第2回地区チーム研修セミナー
2月26日、京都ホテルオークラで標記に地区委員として出席してきました。
ご報告:
1部:第1回合同地区委員会(12:45-14:00)
各委員会に分かれて分科会です、予定など次年度の事を話されたと思います。
2部:第2回地区チーム研修セミナー(14:00-17:30)
◆開会セレモニー
栗田幸雄ガバナーから開会挨拶、国歌、ロータリーソング「奉仕の理想」斉唱、来賓・講師紹介、ガバナー補佐、委員長、役員紹介がされた。
◆RIテーマ・RI重点目標について
今西信裕ガバナーエレクトから1月14日ー25日の米国,サンディエゴで開催された国際協議会(GETS )での様子などを含め2011-12年度の方針を話されました。
RIテーマは"Reach Within to Embrace Humanity"「
こころの中を見つめよう 博愛を広げるために」とインドのカルヤン・バネルジーRI会長エレクトから発表されたと報告され、RIの重点目標と次年度の地区の目標設定を話されました。
この内容は再度、PETS、地区協議会で次年度クラブ会長、クラブ役員・理事に話される内容である。
◆次年度の奉仕についての3つの強調事項
1.強い家族を築くこと{ロータリー家族をも含めて)
2.私達が得意とすることを継続していくこと
3. 変える必要のあることは変える 変化に対応すること
◆RI重点事項
前年と同様ですが、ポリオプラス、青少年プログラム、それに6つの重点分野、
すなわち、
1.平和と紛争予防、紛争解決
2.疾病予防と治療
3.水と衛生設備
4.母子の健康
5.基本的教育と識字率の向上
6.経済と地域社会の発展
◆今西ガバナーエレクトの方針
『良き伝統を守り、新しいロータリーに挑戦しよう』
◆地区運営方針
1.クラブの長期計画の立案と、未来へつながるクラブの活性化を目指す
2.将来のリーダーを担う人を育てる。リーダーを育てるための研修を充実する
3.私達のロータリー財団、米山記念奨学会を積極的に支援し、そのプログラムに参加し、実施する
4.会員増強、多様性のあるクラブ拡大に努力し、RI2650地区での会員減少に歯止めをかける
5.地区組織を合理化し、シンプルにして、無駄を排除し、資金の効率運用に努める
6.長期計画の中核となる価値観(奉仕、親睦、多様性、高潔性、リーダーシップ)、ロータリーのDNDを行動で強調する
7.ロータリーの未来のために、今、何をすべきか考える
これらの7つを丁寧に説明された。早口と切れの悪さはあるものの資料に沿ったお話であり理解し易かった。
◆2650地区の組織変更と目標
これについては、下記の説明と要望があった。
1.ガバナー指名委員会:各地域より1名(7名から8名に変更)
2.ガバナー補佐指名は地区DLPの変更に伴い6名(各地域より1名)
3.RLI委員会を新設(委員長:神谷保男PDG)
4.規則・手続委員会(名称変更のみ)より正しい名称にした。
5.ロータリー財団委員会をより補助金を取りやすくするためや事業区分を明確化するため3分割にした。(WCS、VTT、奨学金・学友の3委員会)
6.地区資金推進委員会
1)年次目標:US$160/人(100$+60$):60$は自主目標額とする
2)ベネファクターは最低1人/20人会員でお願いしたい
3)恒久基金と年次基金の両面でご協力ください
7.ポリオプラス委員会
2億ドルチャレンジ(2012年6月30日までに集める予定、現在、世界で1.5億ドル強集まっている)RI会長からはDDF20%相当を依頼されている。まず、一般会員より寄付を募る努力をして最終的に判断する
8.財団補助金委員会
大塚委員長は日本のパオロット地区財団のリーダーであり、大変上手に運営されており引き続きお願いします。(計画年度、実施年度・・・最低6か月必要である認識しておいて下さい)
(例)3月31日申請⇒5月31日決定⇒7月入金⇒事業スタート
9.地区WCS委員会
・ポリオEnd Polio Nowの推進・・・ワクチン経口投与
・グローバル資金を使っての地区WCSを実行予定
・その他母子の健康と衛生設備の改善、水プロジェクト、医療支援などのプロジェクト
●WCS支援金:¥1,000⇒¥2,000の復活願い
10.VTT委員会
インドの地区とVTTを計画中
11.奨学金・学友委員会
グローバル補助金を使った学友派遣を考えていただきたい
12.会員増強・拡大委員会
1)2650地区の会員減少を抑え、元気を取り戻すために拡大・増強両面で努力する
2)長期計画の「クラブの刷新性と柔軟性を育てる」
3)会員増強目標:会員50名あたり、純増1名をお願いしたい
13.ロータリー国際交流委員会(RI国際大会推進委員会)
バンコク国際大会には、田中作次RI会長ノミニーの登場もあり、」最低地区から100名の参加を希望する
◆地区長期ビジョン「標語:超我の奉仕」
1.クラブへのサポートと強化
2.人道的奉仕活動の活発化
3.公共イメージと認知度の向上
4.地区管理運営の効率化
中核となる価値観、使命は、RIの長期計画と同じ
◆『長期計画からみた地区の課題』 地区研修リーダー 神谷 保男PDG
最近のRI理事会の決定事項や方向性の話もあり、課題の提起をされた。
よい、講話であったと思います。
◆『地区委員会のあり方』 地区研修リーダー予定者 橋本 長平PDG
地区委員会の数値的を目標設定を例をあげて話されたが、本来の研修リーダーの役割りとは違ったニュアンスの話でした。
その後、小休憩(10分)
◆次年度の地区委員会の目標発表
各委員長から発表された。
栗田幸雄がバナーから講評があり、閉会点鐘して定刻の5時30分に終了しました。
詳しくは、資料集をご覧ください。
私の所感
地区委員に出向している者は、他クラブだけでなく、出身クラブへの還元は積極的にすべきであり、クラブも地区の方向性などを含めニュースを利用すべきであると思う。
クラブ会長エレクトはPETSでの研修を踏まえてまた地区協議会等を検討し今回の地区委員会の活動計画案も参考にして、クラブの各委員会の目標設定を立てて頂ければ幸いですが、5大奉仕についてもっと以前に計画を考え無ければ奉仕活動はできないと思います。
当クラブの「長期計画書」に基づき計画を立て、実績評価(数値的評価が出来ればより良い)と単年度目標を加えて頂ければ幸いです。
これをもって、2011-12年度の地区委員としての報告とします。
▼本年度については、下記の第2回合同地区委員会の報告も合せてご覧ください。
http://sky.ap.teacup.com/ytrotary/262.html

0