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2012/7/29

それが真実であっても  映画
 だぁーくないとぉー らいじーんぐ!
 らいじーんぐ らいじーんぐ らいじーんぐ……(声:かな恵)

 分かり辛いボケから入ったが、話題の映画『ダークナイト ライジング』を観てきましたよ。
 原題とタイトルが微妙に違うということにさっき気付いた。原題通りだとこのボケ使えないところだったよ。ヘルメットが無いと即死みたいな気分だね。

 バットマンに関する映像作品を観る度に思うのだが、バットマンって「どのように料理しても一定の面白さは保つ」ところが凄いなあと。

「両親を殺された大富豪ブルース・ウェインは、蝙蝠のスーツを着用し闇の騎士となって悪人を制裁する」……このプロットさえ守ればコメディだろうとシリアスな犯罪ドラマだろうとSFだろうと相手が切り裂きジャックだろうロビンがいてもいなくても実際にバットマンやるのはテリーでもオールOK。

 あの伝説の駄作『バットマン&ロビン』ですら、そういうものだと割り切ってしまうとかなり面白いのだ。これって何気に凄くね?

 あー、でも戦前に作ったとかいうシリアルはちょっときつかったや(笑)。やっぱ闇の騎士も制作費には勝てないんですよ。

 では以下に感想を。

 ここから先はネタバレ注意。本作が面白かったかどうかについては、先ほどからこの記事のテンションがおかしいところでお察し下さい。

 それじゃ、ハッピーでラッキーなクライムファイターストーリー、スタートだよ♪(注:壮絶に終わります)












 仲間だと思ってた美人科学者が実はラスボスでした→市街戦の末に倒したけれど最後っ屁で街が壊滅の大ピンチ→身を呈して街を救って空中大爆発→死んだみたいなんで墓なんか作っちゃって墓の前で友達泣いちゃう→でもしれっと生きてました……この流れ、数か月ほど前に深夜アニメで観たなぁ……ああ、シンフォギアか。
 いや、ちゃんと墓に名前彫ってあったけどね。あと、ブルースさんは立花さんと違って言葉が通じる相手でも殺る気満々です。それでいいのかアメコミヒーロー。あ、それと「悲惨な境遇を自慢しながら敵対するツンデレが最終的に味方になる」ところもシンフォギアに似ていた気がします。
 つまり、あんなアニメでも調理次第で社会に衝撃を与える問題作に(笑)。秋のライブで銃撃事件(←不謹慎)。


 さて、シンフォギアを持ち出してきたのは別にネタだけじゃなく、本作は前作と打って変わって、割とストレートなヒーロー物に仕上がってます。どうしても難しい方向にもっていきがちな宣伝に身構えることなく「シンフォギアみたいな映画なんだ」と思っていただいて結構です。前半の議員誘拐のくだりが頭悪いとついてけないぐらいで実にシンプルで分かりやすい展開(但し前2作は観ること)です。そういや前作も冒頭のマネーロンダリングのくだりが良くわかんなかったなぁ俺。

 議員誘拐の他にも博士さらったり、指紋盗んだり、それぞれを切り取ると「なんだこりゃ?」と思うことが色々あるわけですが、それが後半ガシッと繋がる気持ちよさが、「そういやバットマンって探偵物でもあったなぁ」なんてことを思い出させて気持ちいい。

 分かりやすいと言えば、毎度毎度「なにやってんだかわかんねぇ」的な事言われがちだったアクションシーンも、今回は分かりやすいんじゃないかしら。てか、白昼の街中で殴り合いするバットマンの絵面がものすげぇマヌケ(笑)。


 あとねあとね、これが一番ステキに思った事なんですが、この作品、『ダークナイト』の続編であると同時に『バットマン ビギンズ』の続編としての色が濃いんですよ。もう『ビギンズ』観てないと話が分からないレベルで。

 これはきっと『ダークナイト』から入って来たニワカの癖に、したり顔で語る連中へのノーランの復讐(笑)。

 あとは、意外に原作コミックから拾ったと思わしき展開が散見するのも興味深い。
 やっぱりベインはバットマンの背骨へし折ってナンボなんですよ!(流石に背骨へし折りからの復帰は無理があると思ったのか関節ズラされたみたいな話になってたけど)

 では、テレビアニメ2本の引用を駆使して日本一頭の悪いダークナイトライジングの感想を目指してみましたが、とりあえずこんなところでおしまい……あ、そういや伝説終わってなくね?




 犯罪者の脅威は尽きることなく、人の闘争は終わることなく続いている。未だ危機は満ち溢れ、そういえばジョーカーほったらかし。だけどうつむかない、あきらめない。だってこの街にはウェイン財団の金があるのだから。破産したけど。



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