クラブ研修リーダーとロータリーリーダーシップ研修会
2010-11年度には地区の要請もあり、研修リーダーを各クラブ設けるようになりましたが、大和高田RCでは、個人ではなく委員会組織として「研修・規定委員会」の委員長が兼務するということになります。(内規委員会で検討して、正式にはクラブ細則に明文化し、今回の改正定款、細則、内規の改正手続きを取り、例会で会員定足数のもとで承認を得なければなりませんが、急なことで先行しております。)
ただ、このクラブ研修リーダーの役割や地区で進めている「RLIの手法」をご理解していただくためにご紹介します。
■クラブ研修リーダー
各RCにクラブ研修リーダーを任命するよう推奨する、というのは、2006年11月のRI理事会の決定事項です。
2650地区では、2010−11年度より、クラブ研修リーダーの任命を各RCにお願いしています。
ただし、大和高田RCでは先行して2008-09年度より設置しました。
「クラブ研修リーダー」については、大和高田RCの下記ページ(研修・規定委員会)をご参照ください。
去年はその役務はロータリー情報委員会が兼務していたいものです。
http://www6.ocn.ne.jp/~ytrotary/committee/ctl.htm
「クラブ研修リーダー 説明会プレゼン資料」(2840地区作成)をご覧いただくと、情報はちょっと古くなっていますが、趣旨はご理解いただけると思います。
ロータリー研修の充実というのはどこの地区でも大きな課題となっており、最近は、RLI(Rotary Leadership Institute:ロータリー・リーダーシップ研究会)のプログラムを導入してクラブ研修リーダーの仕組みとあわせて2650地区では進められている。今年度、村島靖一郎会員がこの地区のRLIのディスカッションリーダーをされますのでRLIについて、お尋ねください。
■RLIについて
「ロータリーの友」2008年12月号のP22-25(RLI日本支部委員長 2004-06年RI理事 南園 義一)記事をご参照下さい。
▼「
大和高田ロータリークラブ研修会資料」にも含んでおりますのでご参照ください。
▼下記はJRIC投稿の記事です。
近年、ロータリアンの退会が顕著になってきました。
その原因を分析して行くと、折角入会して貰ったのに、ロータリーの良さを良く分かって貰えず、短期間で退会していかれている方が多いという事実が出てきました。
そこで、退会防止のためには、ロータリーの良さをキチンと伝えていくことが重要であると言うことになり、各クラブに研修リーダーを定め、研修リーダーが中心になり、会員に研修を実施して行こうと言う事になったわけです。
第2710地区では、RLIという手法を活用して、2年前から「研修リーダー向けの研修会」を開始しました。この研修では、研修リーダー候補者に対して、単にロータリーの情報を提供していくだけでなく、研修効果がより高まるように、受講者が自発的に発言していくように工夫されています。
約10−15名くらいのグループに、3名のディスカッションリーダーが付き、研修を進めて行きます。
ディスカッションリーダーは、受講者からの意見が出やすいような進行を心がけ、受講者の意見に対して他の受講者が意見を述べると言うような拡がりが出てくるような事もあります。
テーマは、リーダーシップの特性、会員維持と増強、ロータリー財団入門等日々のロータリー活動に直結している物ばかりです。
よって、研修リーダーは、個々のロータリアンの自主性を高め、活性したロータリアンが多くなり、各クラブが活発なロータリー活動が出来て行くためのきっかけ作りをする役目で無いかと認識しています。
しかし、各ロータリアンのロータリー感がそれぞれ違う中で、ある一定方向にロータリアンを導いて行くことは大変難しい作業です。研修リーダーがいれば簡単にどうにかなるという物では無いなと言うのが今の率直な感想です。

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