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2013/8/24

がーっちゃがっちゃがっちゃ  アニメ
 また更新が滞ったねェ。

 ところで昔、とある対談記事中で岡田斗司夫氏が山本弘氏から、なにかの新作アニメだったか新作ウルトラマンだったか新作ゴジラだったか忘れたが、まあなにか話題作について観たかと話を振られて「観ませんよそんなもん。みんなはちゃんと観て評価しないとアカンって言いますけどね、僕ぐらいのオタクになったら観んでもわかる!これはダメやって観んでもわかる!」と答えたのを読んで、私は「これって真面目な人は怒るだろうけど、実際オタクとして経験を重ねると観る前から大体どんなことになるかわかっちゃうことってあるよね」と苦笑したのを思い出した。

 なんでそんなことを思い出したかというと、公開(というか試写時点からか)直後から世間で大不評の、実写版『ガッチャマン』に関する感想の数々を読んでいたからだ。(今の時点で私は未見)

 ……制作発表当初は「イマドキ、よっぽどの人材に当たらない限りはそこそこの出来のモノが出来てきますよ」と擁護していた私なのだが、その後の続報や予告編で「石に選ばれた」「昔のガンプラみたいな注意書きの入ったコスチューム」「究極の兵器」「正義か破壊か」「命令に逆らえない犬」「掟じゃなく仲間を守れ」「一千万人のために一人を犠牲にする考え方を否定する」等々の情報を見て「あー、こりゃよっぽどの人材に当たっちゃったかなぁ……」と、「観んでもわかっちゃった」のだ。

 上記に挙げた本作における原作との差異が、当ブログでもとりあげてきた他のアニメマンガ原作実写映画のそれと何が根本的に違うかというと、そこから「スタッフが原作をこう解釈した」とか「現代的な感覚ではそのまんま映像化しても通用しない」とか「予算や尺に収める為に色々調整した」というようなロジックが殆ど読み取れないことだ。かろうじて「スタッフの価値観を無理矢理押し付けた」可能性はあるが、なんとなく「思想も何もなくただ思いつきで色々ぶち込んでみた」のだろうなと観なくても想像ついちゃうところが恐ろしい。

 もしかして昨日の豪雨で85分遅れの電車に立ちっ放しで乗る羽目になって体力削られなければ、今日観に行っていたのかも知れないのだが、今後話題作目白押しの状況下で今日を逃すと観に行くかどうか迷ってしまう。でも私が「観んでもわかる」と思うぐらいだから、世間の感想も八割ぐらいは観ずに書いてて実際観てみると案外面白い可能性が3%ぐらいは残されていないかと、そんなことを考えると更に悩ましい。

 まあそんな悩ましい実写ガッチャマンですが、この企画が無かったらタイアップで『ガッチャマン クラウズ』が制作されることもなく、映画公開記念で最新エピソードまで全話無料配信されることはなかったから、やっぱり作ってよかったんすよ……と、はじめちゃん理論で締めておく。
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