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2013/3/31

泣いてどうなるのか  アニメ
 神戸の兵庫県立美術館に『超・大河原邦男展』を見物に行ってきました。

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オタスケガエル(違)が守護する美術館遠景


 
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※もちろん展示物は撮影禁止なので展示物の画像はありません



 これまで門外不出とされてきた大河原邦男直筆の設定資料、イラストが総数400点以上展示された、かつてない規模の展覧会……と、言いつつ会場入って最初に目についたのは『鉄人28号』の作画参考用の石膏像……って大河原全然関係なかったりするのは御愛嬌(笑/ロボットアニメの歴史を紐解く意味もありまして)

 まあ、門外不出とか本邦初公開とか言っても、特にガンダムやボトムズ関係の設定資料なんて、何度もアニメ誌やムック本で印刷物としては紹介されているわけで、絵である分、前に東京で見た「特撮博物館」に比べるとインパクトが弱いのは仕方のないところ。

 カラーイラストは筆跡が確認出来て楽しいけれど、設定資料になると、結局は直筆でなくコピーだったりするしね。

 そういう意味ではあまり取り上げられないマイナーな物ほど面白い。ゴーダム、ダイオージャ、トライダーあたりが今回の展示の見せ場と言えるのではないでしょうか。

 例えばダイオージャの初期設定画だとか。エースレッダー、アオイダー、コバルダーといった色に因んだネーミングなのに準備稿時点では三体とも赤いとか(笑)。

 レッダーがもろにサムライ風だったり、アオイダーが西部劇風だったり、コバルダーは中国の武将なのかな?……決定稿よりもキャラクター性が強かったのも印象的です。

 あと、立体物の展示品として一番の目玉になるのは「逆転王のモックアップ」でしょうか。

 大河原氏がメカデザイン中に変形機構を再現したモックアップを作るってのは有名な話ですが、現物を見たのは初めてです。これこそ門外不出と言えるでしょう。

 ただ、トッキュウザウルス状態での展示のみで、それがどのような変形機構を持っているかについては明かされないのがちょっともどかしい。
 変形過程を撮影した写真なり動画なりを一緒に展示すべきだったのではないかと思います。

 TFファン的に興味深いところとしては、買わなかったが見本を立ち読みした図録で、タカラトミーの大野光仁氏のインタビューが載っており、大河原氏がスターセイバー、メガザラック、ハードヘッドのデザインをしたことが言及されております。メガザラックが大河原デザインってのは初めて明かされた事実ではなかろうか。

 だが展示物にTF関連は無い。ちゅうか、サンライズとタツノコしかなかったような。

 大野氏のインタビューは勇者シリーズ絡みなんですが、勇者関連の展示はエクスカイザー、マイトガイン、ガオガイガーと、まあ、ある意味定番なチョイス。個人的には「いや、その辺は画集でよく見るから、どうせなら画集でハブられがちなダグオンとかを見たかった」と思わないではない(笑)。

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同業者の永野護氏から花が贈られてました。
因みに彼の筆によるエルガイムの設定画も一枚展示されてます。


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会場入口。ガワラ自画像がお出迎え


 まあ、そんな感じで、「濃い人達には物足りないかも」とは正直思いつつも楽しい展覧会ですので、関西在住の方は是非お越しください。
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