなスーパーロボット物に落とし込んだVは原点回帰とは呼べない」との否定的意見も聞かれたのだけど、その表現を借りて言うなら「本来もっと自由度の高い世界だったTFを、ありがちなアメコミヒーロー物に落とし込んだ」のがコスチューム悪役ではなかったのかと、私は思う。私らが観たかったのは「メタルなティーンタイタンズ」でしたっけ?ってこと。


・良かった点
 こちらも箇条書きにして、軽くコメントを付けたりする感じで。良い悪いと言うより好き嫌いの話になってる気がするが気にすんな。

1)オートボットの一部隊としてのオプティマスチーム。
 ビーストもこのパターンでしたが、個人的にはこういうのって「オプティマスが全軍の頂点に立つ」設定よりもスケールの広がりを感じさせて好きなのです。(主役がオプティマス名義じゃなければもっと良かった)そのオプティマスチームが落ちこぼれというのもなかなか好感触。ただ、オプティマスより上位にある筈のエリートガードが無能過ぎた気はするが。一度ぐらいは「やっぱエリートは違うぜ!」と思わせる話があっても良かったんじゃなかろうか。

2)マトリクスが出てこない。
 リベンジの感想あたりで書いたと思うんですが、『ザ・ムービー』から出てきたこの便利アイテムはあまり好きくないのです。まあ個人的好き嫌いは置いといても、これが無かったことでオートボットという組織の描写がこれまでより柔軟なものになったんじゃないかしら。もしあったらセンチネルが総司令官になることは無かったろうし(笑)。
 でもラストになってチラっと出てきたんですけどね。

3)キャラクターデザイン
 私、番組スタート当初にアニメイテッドの日本放映について「失敗を確信している」と書きましたが、何故失敗すると思ったかと言うと、それは悪かった点の方に挙げたことが理由であって、世間で不安視することの多かった「アゴメイテッド」と揶揄されるキャラクターデザインについてはさほど心配してませんでした。

 昔、何かの本で「子供は最近のロボットアニメの絵を観ても、情報量が多すぎてそこに何が描かれているのか理解できないらしい」という話を読んだことがありまして。それが事実であるかどうかは知りませんが、もしそうであれば、あのシンプルな絵は寧ろ武器になるのではないかと思っていました。

 だが、絵はシンプルだけど玩具の変形はさほどシンプルでもない罠(笑)。

4)音仏家
 いや、これ面白かったと思うよ?
 てか、余所様のブログでの感想を検索していて「赤オプティマス青オプティマス……」の早口言葉が子供に受けてたって記事を子育て系ブログで2つも見つけた時点で俺はこのコーナーの存在を許した(笑)。









 ……さて、私みたいな一視聴者が心配しなくとも、アニメイテッドは(タカラトミーの言い分を鵜呑みにすれば)子供受けの良い作品だった模様。

 ユナイテッドのCMでも「戦いはアニメイテッドからユナイテッドへ!」と、テレビタイアップがないことを不安視していることが想像されるキャッチコピー。逆にアニメイテッドの貢献度が判ろうってものです(笑)。

 それでは、次回作を楽しみに待ちましょうか。
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2011/2/17  23:47

投稿者:arisama
●匿名希望様

はじめまして。
次からは使い捨てでも良いから
匿名で無くHNを付けてくれると嬉しいです…
…という匿名に対するレスを余所でよく見かけますが、
一体何が嬉しいんでしょうね(笑)。


>所謂『過大評価』

過大評価というか、日本でのアニメイテッドの評価は
ある種の「舶来信仰」や「先入観」で上げ底されているかも知れない、
とは少なからず感じていました。

身も蓋も無いことを言ってしまえば、
「俺達は“アメリカ人が作ったから”これを面白いと思ってんじゃないのか?」
ということですね。

例えば、ファンの間で高く評価されている
「ブラックアラクニアの正体がエリータワン」の設定。
もしこれと同じことを、和製TFの武上脚本でやったとして、
ファンはアニメイテッドのそれと同じ様に
「秀逸なオマージュ、キャラの奥行きを深めた悲恋話」
と高く評価しただろうか。

寧ろ真逆に
「G1とBW双方に対する冒涜、陳腐なお涙頂戴」
と非難したんじゃないだろうか。

放映当時は、そんなことを考えながら観ていました。

2011/2/17  12:06

投稿者:匿名希望
通りすがりの者ですが失礼します。

巷ではアニメイテッドは・・・言い方はすごく悪いんですが、所謂『過大評価』されている感じがしたんです。
ですので、当ブログのような意見は非常に参考になると思うし、「そういう見方もあるんだな」と思わせます。

今回挙げられたTFAの欠点ですが
>過去作品への過剰なオマージュ。過剰すぎて本作単体で楽しむ場合にノイズになる。
確かに、本作からTFに入るであろう人達にはこのような手法は問題があるかと思います。
最近のガンダムやライダーといったシリーズでも例えばその作品ならではの「味」がある筈なのにそれが出てないということが多いですからね。

>過剰オマージュの一方で、TFを少しでも知る者なら期待する「善悪ロボット軍団の総力戦」を見せてくれない。
良いところに気がつきました!
TFは『2つに分かれた種族の群像劇』。
だというのに、本作はそういうTFの持つ『暗黙のルール』を無視している感がありました。
個人的にオートボットやチームオプティマスのみならず
各地に散らばってるディセプティコンの描写もやって欲しかったのです。でも結果的に描かなかったのは今なお「なして?」としか思えないので・・・。

