ロータリーで大事なことが3点ある
第1 奉仕活動を行うに当たって、各クラブが絶対的な自主権をもっている。
特定の奉仕活動を命令したり、禁止したりすることは絶対にしてはならないという原則です。RI、地区、クラブは決して上下関係ではなく各クラブの活動を決めるのは、あくまでもクラブの自主的判断によるものです。
決議23-34に明記され、この決議が出された背景は1920年頃から身体障害者支援についてロータリー全体として取り組むべしという考えと各クラブはそれぞれ独立の存在で完全自治権をもっている考え方が対立し、ロータリーがあわや分裂の危機に陥った。分裂回避のために出された文書である。社会奉仕に対する論点ではない是非目を通して下さい。
第2 「寛容の精神」個々のロータリアンが、ロータリーに関して見出す価値や歓びは人によって様々です。また人の考え方はその気質や遺伝、環境、経験等幾多の要因で形成される。人によって価値観の相違がある、ロータリーとして一つにまとまる、それは寛容の精神=「相手の善意を信ずる心」だと思う。寛容の精神こそロータリーが目指す「友愛と親睦」の固い基盤をなす。
第3 Object of Rotary(ロータリーの綱領)を熟読、玩味(がんみ)して欲しい。
「職業の基礎に奉仕の理想をおく」とは、「自分の職業の倫理性を高めそれを通じて広く世の中に貢献する」ということだと思います。
ロータリーの心と原点(第2700地区2005-06年のガバナー廣畑富雄著)
RID2700佃亮二PGが2005-06年度向けの地区協議会の講演より抜粋

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