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2008/3/22

禁じられた記録  空想特撮
 本日の肴はウルトラ話を二つほど。



 今月の『映画秘宝』から『封印作品の憂鬱』の連載が再開されました。

 前回の『日テレ版ドラえもん』は後半の内容が封印作品というよりアニメ業界黒歴史みたいな事になってましたが、今回の連載テーマは、タイムリーというかベタというか『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』とのこと。

 正直、『ジャンボーグA&ジャイアント』の方がよっぽど封印作品だと思うが。
 まあハナっから日本で上映されたことのない作品が封印作品かと言われると違う気がしますけど(笑)。
 逆にいえば『VS怪獣軍団』の方もあの第三次怪獣ブームが無ければ永遠に日本での公開はなかったのかもな。

 さて、先ほど「タイムリー」と書きましたが作者の安藤氏的にはちっともタイムリーではなかったらしく、チャイヨーに取材しようと思った矢先に例の裁判に負けてオシャカになったなんて苦労話が軽く語られています。
 判決の事を思うと『ウルトラマンミレニアム』の方がタイムリーな封印っぷりですね(笑)。

 今回の記事は「もともとチャイヨーと争っていたのは国外での利用権であり、『VS怪獣軍団』も国内で上映・販売する分には問題はない。なのになぜ封印?そのことについて円谷プロに質問してもなんだか歯切れが悪いぞ?これはどうしたことだ?」というところで次回に続く…とみたいな感じですが…

 うーん、これは、この後の展開に期待して良いものなのか。

 ぶっちゃけ、封印の理由も関係者の歯切れ悪さも、セブン12話や狂鬼人間の取材でも見られた、円谷特有の”臭いものには(簡単に解決しそうなことでも)とりあえず蓋をしておく体質”が本件でも発揮されているだけの話ではないかと思うんですが(笑)。

 結局謎は解かれず(そもそも解くほどの謎も無く)、特撮黒歴史が語られて幕引きになりそうな予感が。まあ、それはそれで読み物として面白げではありますが。





 話変わって、ミステリー小説誌『ジャーロ』連載の小説『ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント』について。

 一回目の感想書いて以来話題にしてませんでしたが、ちゃんと毎号読んでました。
 ジャーロって季刊だから発売日を覚えているのが大変(笑)。
 脚本のときと打って変わって大好評な連載ですが、ついに今回、朱川湊人脚本最大の問題作『怪獣遣いの遺産』編に突入。

 連載開始当初、小説オリジナルキャラのカナタが、宇宙人(ウルトラマン含む)に対する敵意を抱えていたので、「これはテレビシリーズの様なさわやかな話にはならないのではないか」と思っていました。
 ですが、そのカナタさんは『ひとりの楽園』『無敵のママ』を経てどんどん丸くなってしまい、今の連載分では(本人が忌み嫌っていた筈だった)GUYSのぬるーい空気にすっかり溶け込んでいます(苦笑)。

 でも、ここで何かをやらかす為にカナタというキャラを用意したのだろうなぁ。
 いったい何をやらかしてくれるのかしら。

 こいつは次回も見逃せないぜ。

 でも流石に小型護衛艦の「サンダーグリッド」と「キンググリッド」はオマージュとしてはやり過ぎだと思います(笑)。
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