>話が妙に暗く、その演出が妙にグロい。
これは所謂、和製シリーズやBW(CG、和製問わず)、一部のアメコミ版が叩かれてる原因でもありますね。
HMやSL、BMでも見るとおり変にダークにする一方、TFにおける『弁慶の泣き所』である玩具展開などの「大人の事情」が打算になっているため、中途半端になってしまっているんです。
これはTFAでも起こっているのは見ての通り。
『原点回帰』の明快路線だと思ったら、『スポーン』か『バットマン』だったという違和感なんです。

こうして見て分かるように、米国でもかつてのようなTFは作れなくなっている感もあるし、その上で残念としか言えないのが正直な感想なんです。
(プライムも似たり寄ったりって感じ・・・・一応『2つの種族の群像劇』は最低限守られてるけど。)

駄文失礼しました。不快に思われたらすみません。
しかし繰り返しになりますが、とにかく「残念だった」と言わざるを得なかったのがTFAへの感想なんです。
我が儘かも知れませんがこの文が「参考」になってくれれば幸いです。








2011/1/16  20:51

投稿者:arisama
○花月様

はじめまして。
コメントありがとうございます。

さて、御依頼の件なのですが、
大変興味深い話ではありますが、
あいにく私は点数で物を評価することが苦手でして…

今回の件はご勘弁いただけますでしょうか。

これに懲りず、また何かしらコメント頂ければ幸いです。

2011/1/16  3:10

投稿者:花月
始めまして。
ブログ「星屑の流星群」及びファンサイト「花は舞い 月は輝く」の
管理人の花月と言います。
実はある企画へのお誘いの為にコメントをしに来ました。
単刀直入に言いますがゲームやアニメについてぼそぼそと語る人というブログの
12月終了アニメ評価企画に参加してくれないでしょうか?
ちなみに宣伝許可は管理人さんからすでに取ってます。
深夜枠アニメとかは評価対象になりやすく
逆に夕方枠及び朝アニメは評価されづらい、
というより関心がない方が多いと言った方が良いのか、
だからこそそう言ったアニメも深夜枠に負けてないという事を伝える為にも
ぜひ評価企画に参加してほしいのですが良いでしょうか?
もちろんアニメイテッドも12月終了アニメなので評価対象です。
朝アニメ及び夕方アニメの感想を書いている方は深夜枠に比べると少ないので
それらのアニメの良さを伝える為にも参加してほしいのですが…
もし参加を決意されるようなら下記のURLでルールを確認、
記事を書いてそこにトラックバックを送信してください。
http://blog.livedoor.jp/koubow20053/archives/51669463.html
良いでしょうか?。

http://kaduki661.web.fc2.com/kagayaki.html

2010/12/26  21:52

投稿者:arisama
>過去作品への過剰なオマージュ
ウチのブログではTFに限らず、
「過剰(安易)なオマージュ」に対して
否定的な事を書くケースが若干多いのですが、
アニメイテッドについては、
特にアラクニアのオチは酷過ぎると思いました。

なんつうか
「そこでオマージュをやらなければもっと面白い発想が出てきそうなのに」
って惜しさを感じるんですよね。アニメイテッドって。


>「オートボット、トランスフォームして出発だ」
この台詞、もう英語そのまんまの
「オートボット、トランスフォーム&ロールアウト!」
で良かったんじゃないかと、
実写映画にこの台詞が出てきたときから思ってました(笑)。
確かに子供に馴染みのない単語だけれど、
ガッチャマンの「ラジャー!」的なカッコよさを狙えるんじゃないかと。

ビーストの「マキシマイズ(テラライズ)→変身!」もそうですけど、
この手のフレーズは判り易さを選ぶのか、
判らなくてもなんだかカッコイイ物を選ぶのかは
判断の難しいところですよね。

2010/12/26  9:50

投稿者:KEN
>アニメイテッド最終回
非常に慌しい感じで余韻も何もないなあ
というのが正直な感想です
ウイングブレードオプティマスも
プロールの死もあっさりしていて印象に残らない
といいますか

>過去作品への過剰なオマージュ
日本語版を見ていると
「これ、旧作からの引用ネタなんだろうけど翻訳では
無視しているかそもそも知らないんだろうな」
的な箇所が多くて微妙な気分になる事が多かったですが
マニア以外には余計な事なので敢えて無視したのでは
ないかとも今では思います
「オートボット、トランスフォームして出発だ」
という台詞とか

>「善悪ロボット軍団の総力戦」を見せてくれない。
敵味方双方とも出番の無い話が結構ある上に
準レギュラー級キャラが沢山いるので全体的に
一度に出る話が少ないですね

>話が妙に暗く、その演出が妙にグロい。
TFシリーズで原典回帰等で旧作キャラのリメイクや設定の引用
する作品が多々ある一方であの明るく大らかで脳天気な雰囲気を目指す
作品が殆ど無いというのは自分としても不満だったりします
時代が違うと言われればそれまでかもしれませんが

グロいといえばエネルギーを吸い取られて老化するサリや
頭を割られて情報を吸い出されたアーシーは特に酷く感じられました
グロではありませんが体を奪われたセンチネルに対しての
オプティマスの言動も「やっぱり内心恨んでいたんだな」
と思わずにはいられませんでした(笑)

>「スーパーヴィラン」
僕としてはそんなに不満は無かったです
アニメイテッドのオプティマス達はそれほど強くなかったので
序盤の敵としては悪くなく、遅れて出てくるディセプティコン
が強く見える効果もあったと思うので
でも、途中から出番が全然無くなったのはTFと人間の関係の
描写がとても中途半端(序盤で地球人に認知されながらも
その辺が殆どドラマに生かされなかった部分や一番の友人で
あったサリがTFであった事も含めて)
な感じで不満です

>ただ、オプティマスより上位にある筈のエリートガード
>が無能過ぎた気はするが
殆どのメンバーがオプティマス達を見下したような印象を
受ける上に実際には引き立て役という活躍ばかりでしたからね
(ウルトラマグナスも含めて)

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