2011/1/10
日本児童文学 2011/1-2 読書感想

「日本児童文学」の最新号が届く。
北村夕香さんの「遺作『尼十勇士伝――赤い疾風篇』を読む」に
同感する。この作品には、コミック的なエンタメ要素もあって、
それ自体とても魅力的だが、後藤文学の本領ではなかろう。
今後、テーマが深まっていくであろうと予測すれば、北村さんの
もどかしさがよくわかるのだ。

2010/12/3
児童文芸12・1 読書感想


「児童文芸」12・1号が届く。
がまりんさんこと、季巳明代さんの新作が掲載されている。
童話に浪花節を取り入れようとした着目が素晴らしい。ぜひとも
この新たなジャンルを切り開いていってほしいと思う。

2010/11/16
「和菓子屋さんで修業中」著・加藤純子 読書感想
ある目的をもって老舗和菓子店へ弟子入りする少年の話です。
全体から漂よってくる、しっとり落ち着いた品の良さが素敵です。
これは、著者自身の魅力が投影されているのでしょう。
とてもセンシティティブな一冊でした。
巻末にはお話の中で出てくる和菓子のレシピもあります。
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全体から漂よってくる、しっとり落ち着いた品の良さが素敵です。
これは、著者自身の魅力が投影されているのでしょう。
とてもセンシティティブな一冊でした。
巻末にはお話の中で出てくる和菓子のレシピもあります。

