2010年の規定審議会の報告(最終)
(開催期間:4月25日-30日)・・・
<本ブログの最終更新:5月5日>

「和文の審議の採決一覧(最終)」は当クラブホームページ「What's News」からも2010年の立法案と共にダウンロードできます。
http://www6.ocn.ne.jp/~ytrotary/
▼2010年規定審議会が終わって全体的な概要
http://www.rotary.org/ja/MediaAndNews/News/Pages/100503_COL10_wrap.aspx
▼2010年の規定審議会
http://www.rotary.org/ja/members/policiesandprocedures/councilonlegislation/Pages/ridefault.aspx
▼2010年規定審議会の立法案集
http://www.rotary.org/RIdocuments/ja_pdf/col10_proposed_legislation_ja.pdf
▼2010年規定審議会の審議会議員 (代表議員)名簿
http://www.rotary.org/RIdocuments/ja_pdf/col10_representatives_ja.pdf
▼2010年規定審議会の投票結果速報(英文)
http://www.rotary.org/ja/Members/PoliciesAndProcedures/CouncilOnLegislation/Pages/colvoting.aspx
▼以下は刀根荘兵衛氏(敦賀RC)からのメールを参照して、追記、編集しました。
■2650地区から提案した立法案(5件)の採否
●10-15 京都東RC提案 否決(賛成182:反対324)
クラブ自治権を規定する件
●10-28 桜井RC提案 取り下げ
出席記録の算出に関する規定
(反対の案が先にと可決となったため、取り下げのもよう)
●10-56 敦賀RC提案
可決(賛成437:反対77)
会員身分の終結に関する規定(標準RC提案を改訂第12条5節
(a)項)
四つのテスト⇒ロータリー・クラブ会員として持つべき高い倫理
基準とする。
●10-181 敦賀RC提案 他の同じ趣旨の提案とまとめて可決
奉仕理念を定義する(決議23-34関連)
(第1項の奉仕の哲学の明確な定義として残す)
日本から同じ趣旨の提案が3つ出されていたため、
180,181,182をまとめて
決議182を日本側から提案その結果、
見事に賛成444.反対66で可決。
●10-204 敦賀RC提案 2640地区と共同 否決
1970以前の決議案の改正に関する件
2640地区の代表議員である中村PDGが熱弁をふるって
戴いた模様ですが、残念ながら否決されました。
▼立法案の採択結果
291の立法案の提案があったが、そのうち、修正を含め採択されたものは66ありました。そのうち直接、クラブ・会員に関係するものを下記に示す。
ただ、採択一覧及び本文は是非お読みください。
http://www6.ocn.ne.jp/~yttotary/
「What's News」よりリンクしております。
■主な、採択案は・・・
1.(10-01)クラブに研修・リーダーシップ委員会の設置を推奨
2.(10-06)1地区にEクラブを2つまで指定できる。
3.(10-11)直前会長がクラブの役員ならびに理事会のメンバーとなる。
4.(10-23)出席免除の会員の年齢が65歳以上の条件が加わる。(年齢とロータリー歴年数の合計は85年以上で変わらず)下記は、削除されて採択された。
ただし、出席免除を受けた会員は役員または理事となる資格を持たない。
5.(10-27)当該会員が例会に出席した時、その出席はクラブの出席率の算出に使う会員数と出席者数に含まれる。
6.(10-52)移籍ロータリアンおよび元ロータリアンに関する在籍等は元所属クラブ理事会の在籍証明が必要
7.(10-56)会員身分の終結に、会員として持つべき高い倫理基準を追加。
8.(10-69)RIとロータリー財団の人道的プログラムに地雷救済活動を含む。
9.(10-87)新世代を含めて五大奉仕部門とする。(標準RC定款第5条“四大奉仕”が“五大奉仕”に)
10.(10-94)アーリーアクト・クラブ(Early act clubs:小学生対象)の承認
11.(10-127)人頭分担金が増額。半期人頭分担金 2010〜11年度 米貨25、2011〜12年度 米貨26、2012〜13年度 米貨27、2013〜14年度 米貨28
12.(10-140)RI理事指名のための委員数を34名から17名に減らす。
13.(10-165)第2標語を「One profits most who serves best」に変更。
14.(10-167)1地区のクラブ数が33、あるいは会員数が1200名未満の地区は地区の境界の廃止あるいは変更。(ただし2012まで凍結)。
15. (10-182)決議23−34の第一項を奉仕哲学の定義として使用する。
16. (10-183)ロータリアンがインターネットを通じて機関雑誌を受け取ることができる。
17. (10-203)立法案の提案者は趣旨および効果に関する声明文を300語以内で提出。
18. (10-205)審議会決定の一時保留に関する規定をクラブの有効投票の少なくとも5%とする。
19. (10-208)ロータリアンは代表議員として規定審議会に3回を超えて出席できない。
ただし、RI理事会に対するプログラムに関する決議案は除いております。
以上、ご報告いたします。
杉田博(記)

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